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セント・オブ・ウーマン/夢の香り 2018年11月4日、BSにて。 1993年度作品 監督:マーティン・ブレスト 脚本:ボー・ゴールドマン 出演:アル・パチーノ、クリス・オドネル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ガブリエル・アンウォー 気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人と、心優しいエリート寄宿学校の苦学生との年齢差を越えた友情を描き出した感動作。A・パチーノの熱演(彼のまったく動かない“瞳”の演技に注目!)やC・オドネルのさわやかな演技は言うに及ばないが、「ミッドナイト・ラン」で男同士の奇妙な友情を軽快に見せてくれたM・ブレスト監督が、今度は打って変わってじっくりと人間愛を描き、コミカルなアクション映画が得意と思われていた監督の奥の深さを認識できる点も記憶しておきたい。尚、A・パチーノは七度目のノミネートにして遂にアカデミー主演賞受賞! G・アンウォーとタンゴを踊るシーンは絶品!(ゴールデン・グローブ賞でも作品賞、脚本賞、主演男優賞を受賞している)<allcinema> 王道の映画ですかね。 酒に酔っぱらって手榴弾が爆破して盲目になった世捨て人の元陸軍中佐である退役軍人と、アルバイトで彼に一日お供することになった貧乏大学生のニューヨークを旅するロードムービー。 何せ、退役軍人役のアル・パチーノが凄い。 声高に強圧的で強引で、どんな香水も嗅ぎ分ける女好き。 こんな男だから親戚からは厄介者扱い。 だから世間を避けてアルコールに浸り、潜んで生活している。 前半は、彼の嫌われぶりを説明することに。 ニューヨークで、最高の娼婦を抱き、そして最後は〇〇するつもり。 俺なんて生きていく価値なんてない。 同時に、大学生の悩みの相談相手になる退役軍人。 最初は、退役軍人のとんでもない行動にアルバイトを辞めてしまおうと思っていたが、次第に退役軍人が気になりだす。 まあ、ある程度予想されたお話なんですが、前にも書いたけど、やっぱり、アル・パチーノに引きずられて観てしまう。 女を抱いて、もうやりたいこともなくなった絶望感。 ラスト前は、大学生のために、退役軍人最高の演説。 大学生のためなんだけど、実は自分のための演説。 社会との関わりを見出すために、自分の存在価値を示した。 家に帰って、今まで疎遠だった姪の子供と仲直りしようと言い出す。 ちょっと出来すぎ感はあるものの、主人公が前を向き歩き出したことを見せたかったのでしょう。 ストレートで、素直ないい映画でした。 アル・パチーノは艶っぽいな。 女性の香水を当てる、さらにどこに住んでいるかもわかる凄腕が似合う。 自分が一番よかったのが、美女と踊るタンゴのシーン。
極上の至福の瞬間。 不思議に、何か今までの人生が、すべてよかったと思えてしまうのです。 幸せは一瞬の時間だな。 |

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