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ほとんど映画、ちょいと小説、きまぐれに音楽、の感想など気になることを記事にします!

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ワン・フロム・ザ・ハート
2018年12月26日、BSにて。

1982年度作品
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:アーミヤン・バーンスタイン、フランシス・フォード・コッポラ
音楽:トム・ウェイツ
出演:フレデリック・フォレスト、テリー・ガー、ナスターシャ・キンスキー

フランシス・コッポラ監督によるロマンティック・エンタテインメント。7月4日の独立記念日を明日に控えた、ラスベガスの街。ツーリスト・ビューローに勤めるフラニーの夢は南洋のボラボラ島へ行くこと。そして同棲生活5年目を迎える恋人ハンクはそんな島へ行く事よりも彼女との平凡な家庭生活を密かに望んでいた。そしてそのような性格不一致の二人はささいな事からケンカ、フラニーは遂に家を出ていってしまう……。<allcinema>

辛口感想です。
ご了承を。

技術的にチャレンジしているのはよくわかるんやけど。

全編オールセットで撮影したことを自慢するかのように、こんなに凄いことをやったみたいなテロップが流れるのは、いかがなものか。
引いてしまったよ。

別にオールセットが悪いとは思っていないし、昔のミュージカルはオールセットで、それをリスペクトして作ったのも理解しつつも、それがどうなんだと思うんですよね。
不思議な「絵」にはなっていると思うんですが、それがどうしたのって感じで。

要はお話が、あんまり面白くないんです。
どうも倦怠期のようでいつも喧嘩ばかりしている同棲している恋人が、別の異性とつき合うが、結局やっぱり元の鞘に収まるってお話です。
グダグダ感のまま、終わってしまった。

ボラボラ島に行くのを諦めろ、という一言が喧嘩の原因。
まあ、こんな女に未練たらしく執着するのもどうも共感できない。

それに恋人が地味で、特にテリー・ガーに華がないので、ついついサーカスの綱渡りの女の子ナスターシャ・キンスキーに目がいってしまう。
絶対、ナスターシャ・キンスキーを選んでしまうけど。
一緒に逃げてというナスターシャ・キンスキーを振って、振り向くと彼女は消えていた。
幻か、そもそも幻想だったのか、そのシーンだけが印象に残っています。

気だるいトム・ウェイツの歌声が、睡魔を誘います。

クリスタル・ゲイルとのデュエットは心地いいですが。

写真を見ても、脇のナスターシャ・キンスキーで映画を売ろうをしたことが覗える。

こんな程度の感想ですいません。

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ララミーから来た男
2018年12月19日、BSにて。

1955年度作品
監督:アンソニー・マン
脚本:フィリップ・ヨーダン、フランク・バート
出演:ジェームズ・スチュアート、アーサー・ケネディ、ドナルド・クリスプ、キャシー・オドネル、

マン監督とスチュワートの黄金コンビの西部劇の面白さは、人間的なジミーが暴力の価値に最後まで否定的なのに、それが活劇自体の面白さと違和感なく結ばれていることで、ロケーションの工夫も常にあり視覚的驚きにも事欠かない。本作はD・クリスプ親子の確執に、流れ者のジミーが絡む形で、話の焦点がうまく絞られきらない弱味があるが、大地主のクリスプに反抗する女性牧場主の描き方など、場面にすれば僅かでも、非常にリアルで感心する。ララミーからやって来た元騎兵隊大尉ロックハートは運送業の配達で、アパッチによって弟が命を落とした土地に近い、地主ワグマン支配下の町にやってくる。その老人はかなり強引にのしてきた暴君ではあったが、目を病んで病気になり引退を考えていた。東部出身の妻の虚栄のうちに育てられた息子デイヴはわがままで乱暴で手に負えず、実子のように目をかけているヴィク(ケネディ)が頼みの綱だが、いざとなると息子が可愛い。デイヴに襲われ馬車を焼かれ、ラバを何頭も撃たれ廃業やむなしとなったロックハートは、ヴィクの恋人でデイヴとは従姉妹同士のバーバラに魅かれたこともあり、しばし当地に留まることにした。そのうち、密偵に雇った老人からの情報で、アパッチに通じる者の姿が浮かびあがってくる。彼はデイヴの度重なる嫌がらせに耐え、ワグマンに譲らず自分の小さな牧場を守り続ける老女ケイトを手伝いながら、真相解明の機会を待つが……。アクション場面として面白いのは牛の群れの中でのジミーVSケネディの殴り合い。それから目の効かないクリスプが馬に乗ってジミーと対決しようとする、馬上からのショットにはハッとさせられる。彼とケイト役のA・マクマホン、二老優がとにかく健闘。単なる勧善徴悪でなく、陰々滅々でもない、見応えのあるウェスタンだ。<allcinema>

ウエスタンもののアクションではあるんですが、自分はどこか濃厚なドラマのように見えました。

インディアンに殺された弟、そのインディアンに銃を売った男を探して復讐をしようと主人公は考えている。
ある町で湖の塩を取っていると、男たちにいきなり襲われ、馬車も焼かれた。
このシーンがまた凄い。

