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美術?

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2011.7.3

少し前のことです。

銀座シネパトスで原節子の特集の映画を観て、フィルムセンターで森一生監督の映画を観るまでに

ちょっと時間があった。

丸善日本橋店で「藤城清治版画展」を見ようかと。

実は、その前の「藤城清治 自宅スタジオ展」を観たかったのですが、タイミングが合わず、

ザンネンだと思っていたのでした。


たまたま着いた時に、エレベーターに乗ろうとする白のスーツを着たお爺さんがいた。

藤城清治さんだったと思います。

ラッキーでした。

77歳、しっかりした足取りで去って行かれました。



大作「生命賛歌」はすごい。画像はありませんが。

ほかの絵もいいです。


太田光の「マボロシの鳥」の小説に触発されて、絵本「マボロシの鳥」を作った。

買おうか、どうしようか、今、悩んでいます。

追伸
藤城清治さんの年齢は77歳ではなく、87歳でした。失礼しました。

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2011.5.4
没後150年 歌川国芳展

歌川国芳(寛政9[1797]−文久1[1861])は、画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広汎な魅力を持つ作品を多数生み出した絵師です。その作品は、浮世絵ファンのみならず、現代のデザイン関係者や若い世代の人々にも大いに注目されています。国芳の魅力は、なんと言っても、その画想の自由さ、豊かさ、限りなく広がるイマジネーションの世界にあります。物語の夢と冒険とロマンの世界を具現化する手腕においては、国芳は他に並ぶ者のいない卓越した才能を示し、まさに、江戸のグラフィックデザイナーとも称すことができます。(ホームページより)


大阪市立美術館で見てから、2カ月近くも過ぎてしまいました。
ずぼらな性格ですいませ〜ん。

前期後期と分かれていて、前期を見ました。
大阪は6月5日に終了、静岡は7月9日から、東京は12月17日からスタートするようです。
400点もの作品が展示される見応え十分な催しです。

幕末の奇才浮世絵師。
このことばが、歌川国芳にぴったりです。
劇画調の筋肉隆々の武者絵、大胆な骸骨の構図、迫力あるクジラ退治。
かと思えば人間の体を使ったアート。
発想がユニークで面白いです。

一番驚いた作品が「荷宝蔵壁のむだ書き」。(3枚目の写真)
忠義忠節、綱紀粛正の天保の改革で、役者絵が禁止されました。
そこで、考えたのがこの落書きです。
武者絵ではない、単なる落書きだと。
ついクスっと笑ってしまいます。
粋というか、反発とユーモア精神溢れる心意気がいいですね〜。

反骨絵師と呼びたいですね〜。

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ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代 - 清長、歌麿、写楽

2011.4.16、山種美術館。

2週間ほど前に観ました。
4/17が最終日だったので、ぎりぎりセーフ。
美術館は、最終日近くと午後は混むという伝説はやはり本当だった。
すごく混んでいました。

面白い組み合わせです。
清長と歌麿は美人画で、そのあと登場する写楽を見ると異質な感じがして笑ってしまった。

清長はいいなあと思っていたけど、歌麿を見ると、その繊細なタッチと艶っぽさと大きく描いた美人画に、歌麿はやっぱりいいなと移り気に。
そのあと見た写楽の絵は、まるでコメディ。
大胆な構図にどう見ても美人画には見えない女形の図柄に、ぷっと笑ってしまった。
歌麿の優雅な美人画のあとだから、余計にデフォルメされた写楽が面白い。

清長・・・艶やか、豪華、美人、今でいうグラビア写真
歌麿・・・背景の細やかさ、顔が大きい、バランスのいい構図、アップの美しさ、指のしなやかさ
写楽・・・マンガチック、やはり構図の大胆さは一級品、東洲斎写楽のサインの文字が斜めになっているのに気になった

ボストン美術館ならではの、保存状態が良くて、色が鮮やかに残っています。
その他、鳥文斎栄之、鳥高斎栄昌、豊国がよかったです。

噂によると震災の影響で海外から絵画の貸出の断りで出ているようです。
地震の可能性が高いため、絵画に保険が掛けられないとか、オリジナルに傷がつく不安とか。
こんなところでも、地震の影響が出ているのですね。

