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ほとんど映画、ちょいと小説、きまぐれに音楽、の感想など気になることを記事にします!

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ファントム・スレッド
2018年10月14日、京都シネマにて。

2017年度作品
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ビッキー・クリープス、レスリー・マンビル

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組み、1950年代のロンドンを舞台に、有名デザイナーと若いウェイトレスとの究極の愛が描かれる。「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リンカーン」で3度のアカデミー主演男優賞を受賞している名優デイ=ルイスが主人公レイノルズ・ウッドコックを演じ、今作をもって俳優業から引退することを表明している。1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。第90回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。(映画com解説)

ちょっとした感想です。

所詮、女性にはとうてい勝てない男のお話なのです。

仕事がすべての男。
自分のペースで生活しているオートクチュールの仕立て屋。
ある女性が好きになり結婚した。

でも、相変わらず、仕事がすべて、没頭できる環境を壊すことに、妻さえ許さない。
もしかしたら、仕立てやの体型が似合う女性に惹かれただけかも。
仕事のパートナーである姉と離れることがない男。

そんな時、妻は、ある企みを実行する。
そして、成功するのです。
妻から離れられない男。
いや、母親を忘れられない証か。
男はみんなマザコンです。

それまで朝食では音を立てることを嫌っていた男が、これ見よがしに妻が音を立ててスープをすすっても許すだけ。
ペースを乱されて、怒り狂っても、混乱させられても、妻には逆らえない。

一体どうしてしまったんだよ。

これも夫婦の形か、これも愛情か。
面白いな〜。

ほとんど音楽が鳴りっぱなし。
面白い映画でしたよ。

ダニエル・デイ=ルイスは、この映画で引退するそうな。
もったいないな。

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アメリカの友人
2018年10月24日、BSにて。

1977年度作品
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース
撮影:ロビー・ミュラー
出演:デニス・ホッパー、ブルーノ・ガンツ、リサ・クロイツァー、ジェラール・ブラン、ニコラス・レイ、サミュエル・フラー、ダニエル・シュミット、ジャン・ユスターシュ

白血病で死を宣告されているドイツの額縁職人ヨナタンを1度限りの殺し屋に仕立てようとアメリカ人の詐欺師が近づく。彼に第2の殺人依頼が舞い込んだと知った詐欺師は、不思議な友情に駆り立てられて助けに向かうが……。パトリシア・ハイスミスの主人公“アメリカの友人”トム・リプリーをデニス・ホッパー、額縁職人をブルーノ・ガンツが演じるほか、レイ、フラー、シュミット、ユスターシュといったベンダースの敬愛する監督たちが特別出演も豪華な1作。(映画com解説)

この映画の感想は難しい、困ってしまうのだ。

ヴェンダースのイメージから、ロードムービーの男と男の友情話だと勝手に思い込んでいた。
こんな映画だとは全く思わなかった。

サスペンスものと考えると、あまりに展開もゆっくりで、間延びしている印象で、緊張感が持続できずに、決してよくできた出来とは思えない。

でもたぶんにヒッチコックとかの過去の監督のような映画を作りたかったんじゃないかと勝手に思うんです。

だから、監督はそれなりに結構楽しんで作っているんじゃないかと推測しちゃいます。

でも、いくらなんでも額縁職人の素人に殺しを依頼することが解せないし、主人公も白血病で治療中とはいえ、見知らぬ男からパリで有名な病院で検査をする予約をしていると言われて、ホイホイついていくための説得力がかなり足りない、不自然なんです。
一番重要なところがボケているんです。
これがコメディなら全然OKなんですが。

それも、人を殺すなんて。

それでも、デニス・ホッパーが自分の名前をトム・リプリーと告げた時に、「太陽がいっぱい」のあのリプリーかとちょっとゾクっとします。
今も生き続け、「ホンモノ」になれない悔しさから、贋作を作らせているんだ。

アメリカとドイツ。
ヨーロッパの寒々とした自然の風景が美しい
反して、人工的な極彩色の派手な色のアメリカ。
デニス・ホッパーは、まるでデビッド・リンチの映画のよう。