遠くの山にいる男たちが馬にまたがり一気に下ってくる。
そして、主人公たちを襲い、馬を殺し、馬車を焼く。
これをワンカット(もしかしたら数カットかも)で描く迫力。
得意の縦の構図ですね。
さすが、アンソニー・マン監督。

大地主が町を治めている。
その息子が主人公を襲ったのだ。
すべてが強引で暴力的な息子。
地主には昔から信頼している手下の男がいる。
しかし、バカ息子でもわが子は可愛い。
息子を一人前に育ててほしいと手下の男に委ねていた。

手下の男は、父親のように地主を慕ってこれまで頑張ってきた。
なんとか自分を後継ぎにしてほしいと頼むが、失明することを察知している地主はやっぱり息子を後継ぎに考えている。
そして息子の後見人になってほしいと。

手下の男は、このままでは自分は報われないと。
これだけ頑張っているのに認めてくれない。
息子は息子で、自分のやることがすべて反対され腹を立て、自分一人でもやれることを見せようといきがるのだ。

人の感情は、屈折するとどんどん悪い方向へ流れていく。
ふと「エデンの東」を思い出した。
手下の男は悪いヤツではあるんですが、エスカレートして罪を犯す。
息子の方がもっとワルだと思うんですが。

主人公も最初から正義感丸出しではなく、弁償してもらって町から出ていこうと考えていたが、ある女牧場主に雇われることに。
そして地主に反抗する女牧場主が息子に襲われるのを助ける。
この女牧場主が実に男マエなんです。
それに、ラストで反抗していた地主と結婚するなんて、大意外です。

主人公が息子に捕まり、右手を撃ち抜かれる残酷なシーンも印象的。
西部劇で、右手が使えない設定もユニーク。

なかなか面白い映画でした。

ジェームズ・スチュアートは、滅茶苦茶強い感じがしないのがいい。
それに、どこか信用できそうに見えるから得をしている。
悪役をやったことがあるのかな。

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市川崑「竹取物語」↓

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竹取物語
2018年12月27日、CSにて。

1987年度作品
監督:市川崑
脚本:菊島隆三、石上三登志、日高真也、市川崑
出演:沢口靖子、三船敏郎、若尾文子、中井貴一、春風亭小朝、竹田高利、石坂浩二

「竹取物語」を最新SFXで再現。子供を失った初老の夫婦がある日、竹やぶの中で光る筒に包まれた赤ん坊を見つける。その子供は美しい娘へと成長し、かぐや姫と呼ばれるようになる。だが、かぐや姫はやがて月へ帰らなくてはならない宿命を持っていた。そしてある満月の夜、月からの使者が乗る巨大な光る円盤がやってきた。円盤登場のシーンが、『未知との遭遇』のマザーシップそっくりで賛否を呼んだ。総製作費20億円のうち、2億円が十二単などの衣装に費やされた。<allcinema>

ちょっとした感想です。

あの市川崑ですら、あの菊島隆三ですら、それにあの石上三登志が参加したにも関わらず。
どうしようもなかったのだろうか。
とても、残念な映画です。

この映画、何を見せたかったのか、何を言いたかったのか、まったくわからなかったです。

一言でいうと創造性が感じられない。
かぐや姫は月からきた人だったら、って昔から言われていたことだし。
だから、それからどうだというと、それ以上のものもない。

映画に一番必要なものが足りない。
工夫がない、情熱もない。

総製作費20億円らしいけど、いったいどこにお金を使ったのか、もしかしたら、ラストの宇宙船かな。

よく言われる、「未知との遭遇」のモノマネ。
アイデアがない、熱い気持ちも感じられない。

沢口靖子、三船敏郎、若尾文子の豪華な俳優陣がもったいない。
久しぶりに、お薦めできない映画を観ましたよ(笑)。

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ハード・コア
2018年12月16日、大阪ブルク7にて。

2018年度作品
監督:山下敦弘
脚本:向井康介
出演:山田孝之、佐藤健、荒川良々、康すおん、石橋けい、首くくり栲象、松たか子

山田孝之と佐藤健が兄弟役を演じ、作・狩撫麻礼、画・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を実写映画化。山田が主演のほかに自らプロデュースも務め、「映画 山田孝之3D」などでも組んだ山下敦弘監督がメガホンをとる。あまりにも純粋で不器用なために世間になじめずに生きてきた男・権藤右近。群馬の山奥で怪しい活動家の埋蔵金堀りを手伝って日銭を稼ぐ彼にとって、心優しい仕事仲間・牛山だけが心を許せる相手だった。右近の弟でエリート商社マンの左近は、そんな2人の無為で自由な日々を歯がゆい気持ちで見守っている。ある日、右近と牛山は、牛山が暮らす廃工場で、古びた1体のロボットを見つける。その分野に詳しい左近が調べると、実は現代科学すらも凌駕する高性能なロボットであることが判明。彼らはロボットと不思議な友情を築いていく一方で、その能力を使って巨額の埋蔵金を密かに発見してしまう。個性派俳優・荒川良々が牛山役を演じる。(映画com解説)

