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ほとんど映画、ちょいと小説、きまぐれに音楽、の感想など気になることを記事にします!

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飛べ!フェニックス
2019年1月12日、CSにて。

1965年度作品
監督:ロバート・アルドリッチ
脚本:ルーカス・ヘラー
出演:ジェームズ・スチュワート、リチャード・アッテンボロー、アーネスト・ボーグナイン、ピーター・フィンチ、ハーディ・クリューガー、ジョージ・ケネディ

石油会社の輸送機が砂嵐に遭遇し、砂漠の真っ只中に不時着する。操縦士フランクと航空士ルーは脱出策を練るが、見通しは立たず、犠牲者も相次ぐ。そんな中、航空技師ハインリッヒが壊れた機を新たな単発機に改造し、飛び立つことを提案。生存者たちはフェニックス号と名づけた改造機に全てを託す! 男たちの決死のサバイバルを描くアドベンチャー・ロマン。2004年にリメイク作「フライト・オブ・フェニックス」も製作された。(映画com解説)

大昔TVで見た記憶が微かにある。

改めて、とういうか、初めて見たようなもの。

面白かったですよ。
ロバート・アルドリッチはうまいですね。

むさ苦しい男たちばかりの、汗臭い映画(笑)。

飛行機が故障して、砂漠に不時着。
飛行機を改造して、もう一度飛び立とうと試みる群衆劇。

自分は「大脱走」とか、登場人物がうごめき立って争ったり、協力したりする映画は好きなんです。

登場人物の設定がちゃんとしていて、個性豊かで、飽きさせない。

ネタバレあります。

主人公の機長は、ジェームズ・スチュワートだからリーダーシップを発揮してみんなをまとめるかと思いきや、そうでもない。
歳を取り、時代に乗り残されるんではないかと、若者への反発が強い。
ドイツの航空技師(ハーディ・クリューガー)が飛行機を改造して飛び立とうとする計画をバカにして反発する。
ハーディ・クリューガーもドイツ人らしい?頑固さを持って、周りと協調性がない。

二人が仲たがいするのを何とか取り持つのが、航空士(リチャード・アッテンボロー)。
気苦労が絶えない中間サラリーマンの様相で、気の毒の一言。
リチャード・アッテンボローの辛そうな表情がいいですね〜。
確執は最後まで続くのです。

心を病んでいるアーネスト・ボーグナイン。
砂漠の中を歩いて、可哀そうな最後。

軍人で大尉(ピーター・フィンチ)と軍曹(ロナルド・フレイザー)の上下関係。
軍人としての誇りを持って行動して、部下の軍曹を従わせる。
砂漠の中を歩いて助けを求める計画を立て、軍曹も連れて行こうとする。
軍曹はケガをしたふりをして、残る。

夜中に大尉が命からがら死ぬ最初の不時着の場所までたどり着いた。
が、軍曹は見て見ぬふりをして寝たふりをする。
上官と部下との確執、これも凄い。

全員の顔が干からびていくリアル感。
砂漠の厳しさ。
命の水で揉める。
誰かが、水を盗んでいる。
人より仕事をしているから水を余計に貰うと設計士。

アラブ人に近づいて助けてもらおうと出かけた大尉と医者。
あっけなく殺される残酷な現実。

それでも、残った人たちは協力しあい、なんとか改造飛行機が完成します。

しかし、ラスト前、設計士のとんでもないことばに、機長と航空士は唖然とします。

おもちゃの設計士。。。

果たして、飛行機は無事に飛び立つことができるのでしょうか。

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はなれ瞽女おりん
2018年10月20日、シネ・ヌーヴォにて。

1977年度作品
監督:篠田正浩
脚本:長谷部慶治、篠田正浩
出演:岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子、横山リエ、浜村純、樹木希林

盲目の旅芸人・おりんと脱走兵として警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との秘めた愛の道行きを美しい自然を背景に描く。監督は「桜の森の満開の下」の篠田正浩。大正7年、春。盲目の旅芸人(瞽女)おりんはある日、一人の大男・平太郎と出会った。翌日から、二人は旅をともにする。おりんが飲み屋の客相手に芸を披露しているあいだ、男は客に酒を注ぎ、投げ銭を拾い集めたりした。が、ある時、土地のヤクザに呼び出された男がおりんのもとへ戻ってみると……。<allcinema>

う〜ん、微妙な映画。
決して悪くはないと思うのですが、何かが足りないのか、いや見せすぎかな。

辛口感想です。

両親がいない盲目の少女のお婆さんが、薬売りに預けようとして断られ、海に身投げするとことから始まる。
もうこれだけで、たぶん明治だと思うんですが、当時の貧しさの厳しさが伝わってくる。

だから、この映画は、貧しさをどう払拭して、違う内容にしないと、可哀そうな映画に終ってしまうと。

何人かで連なる旅をする瞽女たちは、みんなは仏様と思っている。
だからご利益があると村の人々は、尊敬して施しをしてくれる。

でも、親方の瞽女は、世間を知っている。
瞽女に言い寄る男たちに溢れていることを。
男女関係になった瞽女は、妊娠して、はなれ瞽女となる。
そうすると、一人で生きていくのは厳しい。