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モネとジヴェルニーの画家たち

2011.1.8
Bunkamuraザ・ミュージアムにて。

印象派の巨匠クロード・モネが晩年に移り住みアトリエを構えたジヴェルニーは、パリから西に約80キロほどのセーヌ川の右岸にある風光明媚な小さな村。モネの噂を聞きつけて1880年代半ばにやってきたアメリカ人画家たちの滞在をきっかけに、芸術家のコロニーが形成されました。村は賑わいを見せ、ピークを過ぎる1915年までには通算300人以上の画家が長期滞在しました。(Bunkamuraザ・ミュージアムより)

去年、モネの絵をじっくり観てから好きになりました。
やっぱり、美しい。
光の魔術師と呼ばれている所以が理解できます。

今回、一番惹かれたのが、「積みわら(日没)」。
積んである藁に背後から夕陽が照らし、その淡い光がなんとも言えず美しく、柔らかいのです。
藁がかすかに夕陽で赤く透き通り、幻想的で、まるで夢のような居心地です。
どうしても、写真では本物の色合いは出ていないのが残念です。
実際はこんなもんではないですからね。絶対驚きますよ。
何回も展示の絵画に戻っては、観て満足していました。
このままずっと観ていたかったですね〜。

所詮素人ですからね。
自分がいいと思う絵があれば、それでいいかなと思うようになりました。
もう、無理はしないです。人の評価って自分には関係ないですからね。

モネは自分の池に太鼓橋まで作ってしまうぐらいの日本ツウで、浮世絵の収集家だったらしいのです。
だから「睡蓮の池、緑のハーモニー」には太鼓橋が描かれています。

淡いグラデュエーションは、浮世絵に影響されているのかもしれません。
浮世絵が好きな私がモネを好きになるのも、そのせいかも。

「睡蓮、水の光景」
モスグリーン、白、ピンクの色合いと静かな情景が素敵です。

やっぱりいいですよ、モネ。
「ジヴェルニーの画家たち」の説明がまったくなかったですね。
自分の中では、モネの素晴らしさを感じてしまい、モネに似ているとしか思えなかったです。すいません。

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2010.9.20

「借りぐらしのアリエッティ」を観る2カ月前に、種田陽平さんのトークショーを聞く機会があって、種田陽平さんの美術はなかなか面白そうだなと思っていた。

そして最近観た「借りぐらしのアリエッティ」の映画が面白くて、小人の世界に興味を持った。
アニメ映画を実写映画で作ったとしたら、こんな小人の世界を作ることになるという発想。

この展示会はすごい人気で、実は前日朝10時半頃に行ったら、まず当日チケットを買うのにもうすでに長蛇の列、さらに入場するのに40分待ち。
すごいなあ、こらあかんわということで、出直しすることに。
前売券を買い、朝も9時半に到着、少しの待ち時間で入場できた。
「朝起きは三文の徳」とはよく言ったものです。

面白かった♪

入場すると、まず翔が砂糖を置いた例の床下の通風口をまたぐところからスタート。
いいですね〜、何かが始まりそうな予感、そしてこのゾクゾク感。
アリエッティの家のレンガの入り口も、映画と同じ。
アリエッティの部屋、おとうさんの仕事部屋、お風呂場、リビングそして「借り」をするために上に登る滑車も実物大。

ここで本当にアリエッティたちは生活してたんではないかと思ってしまうぐらい、すべてが、リアル。
よく展示会で絵だけ描いてあるようなちゃちなしろものではなく、この展示会のために作った、どうみても手作りとしか思えない、手間暇かかった小道具。
手作りとはいいながら、新しいものではなく昔からそこにあるかのように使い古した感じを出すために手間暇かけた小道具。
映画ではこういうレベルの高い小道具を作るのかと、感動してしまった。

迷路のようになっていて、冒険要素もあり、子供たちも喜びそう。
小人が覗く小窓がある。そこから覗くと人間が座る大きなイス、大きな靴が見える。
でも、部屋のすべては見えない。この欲求不満度の感じもいいですね。
約30分ぐらいでアリエッティたちの世界は終わる。

そして、2部は種田陽平さんが手がけた作品の写真展。
「スワロウテイル」「キルビル1」「フラガール」「怪談」「ヴィヨンの妻」「マジックアワー」、そして「悪人」まである。
家の建築風景のような美術の現場。
いや〜、美術はすごいですね〜。
その映画の世界観がその出来上がった美術作品を見ればよくわかりますから。

素晴らしいです。
こういうものを見ると、ほんと映画は、丁寧で創造性のある「もの作り」であることを実感しますね。

アリエッティがお好きな方、映画好きな方、
10月3日までしかないのですが、よかったら行ってみてください。
楽しいですよ〜。でも、人は多いですから朝早く行ってくださいね♪

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