なんかね、山下敦弘の映画って、いつも繁栄した華やかな日本に逆らっているような映画ばかり撮っているような気がするんですよね。
いいように言えば、置き去りにされた人たちの現実と哀歌、優しく見守っているようにも見える。

主人公たちは、どうみても忘れられた男たち。

軽薄な時代についていけない純粋な主人公(山田孝之)は、世直しが必要とする右翼の志熱い男(首くくり栲象←凄い名前だ)の下で活動する。
世の中は間違いだらけじゃないか、その世の中でうまく生きていくのが何故悪いと主人公の弟は言う。
牛山(荒川良々)は受験戦争で心を病み、たまたま主人公と知り合い、同じ行動をする。
資金源確保のため、日々金塊捜しをする右翼の団体。

そこに、今までにないAIロボットを発見、世渡りのうまい主人公の弟(佐藤健)も加わり、男たちとAIロボットとの金塊発見へとお話は展開していきます。

さらに主人公が、右翼の幹部(と言っても二人ですが)(康すおん)の娘(石橋けい)に誘惑されて、ちょっと話が絡みあい面白くなる。
でも、山田孝之のキャラもあり、シリアスになるところがどんどん喜劇的に見えてくるのは果たして監督の意図どおりかどうか。

AIが持てはやされる昨今、人間の労働力に代わって置き換わるのではと噂されるが、この映画のロボットは、正義感溢れるヤツで、ダメな主人公たちをいつも助けてくれるのです。
変な話、人に見捨てられた男たちがロボットに救われるという社会の皮肉にも映るのです。

右翼の伏線があり、主人公たちはテロ殺人者にされかかる。
警察に包囲され、もう逃げ場はない。

ラストは、果たして本当の幸せな現実か。
それとも、今の社会では生きづらい人たちのためにユートピアの幻想を監督は見せてあげたかったのか。
逆にそこでしか生きられないことを敢えて言っているようにも思え、あまりに悲しい。

死んだはずの弟は、ちゃっかり金を抱えて日本に帰ってきた。
世渡りのうまいヤツは、所詮こんなもんだ。
生きるのがうまい。

荒川良々の鼻水タラタラ演技は、映画らしくていいな〜。
TVでは絶対見られないからね、汚いからカットされるはず。

佐藤健のエロシーンも、なかなかやるな〜、役者らしくなってきた。

ワンシーンながら、スナックの客で松たか子が出演。
渋谷で暴れる若者を見て、子供ねと言う。
そしてスナックに入ってきた若者たちとカラオケをしてキスをする。
結局、若い男を待っていたことが分かる秀抜なシーン。
主人公がその後、若者を殴るが、本当は軽薄な松たか子を殴りたかったはず。

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泳ぐ人
2018年12月1日、CSにて。

1968年度作品
監督:フランク・ペリー
脚本:エレノア・ペリー
出演:バート・ランカスター、ジャネット・ランガード、キム・ハンター

プール付きの豪邸ばかりの高級住宅地。海パン姿の男がプールを完泳する。彼は家々のプールを泳ぎ継いで帰宅しようとしていた。住民達とは旧知で親しく言葉を交わす。洗練された会話術、中年とは思えぬ筋肉美、ニカッとした笑顔、美しい思い出を懐かしむような遠い眼…彼もまたこのソサエティの一員であり周囲に馴染んでいる。だが一軒また一軒とご近所(のプール)を訪問するうち、人々の態度は次第に険のあるものへ変化していく。(ザ・シネマ解説)

まあ、変てこな映画。
独創的な映画。

ネタバレあります。

高級住宅街の金持ちの家に、海パンの主人公が現れる。
家の人は、旧友のように親しげに語らい、元気だったんだ、久しぶりだなと言う。
プールを泳いで渡って自分の家まで行くんだよ。

家族は元気にしているのかと聞かれ、
娘はテニス、妻は家にいるよ。

最初は元気いっぱい。
若い女性と出会って、馬に乗ったりして、楽しそう。

そして、次第に、人々がよそよそしくなる。
ある人は、顔も見たくないと。
あまり好まれていなかったことが分かってくる。

昔の恋人とも出会う。

そして、日差しの強い夏のような季節から、寒々とした景色へ変化していく。
まるで、人の一生を見ているかのような描き方。
若々しい若者のような姿から、後半は、中年の老人へと変貌していくように見える。

最後は痛々しい。
嵐の中、海パン一丁で自分の家と思しき場所にたどり着くが、家は朽ち果て、扉は空かない。
「娘はテニス、妻は家にいる」というのは多分違うようだ。
そう信じたいと思う自分の幻想か、妄想か。
思い出したくない厳しい現実を見た。
今までの過去を忘れたいため、ウソのことばで現実から逃げていたんだろうな。
哀れな主人公。
人の一生を一日で描き、幻想シーンも盛り込んだ、なかなか面白い映画でしたよ。

邦題の「泳ぐ人」は原題通りのようです。

それにしても、バート・ランカスターという役者は色んな役をする俳優だと感心します。
この映画も最初から最後まで海パンでしたから。

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