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今朝、部活に向かうであろう中学生のTシャツの背中に「心技体」とプリントされているのを見た。そういえば今週、大相撲夏場所で初優勝を果たした照ノ富士が大関に昇進し、伝達式の口上で
「今後も、心技体の充実に努めます」
と決意を述べていたのを思い浮かべました。(5月27日のこと)
大相撲の世界において昔から伝えられているのは、修行によって心を修め、気を養い、体を鍛えるとした「心気体」なのです。
しかし今更「心技体」は間違いだ、と物言いをつけるつもりはありません。今ではこれはこれで他のスポーツにも普及、定着してしまっているから仕方ないと思います。
初代若乃花の花田勝治氏が『心技体』という著書を出し、横綱・千代の富士が土俵入りのさい、この3文字を書いた化粧まわしを用いたことによって「心技体」は、より定着したようです。
「心」と「技」と「体」で、一見わかりやすく感じますが、幾度も稽古を重ねることによって体が技を覚えるのですから、技と体は同じです。「心」と「気」は同じものを指すように感じられるが、心と気迫は別の要素です。 今日、NHKの早朝の番組「あの人に会いたい」に大関・故貴ノ花利彰氏(現貴乃花親方の父)が登場していました。
「土俵に上がれば、相手を殺してやるといった気迫で臨まなければ、なかなか勝てるものではありません」と語っていたのが印象的でした。
平常心で土俵に上がり、鍛え抜かれた身体で、気迫で相手を凌ぐ。これが究極の勝負師の姿なのです。
昔のことですが、若三杉(二代若乃花)が横綱に推挙された時、
「心技体の充実につとめ、立派な横綱になるよう精進します」と述べたことに関し、吉田司家は、「心気体が本当」と記者に語っている。
時津風元理事長(豊山)は、師・双葉山は稽古場では技術面のことは口にせず「心気体」と強調していたと語っている。
20年以上も前のことですが、(TV解説のゲストで)隠退された木村庄之助さんも「心気体」と語っていました。
貴乃花親方が、『心気体』という本を出していますが、伯父さんと同じ題名ではなくてよかった。
Googleの検索では「心技体」が182万件、「心気体」が42万6千件で、ずいぶん差があります。口語で「しんきたい」と語っても、多くの人は勝手に「心技体」と変換してしまうことでしょうね。
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心気体の気とは気力の気のことでしょうか
心ここにあらざれば視れども見えずと関係はありますか
精神力の集中と関係はありますか
2019/8/17(土) 午後 1:53 [ hid*osa*9*7654*21 ]
> hid*osa*9*7654*21さん、コメントありがとうございます。
「心ここに在らざれば視れども見えず聴けども聞えず食えどもその味を知らず」
出典は孔子の言行録を集めたといわれる『大学』ですね。
精神を集中していなければ、何事を見ても道理はわからず、師の立派な教えを聴いても、真実の意味を理解できない。おいしいものを食べても味わうことができない。
だらだらとした態度で、いくら長時間、師に学んでも、本に向かってても、学問は身につかない。集中力の大切なことの教えですから関係おおありです。
勝負には気の集中力が欠かせません。
2019/8/17(土) 午後 7:17