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ポセイドン・アドベンチャー 2018年10月25日、CSにて。 1972年度作品 監督:ロナルド・ニーム 脚本:スターリング・シリファント、ウェンデル・メイズ 出演:ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、キャロル・リンレー、シェリー・ウィンタース、パメラ・スー・マーティン、ステラ・スティーヴンス、ロディ・マクドウォール 大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑む。転覆時のスペクタクルはもちろん、オールスター・キャストによる人間ドラマも見応え充分で、アメリカン・ニュー・シネマ全盛の公開当時、ハリウッド・エンタテインメントの真髄を見せた。70年代半ばに起きたパニック映画(ディザスター・ムービー)ブームの先駆けでもある。<allcinema> ようやく観ました。 同じようなパニック映画「タワーリング・インフェルノ」とはちょっと趣きが違う。 ネタバレあります。 この映画には、悪役はいない。 ただ津波が近づいているのに、船長がアナウンスしなかったことがまずい。 何が準備できるかと言われたら困るけど、転覆する可能性があるなら、できるだけ船の底近くにいた方がいいというアナウンスぐらいはできたはず。 この映画、どう選択するか、その結果で、生死をわける。 考えれば、怖い話。 自分の力で助かるように、努力するしかない。 前を向くしかない。 逆さになる船。 上から人が落ちてくる。 上に行けば命が助かる。 単純な話だけど、果たしてそんなことができるのか。 水が溢れてくる恐怖、単純に怖い。 逃げようとする人たちの個性がいい。 革新的な牧師(ジーン・ハックマン)、行動することが大事だと考える。 反発しながらも牧師の言うことを信じる妻を愛する元刑事の男(アーネスト・ボーグナイン)。 優しい独身男(レッド・バトンズ)は、お兄さんを亡くした女性(キャロル・リンレー)を慰め勇気づける。 登れない歩けないという太っちょの女性(シェリー・ウィンタース)、でも昔は潜水の選手で、大事なところで役に立ちたいと牧師を助ける。 助けた後、心臓発作で亡くなる。 このシーンは感動ものです。 そして、水で潜る前だから、夫には知らせるなという牧師。 動揺させないために、一人でも助けるためのリーダーのことばだと思う。 よくある一人悪者がいてみんなの邪魔をするということはなく、みんなで助け合うんです。 だから、この映画は素敵なんです。 リーダーシップの映画でもあります。 一歩間違えば助からない。 最初に書いたけど、選択ミスは致命的。 反目することはあっても、結局どう信じるか、信じないか。 勇気、信頼、前に進む勇気を持て。 2時間弱の尺でまとめたパニック映画、いや〜、よかったです。
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