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ほとんど映画、ちょいと小説、きまぐれに音楽、の感想など気になることを記事にします!

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ボヘミアン・ラプソディ
2018年11月14日、TOHOシネマズ なんばにて。

2018年度作品
監督:ブライアン・シンガー
脚本:アンソニー・マッカーテン
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演し、フレディの恋人メアリー・オースティンを「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントンが演じる。監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。(映画com解説)

大ヒットのようですね。

ちょっとした感想です。

ロックはあまり聴いていなかったんですが、「ボヘミアン・ラプソディ」は、それまでのロックとは違うメロディ、雰囲気が印象に残っています。
見事なまでに美しい。

こうやって聴くと、いい曲を作っていますよね。

この映画、やっぱり、ラストのライヴエイドの演奏シーンが圧巻です。

ありきたりの感想ですが、それまでに至るゲイであることの葛藤、バンドメンバーとの確執、孤独であることの苦悩があるから、ラストの解き放された演奏シーンに生きている気がします。

映画のために、あれだけの再現シーンを作ったんですね。
素晴らしい。

フレディ・マーキュリーは最後まで、自分のことを隠していたようです。
その時代がそこまで認めてくれないことを知っていたんだと思う。

マイノリティにも光が当たる時代に。
同じニンゲンですから。

大ヒットしたことで、ようやく光が当たったフレディ・マーキュリーが一番喜んでいるんだと思いますね。

どうしても、ライヴエイドの演奏シーンは入れたくなります。


ブライアン・シンガーは後半監督を解任されて、製作者デクスター・フレッチャーが作ったとか。

全米監督協会(DGA)の規定によると、映画にクレジットされる監督は1人だけであり、DGAが決定権を持っている[38][39]。2018年6月に、シンガーが監督としてクレジットされる旨、プロデューサーのキングにより発表された(ウィキペディアより)

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ビューティフル・デイ
2018年11月8日、京都シネマにて。

2017年度作品
監督:リン・ラムジー
脚本:リン・ラムジー
出演:ホアキン・フェニックス、ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ

「ザ・マスター」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」などの実力派俳優ホアキン・フェニックスと「少年は残酷な弓を射る」のリン・ラムジー監督がタッグを組み、第70回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞をダブル受賞したクライムスリラー。トラウマを抱え、暴力を恐れない元軍人のジョー。年老いた母と暮らす彼は、行方不明の少女たちを捜し出す報酬で生計を立てていた。そんな彼のもとに、政治家の娘ニーナを捜してほしいとの依頼が舞い込む。しかし見つけ出したニーナは、怯える様子もなく人形のように感情を失っていた。やがてニーナはジョーの目の前で再びさらわれてしまい……。ラムジー監督の前作「少年は残酷な弓を射る」も担当した「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドが、今作でも引き続き音楽を手がけた。(映画com解説)

ちょっと風変わりな映画。
ちょっとした感想です。

ネタバレあります。

内容からして、一見殺し屋のアクション映画に見えるんですが、でもそんな感じが全くしないです。

主人公は、少年の頃のとんでもない心の傷を負っているように見え、トラウマのようで何度も夢にうなされる。
断片的に血まみれの母親がハンマーを握っていた。
それ以上あまり詳しい説明はない。
最後まで、主人公の過去は明らかにされない。

殺しをする時にハンマーを使うのは、その時のショックを和らげるためか。

現在、母親はどうも認知症を患っているようだ。

そんな時に舞い込んだ少女救出の依頼。
助け出したのに、また変な事件に巻き込まれて、追われる羽目に。

自宅を探し出され、母親は殺された。
俺は弱いと呻く。
母親を湖に沈めながら少女を救わなければと。
少女が救うことで、自分も救われると信じている。

知事を殺してしまった少女。
主人公は襲ってきた男をやっつけて、その男と歌を歌う、やがて男は死に絶える。
一体この映画は何なんだ。

主人公はいつも死と隣り合わせ。
少女と喫茶店に入る。
これからどこへ行こうか。
どこへ行ってもたぶん同じだと思う。
行く場所がない。

あまり説明をしない映画は、自分は好きです。
色々考えないといけないから。

まあ、結局よくわからないんですが、それでも考えることは楽しい。
それに、主人公が苦悩している映画も好きです。
ヒーローはどちらかと言うと苦手です。
だから、この映画の主人公には好感持てる。

