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カリフォルニア・ドールズ 2018年9月23日、CSにて。 1981年度作品 監督:ロバート・アルドリッチ 脚本:メル・フローマン 出演:ピーター・フォーク、ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン、バート・ヤング 「攻撃」(1956)、「何がジェーンに起こったか?」(62)、「合衆国最後の日」(77)などで知られる名匠ロバート・アルドリッチの遺作。タッグチーム「カリフォルニア・ドールズ」を組み、わずかなファイトマネーを求めてあてなき旅を続ける2人の女子プロレスラーと、そんな2人を導く1人の老マネージャーの旅路を描いたドラマ。マネージャー役は名優ピーター・フォーク。2012年、ニュープリント版でリバイバル。82年日本初公開時の邦題は「カリフォルニア・ドールス」。(映画com解説) ロバート・アルドリッチ監督の遺作です。 最後まで、痛快な映画を撮った人だなと、ファンだったので、感慨ひとしおです。 売れない、どさ回りの女子プロレスラー(ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン)とそのマネージャー(ピーター・フォーク)の二人三脚のサクセスストーリー。 イヤな興行師(バート・ヤング)にピンハネされて、怒ったマネージャーが興行師の車をバットで粉々に叩き割る。 その後、大事なところで、そのイヤな興行師が登場するのです。 この映画、どこか最後まで、反抗する姿が心地よいのです。 「ロンゲストヤード」でも、そうだったけど、その後自分には不利な割に合わないと思っても、やっぱりやっちゃう、その覚悟した心意気が、深い痛快さで余韻が残るのです。 それは、自分が観てきたアルドリッチの映画すべてに通じるのですが。 お金のために二人は無理やり泥レスをさせられたり、わずかなファイトマネーでも、めげずに頑張った。 いかさま賭博で金を巻き上げ、追ってくることを察知して、隠れてバットでぶん殴り、さらに金まで巻き上げるあたり、マネージャー(ピーター・フォーク)も苦労人、只者ではない。 こういう綺麗ごとではない、人間がちゃんと描かれているのが、素晴らしい。 そして、ようやく掴んだ大都会での北アメリカ決勝戦。 反則行為を取らない審判を相手のイヤな興行師が抱き込んでいたのだ。 明かに不公平な審判に、観客は大ブーイング。 観客を味方につけて、最後は、審判もぶん殴るカリフォルニア・ドールズ。 フラフラになりながらの審判は、ようやくワンツースリー。 やった! ようやく念願の勝利を手にしたのだ。 とても、気持ちのいいハッピイエンドでした。 ピーター・フォークが、いい味出してましたよ。 やっぱり、ロバート・アルドリッチはいいね。
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