友情はないけど、友人にはなれる。

二人の不思議な関係が最後まで続く。

巻き込まれ風はヒッチコック?
デコをぶつけてケガをしたり、拳銃見え見えだし、素人なりの不思議な緊張感はあるんです。

アクション映画にもしたかったんでしょうね。
アメリカ映画とヨーロッパ映画を融合した映画を作りたかったのかな。

すいません、結局自分にはよくわからない映画でした。

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当りや大将
2018年10月26日、シネ・ヌーヴォにて。

1962年度作品
監督:中平康
脚本:新藤兼人
出演:長門裕之、轟夕起子、頭師佳孝、中原早苗、浜村純、山茶花究

舞台は大阪・釜ヶ崎。車に当たっても傷ひとつ負わぬ名人芸で、体をはった商売をしている街の名物男“大将”と、彼をとりまく人々の物語。長門、轟、中原快演!!バイタリティ溢れる住人たちをパワフルに演じのけた俳優陣が実に素晴らしい。(ラピュタ阿佐ヶ谷より)

車にわざと当たって慰謝料を巻き上げる、当りや商売。
幼い頃に、そんな話を聞いたことがある。

いくら当たってもケガさえしない神技の持ち主「大将」(長門裕之)。
片手間に子供にガラスを割らさせて、その後ガラス屋で〜すと調子のいい商売をしている。騙し取った金は、公園で博打にあっという間に消えて、不貞腐れて寝る。
そんな毎日、そんなヤクザな男のお話。

ホルモン屋のおばはん(轟夕起子)が、騙されて妊娠させられて産んだ息子を大学にやるために、騙された男への復讐のために、コツコツと小銭を稼いで貯めたお金。

何の呵責もなく、おばはんにうまいことを言って、18万円の金を騙して、女(中原早苗)と豪遊した。
あぶく銭ならまだしも、これはやったらあかんやろ。
警察の刑事(浜村純)は、この町のヤツはいいヤツなんだけど、どこかみんな道徳心が欠けていると。
まさに、大将にピッタリ。

おばはんは、ショックのあまり、酒をあおり車に引かれてしまった。
この辺りで、ようやく大昔TVで観たことを思い出した。
内容が子供心に刺激的だったんだろうと思う。
今観ても、心に残る。

大将は、それから改心して、公園にブランコを作る。
壊されても、またブランコを作る。
壊されない鉄のブランコを作るお金を作るために、「当り屋」をするが、失敗して亡くなる。

何ともやるせないお話。
それまで1回も失敗したことのない男が、真面目になった男が当り屋をした瞬間に最後に死んでしまう。
許さなかったんだな。

テンポの良さは中平康でも、この映画は、脚本家新藤兼人の世界が色濃く出た映画。

そして、黒澤明監督へのオマージュなのか、「生きる」の変則バージョンでしょうね。

おばはんが何度も一小節だけ歌う「雪の降る街を」が印象的。

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち
2018年10月9日、シネ・リーブル梅田にて。

2017年度作品
監督:ナタウット・プーンピリヤ
脚本:ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、チャーノン・サンティナトーンクン

中国で実際に起こったカンニング事件をモチーフに製作されたタイ映画で、同国で大ヒットを記録したクライムエンタテインメント。天才少女を中心とした高校生チームが世界規模のプロジェクトに挑む姿を描いた。小学校、中学校と優秀な成績を収め、その頭脳を見込まれて進学校に特待奨学生として転入を果たした女子高生リン。テストの最中に友人のグレースをある方法で手助けしたリンの噂を耳にしたグレースの彼氏パットは、試験中にリンが答えを教え、代金をもらうというビジネスを持ちかける。さまざまな高度な手段を駆使し、学生たちは試験を攻略。リンの売り上げも増加していった。そして多くの受験生の期待を背に受けたリンたちは、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」攻略という巨大な舞台に挑むが……。(映画com解説)

