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犯罪河岸 2019年1月7日、シネ・ヌーヴォにて。 1949年度作品 監督:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー 脚本:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー、ジャン・フェリー 出演:シュジー・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナン、ルイ・ジューヴェ 戦後まもない46年のパリ。音楽出版社を訪れた町の歌手たちは、夫モーリスのピアノ伴奏で唄うジェニーの声量とフィーリングに驚く。彼女はたちまちスターとなり、旧友の写真師ドラは雑誌用のポートレイトを撮る。そこへ、映画会社も持つ財閥総帥ブリニョンが趣味の写真を彼女に撮らせにモデルを連れてやってくる。映画界とのコネができたと喜ぶジェニーに、彼は危険人物だとドラは忠告し、彼の事務所に向かったジェニーをモーリスが奪還しに行く騒ぎ。ところが、また夫のいないスキに、ブリニョンの自宅に出かけるジェニー。住所を書いたメモを見つけ、モーリスが乗り込むとブリニョンは死んでいた。その頃ジェニーはドラに経緯をすべて告白していた。犯されかけ夢中で酒瓶で撲った、と……。それ言わんことかとドラは、証拠隠滅にブリニョン宅を訪れる。そして、モーリスのためにも嘘をつき抜くことをジェニーに誓わせるのだったが、そのため夫が窮地に追い込まれることに……。 以降、“刑事コロンボ”のように現れるL・ジューヴェの刑事アントワーヌが、いかに観客に既に分かっている事実を精密に解き明かしていくかが興味の対象になるが、最後にちょっとしたドンデン返しがあって真犯人が明らかになる仕掛けも、複線の張り方が意外で充分に楽しめる。しかし、ミステリーと呼ぶより、ひねりの効いた世話物という感じで、何とも人間的なジューヴェ(植民地で兵隊だったという設定で混血の息子と二人暮らしだ)を始め、モーリスに秘かに恋するドラの女心にも、夫婦の痴話喧嘩の凄まじくも愛らしい感じにも大変魅了される。それにもうクルーゾーの語り口のうまさゆえ、と言う他なく、彼がベネチア映画祭で監督賞を受けたのも頷かされる。原作はS・A・ステーマンの『正当防衛』。<allcinema> ノワール映画の特集なので、それを期待して観たんですが、ちょっと趣きの違う内容でした。 ほんのちょっとした感想です。 犯罪映画には間違いないのですが、結婚している妻が犯人じゃないか、好きな人が犯人じゃないかと、それぞれが思いやり、殺人現場に赴くのです。 庇い合うため余計に話がややこしくなるのです 一種の巻き込まれ型の犯人捜しドラマかな。 女優志願の女が軽はずみに映画界のプロデューサーに会いにでかけ、殺人を犯したと思い込んだ。 夫は妻が出かけたのでその後を追って現場にいく。 妻の友人は現場に行って証拠を隠す。 妻の友人は、妻の旦那が密かに好きなんです。 まあ一種の三角関係だけど、嫌な感じがしない。 そんな入り乱れのお話に、刑事が登場。 この刑事がまた変わっている。 外人部隊の兵隊だった時に、黒人の子供を養子にしていたり。 刑事コロンボのように、コートを着て、ダミ声で3人にしつこく付きまとう。 内容より、この刑事が気になってしかたなかった。 どういう人生を送ってきたのだろうかと。 話は二転三転して、最後はそれぞれの愛情を確かめあうハッピイエンド。 最後は、下町人情ドラマ風。 気になったのは、妻は殺人を起こしたのに、あまり動揺していないこと。 この映画に緊張感がないのは、そのせいかも知れない。 何で河岸なんだろう。
犯罪がいっぱいということ? よく分かりません。 |

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