リン・ラムジー監督は初めてですが、変な映画を作るんですね。

ホアキン・フェニックスは何本か観たけど、惹かれるな〜。

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好色一代男
2018年11月26日、CSにて。

1961年度作品
監督:増村保造
原作:井原西鶴
脚本:白坂依志夫
出演:市川雷蔵、若尾文子、中村玉緒、中村鴈治郎、水谷良重、船越英二、近藤美恵子、伊達三郎

井原西鶴の代表作である同名の浮世草子を、市川雷蔵主演で映画化した作品。脚本と監督は前年の「偽大学生」でもコンビを組んだ白坂依志夫と増村保造が務めた。雷蔵が珍しく、世間知らずで女好きな主人公を飄々と演じている。
 京都にある但馬屋の息子の世之介は、女遊びが大好きで放蕩三昧。豪商春日屋の娘のお園と縁組が進んでも女遊びは止まらず、ついには父から勘当代わりに江戸の出店へ行かされる羽目に。だが支配人の目を盗んで遊び放題、さらには吉原一の高尾太夫の身請けをしてしまい、ついに父から勘当されてしまった。頭を丸め寺に入る世之介だったが、そこでもなお浮気のくせが治まらず、寺を追い出されてしまう。世之介は北国の漁師町へ流れていくが、そこで網元の妾お町と駆け落ちを図り…。<allcinema>

ちょっとした感想です。

この映画の主人公には、軽妙洒脱ということばがよく似合う。

主人公は、女性が大好きで、大事にする、守る、幸せにしたいと願う男。
だから、女性を大事にしないヤツには抵抗、反抗する。

親父はケチで母親の着る服も粗末なものしか着せない。
食べるものも質素で、大事にしない。
だから、当てつけに、女郎通いで金を使いまくる。
ドケチ親父と放蕩息子の構図。

修行に出された先でも、うまいこと言って、金を使いまくる。
それがバレて、寺に奉公に出される。
そこでも、やっぱり女に惹かれる。

女性を守るんやという主人公が、虐げられた女性を救うことになり、結局網元に抵抗する、お上に反抗する、という構図となる。

だから、痛快なんです。
大阪ですが、粋なんです。
バカにするなよ、偉いさんに負けてたまるかという気持ちになるのです。

最後は、お上に追われて、好色丸という名前の舟に乗って、身受けした女と日本を飛び出す心地よさ。

面白かったです。
早いテンポの良さもいいです。
今観ても十分楽しめますよ。
所詮、寓話ではあるんですが、脚本家、監督の意図が十分伝わってきます。

市川雷蔵は、柔らかいですね。
「ぼんち」の方が古いか。
「ぼんち」の主人公よりもっと柔らかくしたような主人公。
市川雷蔵が素晴らしかった。


すいません、間違っていました。
身受けした女はお上に拳銃で撃たれて殺されてしまったのでした。
若尾文子は色っぽいな。

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プラダを着た悪魔
2018年11月17日、BSにて。

2006年度作品
監督:デヴィッド・フランケル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
出演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ

ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説をアン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演で映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。
 大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていた。だから、ミランダが何者かもまるで分かっていなかった。彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののくファッション界のカリスマだった。朝も夜もなく四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが…。<allcinema>