主人公も、はなれ瞽女となる。

瞽女は阿弥陀なのか、女なのか、この選択で主人公は、人間である女を選んだ。
この辺りは、新しい女性像が見えるかもしれないと思ったんですが。
でも、あまりくよくよしない性格で後悔はしていない。
生活は厳しいけど、ある意味、自由であり、自分の生きたいようにできる。

旅で出会った下駄職人と一緒に旅をすることに。
阿弥陀さまのようだと、一切、手を出さない。

何か秘密がある男。
ここで明らかになるのが、貧しさから代わりに徴兵されたということ。

そして二人は男と女の関係となった。

結局、貧しさが不幸を招き、金持ちや名士は権力を利用するという、最初の単純な構図に戻って収まってしまったことが残念です。
もっと奥行きのあるドラマにしてもいいと思うんです。

下駄職人がいない今、主人公がボロボロの着物をまとい、トボトボと歩いていく。
もうこれだけのシーンでいいと思うんです。
たぶん、これだけで、死に行くのは十分伝わります。

でも、次は骨となったシーン。
おしゃべりしすぎじゃないかなと。
だから、可哀そうだということを強調しているにすぎない。

全体的に、描きすぎのように思うんです。
人に想像させるだけのわずかな絵、言葉で、いいんじゃないかと、勝手に思うのでした。

だから、いい映画になりそうで、表面的な内容にとどまってしまったような気がする。

それでも、風景は美しかったです。

奈良岡朋子、横山リエは、やっぱりいいですね。

どうも、篠田正浩監督とは相性がよくないようです。

「少年時代」「瀬戸内少年野球団」もあまり面白くなかったもんな。

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新感染 ファイナル・エクスプレス
2019年1月14日、CSにて。

2016年度作品
監督:ヨン・ サンホ
脚本:パク・ジュソク
出演:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウシク

ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクション。ソウルでファンドマネージャーとして働くソグは妻と別居中で、まだ幼いひとり娘のスアンと暮らしている。スアンは誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、ソグは仕方なく娘をプサンまで送り届けることに。ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車したソグとスアンだったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。主人公のソグ親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれる。韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭ヨン・サンホ監督が初めて手がけた実写長編映画で、今作の前日譚となる物語が長編アニメ「ソウル・ステーション パンデミック」で明らかにされている。(映画com解説)

この映画は、面白い!
お薦めです。

ネタバレあります。

ゾンビ映画ではないんですが、何かに感染した人たちが襲い掛かってくるお話。
食われると、その人もゾンビ化する。
ゾンビものとしては、アイデアが豊富です。

設定が面白い。
逃げる場所が、閉ざされた移動する列車の中。
どう見ても、襲われる側が不利の状況。

一度は、列車を離れますが、外界のゾンビ状態より、まだ列車の方がまだましと逃げ込む。
しかし、敵は外だけとは限らなかった。

主人公たちが、感染しているのではないかと、風評被害のような状況となり、扉は空けてもらえない。
精神的なダメージは大きい。
これが一番怖いかも。

次から次へと、主人公たちは、試練に襲われる。

また10人に2人は、イヤなヤツはいるもので。

自分勝手で、自分さえよかったらいい、という輩がいる。
自分が生き延びるために、人を押しのけゾンビに食わすんだ。

主人公もそれまでは自分さえよかったらという我儘な嫌われそうな男だった。
娘を助けてくれた夫婦に、ようやく心を開くのでした。
他人でも助ける心を持つ。
夫は、命を賭けて妻を守る。
これだけで、涙が出そうになる。

娘との確執が、ようやく溶け出した時に、また辛い状況に。
嫌なヤツとの対決。
正義は勝つのだ。

でも、また厳しい試練が。
やはり、主人公が選んだのは、娘を守ること。
娘への愛情。
自己犠牲は命を賭けているから、感動します。
もう、ここは涙が溢れてしかたなかった。

さらに、ラスト、ゾンビ化した人間をソウルに入れさせないために、狙撃兵が娘たちを狙っていた。

お父さんに聴かせたかった歌を歌いながら娘はトンネルを歩いていく。
狙撃兵は人間だと認識する。
父親が守ってくれたのだ。
またしても、またここでも涙する私。

見事なまでに、息つくせぬ感動ドラマ。

うまいな〜。

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特捜部Q Pからのメッセージ
2019年1月6日、CSにて。