評価は高いようですが、自分は期待したほどの面白さは感じませんでした。
かなり辛口感想です。

簡単に言うとカンニングの映画なんです。
アナログですね。

最初のカンニング方法でも、あんな大きな動きだと、すぐバレると思うんです。
それも、だんだんカンニングする人が増えてきて、みんなの成績が上がると、先生がまず不審がると思うんです。
でもまったく気がつかないし、こういう話って誰かから漏れるはずで、そこがまず納得できなかったですね。
この映画に乗れなかった原因です。

次の大きなカンニングも、時間差を利用した計画は昔からある話で、あまり新鮮ではないし。
トイレの件も同じトイレがいつも空いているとは限らない。
特に女子トイレなんて、まったく偶然に期待する程度の話。
計画が甘いですね。

結局お金に執着するのは、タイというお国柄が影響しているのかな。
いや、悪いことをするヤツは、いずれ罰が待っているということの方かな。

主人公は、優秀で自分のやりたい道を描けたはずで、もったいない。
何故そこまでやる必要があったのか、自分には解せない。
人生の選択を誤ってしまった。
後悔先に立たずですね。
それに、好きな男から驚かされて最悪の結末。


エンピツに印刷するアイデアはアナログだけど、結構面白いなと思いましたね。

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セイフヘイブン
2018年10月20日、CSにて。

2013年度作品
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ダナ・スティーヴンス、ゲイジ・ランスキー 
出演:ジュリアン・ハフ、ジョシュ・デュアメル、コビー・スマルダーズ、デヴィッド・ライオンズ

人気作家ニコラス・スパークスの同名小説を、「親愛なるきみへ」に続いて名匠ラッセ・ハルストレム監督で映画化したミステリー・ラブ・ロマンス。都会から田舎町に流れ着いた若い女性と地元のシングル・ファーザーの恋の行方を、ヒロインが抱える秘密を巡るサスペンスを織り交ぜた巧みな構成でミステリアスかつロマンティックに綴る。主演は「ロック・オブ・エイジズ」のジュリアン・ハフと「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル。
美しい自然に囲まれたノースカロライナ州の港町サウスポート。ボストン発の長距離バスに乗っていた若い女は、この町の風景に心惹かれ、バスを降りる。ケイティと名乗る彼女はやがてウェイトレスの仕事を得ると、森の中のキャビンを借りてひっそりと暮らし始める。最初は他人との接触を極力避けていたケイティ。だが、ひょんなことからシングル・ファーザーのアレックスと打ち解け、愛妻を亡くした悲しみから立ち直れずにいた彼の心を、ケイティとの時間が癒していくのだった。こうして少しずつ愛を育むアレックスとケイティ。ところがある日、ケイティの思いがけない過去がアレックスの知るところとなる。
<allcinema>

ミステリー仕立てのラブロマンス、でしょうか。

実によくできたお話。
監督のストーリーテラーぶりが発揮しています。
伏線もうまいです。

殺人者として指名手配された主人公の女性は、長距離バスで逃げる途中の港町で、降りた。

レストランで働き口を見つけ、ひっそりと暮らす主人公。
子供二人と暮らしている雑貨屋を営む男性は、愛妻を亡くし、打ちひしがれていた。
ふとしたことで男性と知り合い、次第に二人は仲良くなっていく。

子供の描き方が実にうまいんです。

下の女の子は、主人公とすぐに仲良くなる。
どこか母親がいない寂しさなんでしょうね。

上のお兄ちゃんは、母親の面影を忘れられず、主人公と仲良くする父親を醒めた目で見ている。

そんなこんだしている間に、一人の警官が、殺人者の主人公を追って、この町を探し当てたんです。

雑貨屋の男性、警官、殺人者の主人公、の三角関係がラストの壮絶な争いごとに。

主人公が町にやってきた時に出会った女性と親しくなります。
悩みを相談する主人公。
主人公と雑貨屋の男性が恋人関係になると、ラスト前、その女性は、旅の途中なので、そろそろこの町を離れると言って旅立った。

妻は死ぬ前に、雑貨屋の夫に、新しい恋人ができたら、その人に渡してと手紙を残していた。

この伏線が一番好きですね、夫を優しく見守る幽霊の話に、涙が出そうになりました。

傷ついた人を優しく描く監督の目線が感じられて、気持ちのいい素敵なラブロマンスでした。

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