ほんと、ちょっとした感想です。

軽妙なお仕事コメディ。

でも、その中で、キラリと光った。
自分がやりたいことをやっぱり目指すべきだと。

ラストがいいんです。

ボス(メリル・ストリープ)と別れた主人公(アン・ハサウェイ)が、たまたまタクシーに乗り込もうとしていたボスと目線が合う。
会釈をする主人公。
あまり表情を変えないボス。
タクシーの中で、一瞬ほくそ笑む。
それぞれ違う道を選んだ二人だけど、お互い信頼していること、尊敬していることが伺えるシーン。
こういうシーンがあるだけで、この映画は素晴らしいと思うんです。

声を潜めて喋るボスの個性、メリル・ストリープは、やっぱりうまいな〜。

ボスと共にヨーロッパへの出張を先輩(エミリー・ブラント)は楽しみにしていた。
しかし、ボスは主人公を誘い、主人公は答えを濁していた。
たまたま先輩(エミリー・ブラント)がケガしたことで、主人公が行くことになったのだが。
結局、主人公は選択しなかったのだ。
ずるい展開だと思う。
ただ、よく考えると、途中わざと曖昧にしたことで、ラストの自分自身の決断が生きてくることになった。
よく練られた脚本だと思うんです。

アン・ハサウェイは、いい役を貰いましたね。
代表作じゃないかな。

スタンリー・トゥッチって、どこかマーク・ストロングに似ていると思いません?

「プラダを着た悪魔」は原題どおり、いいタイトルです。

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何がジェーンに起ったか?
2018年11月13日、BSにて。

1962年度作品
監督:ロバート・アルドリッチ
脚本:ルーカス・ヘラー
出演:ベティ・デイビス、ジョーン・クロフォード、ヴィクター・ブオノ、メイディ・ノーマン

かつてベビー・ジェーンという名で子役として活躍したジェーン。そして美しいスターだったが、事故で不具となったその姉ブランチ。年老いたふたりは古い屋敷で隠遁生活を送っていた。ジェーンは酒に溺れ、異常な行動を繰り返し、そのあげく体の不自由なブランチに暴力を振るうようになる。追い詰められていくブランチに、やがてジェーンは……? 女性を主人公にした映画でも数々の名作を残したロバート・アルドリッチ、その代表作とも呼べるサスペンス。ジェーン役のベティ・デイビスは鬼気迫る怪演。(映画com解説)

強烈な映画です。
ちょっとした感想です。

子供時代から積もり積もって、大人になってさらに陰険となった姉妹の長年の確執を描いたドラマ。

怖いですね〜。
最後のどんでん返しが、それまで受けに回って我慢し耐え抜いてきたことが、実は自業自得だと分かるのです。
これ以上言うと、ネタバレになるので言いませんが。

暴力を絡めてホラー映画の様相を呈しているけど、人間の業みたいなものを感じますね。

妹役のベティ・デイビスの狂気の演技。
子役時代に人気が出て、その後すたれ、逆に姉が演技派として花開く人生模様。
酒に溺れ、父親の愛情を受けた子供時代の過去が忘れられず、それにしがみついている人生。
哀れです。
白塗り化粧がまるでオバケのようで凄まじい。
募集したピアノマンも母親の愛情が強くて気持ち悪い。
最後は、本当に狂ったかのようなしぐさ。

「突撃」も面白かったけど、ロバート・アルドリッチ監督は、この時代が一番面白いのかもね。

実際に、ベティ・デイビスとジョーン・クロフォードは仲が悪かったようです。

ウィキペディアによると、「Shaun Considineによるノンフィクション「Bette and Joan: The Divine Feud」(1989)によると、第35回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされなかったジョーン・クロフォードは、ベティ・デイヴィスの受賞への反対活動を行ったという。またクロフォードは同賞の授賞式には監督賞のプレゼンターとして登場。さらに、演劇に出演中のため受賞式に出演できなかった受賞者アン・バンクロフト(『奇跡の人』で受賞)の代理人として、オスカー像を手にしている。」

現実の方が、映画よりもっと怖い。

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