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川瀬巴水

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2017.6.23
国立東京国立博物館本館にて。

大正時代に活躍した浮世絵師のようです。

抒情性、郷愁、庶民性。

特に構図が好きなんです。

色彩が美しい。

「東京十二題」より 「五月雨ふる山王」が一番好きです。
赤子を背負う少女?、その脇にたむろする犬。
覆いかぶる緑の若葉がまぶしい。
何ともいえない構図です。

「雪に暮るゝ寺嶌村」、「春のあたご山」、「大根がし」「芝増上寺」(今回の展示にはなし)もいいですね。


ウィキペディアより・・・

川瀬 巴水(かわせ はすい、1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年)11月7日)は、日本の大正・昭和期の浮世絵師、版画家。本名は川瀬 文治郎(かわせ ぶんじろう)。

衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく吉田博らとともに新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られる。近代風景版画の第一人者であり、日本各地を旅行し旅先で写生した絵を原画とした版画作品を数多く発表、日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれる。アメリカの鑑定家ロバート・ミューラー[1]の紹介によって欧米で広く知られ、国内よりもむしろ海外での評価が高く、浮世絵師の葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気がある。
2017.4.2
国立新美術館

ほんのちょっとした感想です。

入口から入ったところに、いきなりとんでもないほどの四角い絵が壁にへばりついている。

「わが永遠の魂」の連作らしい。

極彩色の抽象画、

細胞のようにも見えるものも、

いくつもの目が描かれているものもあるし、

水玉もように見えるものも、

内容はよくわからないけど、

ただただ圧倒される。

生命のエネルギーみたいに、

凄くパワーですよ、元気が出てきます。

バキバキ、背が伸びて、両手を広げたい感じ。

こういう絵は、いいですね、好きですね。

元気がない時は、是非この絵を見るといいと思いますよ。

写真を張り付けすることができないのが残念です。

菱田春草展★

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2014.10.24

菱田春草には、びっくりしました。
すごい人ですね。
久々に、ゾクゾクしましたね。
東京は、11月3日まで展示しているので、是非とも足を運んでほしいです。

ホームページはこちら
菱田春草展


菱田春草って、ほとんど知らなかったです。
1874年(明治7年)生まれ。
美術学校の横山大観とは1年後輩のようで、横山大観(1868年〜1958)が89歳まで生きたが、菱田春草は病気のため36歳で夭折。

若い頃の描き方は、朦朧体と呼ばれ、まったく評価されなかった。
今観ると、まるで印象派のようで、構図の大胆さや淡い色合いが重なりあって、面白いですよ。
若い時の作品では、「秋景(渓山紅葉)」、「菱田春草・横山大観<秋草>」が好きです。

そして、一番好きなのは、「落葉」。

とても穏やかなようで、それでいて霧に包まれてどこかミステリアスな雰囲気も醸し出す。
家から林を眺めている安心感と、全く逆に林にまぎれ込んで自分を失っている、二つの対極に位置している印象が、すごく面白いのです。
テーマが落葉でありながら、それに重きを置いていなくて、木の陰影とか、枯れ木とか、全体のバランスが素晴らしい。
椅子に座って、10分ほど眺めてしまいました。

そして、後期の作品。
「黒き猫」は有名です。
大胆な構図です。
地面がなく、枝ぶりだけで、細かい個所をすべて省略しています。

それに、黒い猫とかカラスとか、黒に拘っているようです。
勝手な推測ですが、死に怯えていたのかもしれませんね。
無意識のうちに、黒という色を選んでいたのかも。

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ターナー展

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2013.12.1
2か月近く経ってしまって、今さらですが。
「007スカイフォール」の中で、主人公が待ち合わせした場所が、ターナーの「解体されるため最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦「テメレール」号」(一枚目の写真)の前だった。
いいなと思って気になっていました。
そうしたら、上野でターナー展があるというので、行ってみたのです。

残念ながら「テメレール」号は展示されていなかったです。
それでも、後期1842年「平和 −海への埋葬 ---」(2枚目の写真)がよかったです。
友人の死が悼んで描いたらしい。
光と影、それともぼやけた感じが好きですね。
どこか「テメレール」号と似ている。
「テメレール」号が1838年ですから、同じ後期の作品。

画家の一連の作品を見ていると、素人目にも分かることがある。
色の使い方に特徴がある。
青とベージュ(クリームイエローと言うらしい)の色を使うのが好きなようだ。
どこまでが海か、どこからが陸かわからないような色の塗り方。
面白いですね。

でも歳をとる晩年の作品は、もう色を塗っただけの、形がない絵ばかり。
芸術家の突き詰めた先の結果なのか、ただ単にモウロクしただけなんでしょうか。

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フェルメールからのラブレター展
2012.3.2 渋谷bunkamuraザ・ミュージアムにて。

光と影が素晴らしいです。
光は強くなく、影は淡い。
柔らかいです。

初めてフェルメールを見ましたが、とてもよかったです。
「手紙を書く女」、「手紙を読む青衣の女」、「手紙を書く女と召使い」。

「手紙を読む青衣の女」
今回修復されたようで、青が、写真よりももっと色鮮やかです。
青色が効いていますね。
影が二つできています。光が2か所あるんでしょうね。
解説によると、背景にある「地図」は、恋人が遠くにいることを現わしているようです。
腕を引きよせているので、遠くにいる恋人からの手紙を、気持ちを込めて読んでいる様子が窺がえます。
面白いですね。
今まで絵画は、観た時の自分の印象、直感みたいなもので判断していましたが、絵画には「物語」があるんですね。
今さらながら、なるほどって、思いました。素人発言です。

「手紙を書く女と召使い」
これも今回修復されたようですが、「手紙を読む青衣の女」よりも輪郭がはっきりしすぎている気がします。
解説によると、絵画は「モーセの発見」で旧約聖書の一場面であり「対立の和解」も意味しているらしい。
床に落ちている手紙と蝋封(封印する時の蝋)がある。
召使いが、よそ見をしている様子から、もしかしたら、女性は一生懸命だけど、この恋は成就できないのではと思わせる。
楽しいです。

その他にも17世紀のオランダの絵画が展示されていました。
上品な印象のあるフェルメール3点とは異なり、風俗絵画が面白い。
犬は忠誠、楽器は愛の象徴とのこと。
確かに、犬と楽器はよく出てきました。

「牡蠣を食べる」ヤーコプ・オホテルフェルト
男性が女性に牡蠣を食べさせようとしている図ですが、牡蠣は性欲を表わしているようで、空のワイングラスが嫌らしい。大人の絵画ですね。

「眠る兵士とワインを飲む女」
眠ってしまった男性の隣で、女性が不貞腐れてワインを飲んでいる。手にはワインボトル(男性器の象徴)を持っている。
パイプも男性器の象徴らしいですよ。

「老人が歌えば若者は笛を吹く」ヤン・ステーン
いかにも賑やかで楽しそうな家族の風景。
写真にはないですが、「女と召使い」「宿屋の室内」は、淡い光が美しい。

色々と当時のオランダ人の様子や物語が垣間見えて、面白かったですよ。
是非お薦めです、と言いたいところなんですが、すいません、3月14日で展示会は終わっているようです。

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