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  「女性は何故、口紅を塗るのか」

 どうして女性は口紅をつけるのだろうか。しかもそれは何故赤色なのか。まあこの稿は焼き直しですが、女性が不快を感じるでありましょう。戯れとして読んで下さい。
 
チンパンジーのメスのお尻には、性皮と呼ばれる部分ある。人間の女の大陰唇に相当する。この性皮が、35日間の月経周期のうちの約10日間続く発情期間に、次第に赤みを増し、大きく膨らんでいく。最終日が最も赤く大きく、排卵が起きると、たちまち萎み、色も失われてしまう。チンパンジーのオスはこの、赤く膨らんだ性皮に興奮するが、それもそのはず。メスの性皮が赤く、膨らんでいるときには妊娠しやすい。メスはその情報をきちんと伝えているわけだ。そこで、イギリスの動物学者、デズモンド・モリスはこの現象に注目しました。
 
 人類の先祖は猿のように後背位でセックスしていた。ヒトは進化して、やがて前かがみから直立して二本の足で歩くようになる。そうなるとヒトのメスの性器は足の間に隠れてしまい、性的魅力が減少することになり、オスにアピールできなくなった。そこで猿が進化したヒトのメスは顔のまんなかにある唇を性器のコピーとしてなぞらえ、唇が性的魅力となった。女性は性的に興奮すると性器が充血して赤味を増すが、女性が赤い口紅をぬるのは、性的魅力・性的興奮をオスにアピールするためだとモリスは述べている。
 モリスの説を知ったのはずいぶん以前のことですが、以来、老婦人の唇に紅を見ると、顔をそむけるようになってしまった。けっしてモリスの説に共感したわけではないのですが、どうしたものなのでしょう。
 
 女性が普段使っている口紅は当然、口に直接つけているためにそのまま体内に入ってしまう。女性が生涯を通してメイクを介して食べてしまっている口紅の量はおよそ5〜10本分。多い人になると30〜50本分だそうです。重量にして約4kg!これだけの分量を知らないうちに食べてしまっているんですね。口紅にはラメや発色の強いもの、落ちにくいウォータープルーフなど色んな種類がありますが、着色のためのタール色素など自然界に存在しえないような合成化学物質を、化粧品の成分として約80種類近くが日本の厚生省によって使用を承認されています。この石油から作られたタール色素は発癌性が高い可能性があるんだそうです。女性の命を削ってまでも美を追求する姿勢は本当に尊敬ものですね。
 
 さてデズモンド・モリスは、多くの著書を出しています。とくに『裸のサル』はベストセラーになっていますね。大変面白い本です。
 この書名はもちろん人間のことをさしている。そもそも火の使用が、ヒトから毛皮をなくすことになった。あるいはいったん水凄を選んでから再び上陸したから毛をなくしたのかもしれないと、色々な仮説を紹介している。そのとき親が子を水中で引きずるために頭髪が残ったのだろうと述べている。オリンピックの水泳競技を見ていると水棲説がもっともだと思いましたね。ともあれモリスはいくつもの証拠や仮説を列挙して人間が「裸のサル」であることを気付かせてくれるが、口紅のこともジョークを含んだ仮説の一つとして捉えていただきたい。(もっともモリスは、ジョークとは思っていないかもしれないが)

 女房に「女性は何故、口紅を塗るのか知っているか」と、この話したら軽蔑のまなざしで「バカー」と罵られてしまいました。女性には「何故口紅塗るか知っているか」と、このことを話さない方が賢明ですな。
 
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