2016年度作品
監督:ハンス・ペーター・モランド
脚本:ニコライ・アーセル
出演:ニコライ・リー・コス、ファレス・ファレス

デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の映画化第3弾で、北欧の権威ある文学賞「ガラスの鍵賞」を受賞した「Pからのメッセージ」を映画化。コペンハーゲン警察で未解決事件を担当する特捜部Qに、新たな捜査依頼が舞い込む。海辺に流れ着いたボトルの中から「助けて」と書かれた手紙が見つかったのだ。手紙は7、8年前に書かれたもので、インクのにじみが激しく、ほとんど解読することができない。差出人の頭文字「P」を頼りに行方不明者の割り出しを進めた特捜部Qのメンバーたちは、やがて衝撃の事実にたどり着く。キャストには「天使と悪魔」のニコライ・リー・カース、「ゼロ・ダーク・サーティ」のファレス・ファレスらおなじみのメンバーが続投。監督は前2作のミケル・ノルガードに代わり、「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」のハンス・ペテル・モランド監督がメガホンをとった。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。(映画com解説)

これは、面白かった。
お薦めです。

特捜部Qシリーズ第3弾。
前2作とも面白いんですが、この3作目は強烈。

犯人が圧巻。

このシリーズ特有の、どこか猟奇的な匂いが強くて、好き嫌いはあると思うんですが、最後まで目が離せない。

主人公の地味だけど突進する性格。
過去の傷を背負って、だから被害者を助けることだけに注力する。
かといって、決してアメリカ映画に登場するようなスーパーマンではない。
生身の人間が闘う映画。

そんな主人公のことを分かっているからこそ、相棒の刑事はちゃんとフォローをして手助けをする。
名コンビだと思います。

何年もの時間が経ってから、未解決の事件を二人が辿っていく。
この時間の使い方が、この映画の魅力ではないかと思うんです。
それまで蓄積された重みと深さが、この映画には漂っている。

今回はストーリーを敢えて書かないことにします。

神への挑戦、復讐。
自分が悪魔であることで、神の否定にも繋がる。
それはベルイマン監督が問いかけたものと匹敵するように感じた(大袈裟かな)。

子供を海に沈めた時は、そこまでやるかとショックでしたが、やはりそこまではしなかった。
どこかに救いを描いていてくれて、よかったと思う。
ハサミは親の時の自分の拘りか。

ヨーロッパの暗い景色が、このシリーズにはよく似合う。

一言、特捜部Qのタイトルは、まあ原作のタイトルだから仕方ないけど、ちょっと安物っぽいな、勿体ない、損をしている。

最新作「特捜部Q カルテ番号64」が東京では上映されているようだけど、大阪での上映が待ち遠しい。
でも、すぐ終わっちゃうんだろうな。

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東京マリーゴールド
2018年12月16日、シネ・ヌーヴォにて。

2001年度作品
監督:市川準
脚本:市川準
出演:田中麗奈、小澤征悦、樹木希林、斉藤陽一郎、寺尾聰、康すおん

98年から放映された、田中麗奈と樹木希林が息の合った母娘を演じて注目を集めた味の素のCMを発端に、林真理子の短編小説「一年ののち」を映画監督としても評価の高い市川準が描いた、一年限りの恋物語。
 つきあっていた彼と別れたばかりのエリコ(田中)は気分転換にと転職しては見たものの、その退屈な日々は以前とあまり変わらなかった。そんなある日、エリートサラリーマンとの合コンに出かけたエリコは不思議な雰囲気を漂わすタムラ(小沢)という男に興味を持つようになる。数日後、エリコからのデートの誘いに快く応じたタムラだったが写真美術館でのテートの最中、彼ははさりげなくも強烈な事実をエリコ告げるのだった。「恋人はいるよ。今アメリカに留学中なんだ」……。<allcinema>

ちょっとした感想です。

田中麗奈がいいな〜。
今までちゃんと恋をしたことのない女性が、初めて経験した恋物語。

好きになった男に恋人がいて、恋人が留学から戻ってくる1年だけつき合ってほしいという主人公。

幸せな日々は過ぎていき、約束したその1年がまじかに迫ってきた。

「恋人と別れてよ、ねえ、別れてよ」とせがむ主人公が切ない。
簡単に割り切れるものではない。
田中麗奈21歳、まだ少女っぽいあどけなさが残る。
そんな彼女の精いっぱいのおねだりというか、ほとんど無理強いに近い。
この雰囲気の中で、この言葉が効いていた。

市川準という監督は、自然の雰囲気を作るのがうまい人だなと思います。
この男は、どうもうさん臭い。
恋人が留学して、2年も経って連絡もあまりないのに、いつまでも恋人でいることを信じている。
この男は変だ。

男の恋人はすでに帰っていて、別の彼氏を作って妊娠までしている。
主人公はそのことを偶然バスの中で知る。
恋人は男のことをしつこいところがあるからねと友人にしゃべっている。
幸せそうにほくそ笑む主人公。
そんなに喜んでいいのかなと、ちょっと考えてしまう。
恋は盲目か。

男はもしかして、そのことを知っていて、思わせぶりをしているんじゃないかと勘繰りたくなる。

雰囲気は大都会、東京ですね。
文化人、芸術家が多い東京の雰囲気が伝わってくる。
ちょっと上品な感じ。

マリーゴールドは1年に一回しか咲かないらしい1年草。
主人公自身を言い表しているタイトル。

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