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ミルドレッド・ピアース
2018年11月2日、BSにて。
1945年度作品
監督:マイケル・カーティス
脚本:ロナルド・マクドゥガル
出演:ジョーン・クロフォード、アン・ブライス、ジャック・カーソン
ある夜、地元の名士が殺される事件が起こり、彼の妻ミルドレッド・ピアースの元夫・バートが逮捕される。やがてバートの所持品が凶器として見つかり、アリバイのない彼の有罪を誰もが信じた。しかし、ミルドレッドだけは彼が犯人ではないと主張し、事件の真相を語り始める…。監督は『カサブランカ』のマイケル・カーティス。ミルドレッドを演じたジョーン・クロフォードがアカデミー主演女優賞に輝く。(amazon解説)
ミステリータッチのお話。
流れの中で見えてくるのは、母と娘のドラマ。
特に母親が娘を大事に思えば思うほど、長女は母親から離れようとする。
甘やかして育ててしまった。
次女を病気で亡くしたから余計に、長女に思い入れしてしまう。
長女は、幼いころから、我儘で、金持ちに憧れ、買ってもらった服が安物だと嘆き、母親のウエイトレスの仕事を軽蔑していた。
だから、母親は、お金を与え、長女のいうことをすべて聞いた。
母親の間違った愛情表現が、娘をダメにした。
でも、愛情はお金では買えなかったんです。
母親と2度目に結婚した男を好きになり、母親が離婚して、隠れてその男と関係を持っていた。
結婚をせがみ、相手にされないショックで、つい、とんでもないことをしてしまった。。。
夫の浮気で離婚して、一人で頑張って子供を育て、その苦労を次女は、まったくわからず、反って、嫌気の連続。
どうみても、長女はイヤなヤツなんです。
母と娘の確執を、丁寧に描いて、なかなかの映画だと思います。
自分の育て方とはいえ、母親が哀れ。
最後まで、母と娘には確執があり、すれ違いの人生。
事業家として母親は成功したが、家族関係はうまくいかなかった。
すべてにうまくはいかないものです。
これが、日本未公開とは、もったいない話です。
ジョーン・クロフォードは、娘から罵倒されても我慢の役柄。
最近観た「何がジェーンに起ったか?」も、虐げられて我慢の役柄だった。
「何がジェーンに起ったか?」では、ベティ・デイヴィスとかなり仲が悪かったとか。
その後ロバート・アルドリッチ監督ともやり合ったとか。
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