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セーラー服と機関銃 2018年11月6日、CSにて。 1981年度作品 監督:相米慎二 脚本:田中陽造 出演:薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦、風祭ゆき、大門正明、林家しん平、酒井敏也、柳沢慎吾、柄本明、佐藤允、北村和夫、藤原釜足、三國連太郎、 え、私がやくざの組長ですって! 父親を亡くしたばかりの女子高校生、星泉の通学している高校の校門に、 黒背広の男たちが並んだ。「お迎えに参りました!」 連れて行かれたのは、寂れたビルの一室、「目高組」という つぶれかけたヤクザの組の事務所だった。 泉の父親が目高組の血縁だったのだが、事故死してしまったため、 泉が目高組の組長を襲名するはめになってしまったのだ。 セーラー服を着た17歳の女組長が奇想天外、意表をつくパニックの数々を巻起こす。(BS11解説) 今更なんですが、初めて観ました。 ちょっとした感想です。 有名な「カ、イ、カ、ン」ですね。 相米慎二監督の作り方が「変」で、どうみても荒唐無稽なお話で、でもどこかリアルなドキュメントみたいな感じがあって、不思議にちょっと面白いんです。 何なのかな、うまく説明できないな。 相米慎二監督は映像作家だな。 どこか醒めている目線だけど、情に流されているように見える。 破綻しかけていそうで、また元の普通に戻る。 その微妙に行き交うというか、漂うあたりが面白い。 ヤクザの組長が女子高校生。 いっちょ前に、相手の組長とやり合う。 クレーンでつるされたり、スケベな組長に誘惑されたり。 それでも、挫けない。 組を守るために頑張るんです。 若い組員が、母親の匂いがすると言って、抱き着いてきたり。 女子高校生でも母性を感じさせる組長。 色んなシーンに予想外のドキドキ感がある。 銃撃戦は、鈴木清順ばりの映画フィルムを映している真っ最中。 そして、例のカイカン。 何故そんなに有名になったのか、自分には正直よくわからない。 女子高生がマシンガンをぶっ放すという設定だからでしょうかね。 今の時代ならなんでもありだけど、まだ、うぶな時代だったんだね。 商業映画でありながら、相米慎二監督の個性がふんだんに見える映画でした。 ラスト前、突然の亡くなり方が、ちょっと悲しい。 そして、町の群衆の中の薬師丸ひろ子。 |

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