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今日のニコニコ生放送の棋王戦中継で出題された詰将棋
(すみません 45の角は馬でした 訂正しました) 
(ルールの方間違ってる所修正しました)
イメージ 1
5手詰めなんですが複数解答がありどれが正しい答えなのか基準が分からず困ってしまいました
それで送った解答が詰んでるにも関わらず「詰将棋的に不正解です」とされ呆然しました
今回は今後間違いがないよう何が「詰将棋的に正解」とされるのかルールの確認をします
①二歩や打ち歩詰めなど将棋のルールはもちろん守ること
②王手の連続で詰める
③守る方は最善の逃げ方で逃げ、詰める方は最短で詰ますように詰ます
④当然ながら守る方は残り全部の駒を合い駒と使えるが、無駄な合い駒はしない
ここまではみな知ってるルールだと思いますが
これ以降が「詰将棋的に正解」を投稿するための分かれ目になってます
⑤持ち駒は全て使わないければならない
⑥手順中に取った駒も全て使わなければならない
⑦詰んだ時「持ち駒なし」になるのが必然である(駒余り禁止の固有ルール)
⑧複数正解があっても余詰とは違う(これはあまり関係ないか)
⑨2手伸びる最善の逃げ方があっても詰んだ時に駒が余る手順しかない場合
2手短いが駒が余らない方が正解となる(変化2手長駒余り)
また、手数が3手以上伸びる場合は許容範囲外となりその詰将棋自体が不成立となる。
「最善の逃げ方」について(ひでさんコメントより)
守る方は最善の逃げ方で逃げる。この「最善の逃げ方」とは何かというと
1 長手数になるように逃げる
2 同手数の場合は攻め方に駒を使わせる
です。つまりこの中に⑤・⑥・⑦の要件が含まれています。
「駒を全部使う」というのは攻め方の義務ではなく、
「攻め方にできるだけ駒を使わせるように応手を選択する」という玉方の義務と言う事です。
詰将棋の慣例としては
⑩玉方最後どの駒で取っても詰みのときは、位の高い方の駒で取る(玉飛角金銀桂香歩の順)
⑪攻め方最後どの駒で取っても詰みのときは、位の高い方の駒で詰める(飛角金銀桂香歩の順)
⑫香打などの非限定の場合、玉方の玉の一番近くに打つ手を優先する
⑬成、不成、のどちらでも詰むという場合は、慣例として「成」が優先される。
指し手記載の際には
⑭将棋の棋譜と同じように指し手のあとに「打ち」「直」「右」「左」など書く必要がある場合があるため
解答を書く際その事も注意する必要がある(必要があるのに書かなければ不正解とされる)
また成る場合「成る」ではなく「成」だけ書く
あと一応
⑮解答が複数ある場合も一つだけ記載する方が良いと思います
ニコニコ生放送の出題に関して
⑯問題は昼頃出題されますが1時過ぎると消されてしまいます
⑰問題は消えてしまっても締め切りは1時半までです
⑰問題を見るのが遅れた場合は消される前に必ずメモを取りましょう
⑱他の詰将棋と違い投稿時に必ず盤面を見れるわけではないので
盤面が手元にある状態で投稿しましょう
⑲手元にあるメモで詰むかどうか確認しましょう。詰まない場合メモが間違ってます。
よくある間違いとして
⑳成れない所に成っている。こういう錯覚に陥らないようにしましょう。

今日解説の塚田九段の言う「満解答」とは⑩の慣例によるものだと思います
というかこんな慣例を持ち出さないと満解答出せないなんてアホらしすぎる
まだ他にもルールがあるんじゃないかと思ってしまいます

詰将棋解答は
①2五歩 同馬 3四馬 同玉 3三飛成  で満解答
②2五歩 同馬 3四馬 同馬 1四飛成  で正解だが別解答
以下詰んでるけど詰将棋的に不正解
③2五歩 同馬 3四馬 1三玉 2五桂 詰んだ時角が持ち駒になるため不正解(⑦に違反)
④2五歩 1三玉 3五馬 2三玉 2四馬 手順中に歩を取ったが使ってないため不正解(⑥と⑦に違反)

今日(日付的には昨日)の解説はニコ生のタイムシフトで確認もできます(1週間以内に限ります)

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EOGさんありがとうございます
出題問題動画で確認しましたが45が馬でした
記憶違いだったようです
問題が見るのが遅れてこうだったかなと盤面を作ったもので
失礼致しました

2014/3/17(月) 午後 0:44 [ ミコト ] 返信する

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本図は将棋世界付録「タイムトライアル112」(1989.5)の第61番ですね.
作者(野口益雄さん)の手順は△任. 削除

2014/3/17(月) 午後 4:20 [ suikyou ] 返信する

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suikyouさん
情報ありがとうございます
出題は日本将棋連盟モバイルとされていましたが
過去に出てた作品なのですね
元々の答えが△世辰燭里豊,砲覆辰燭里
20年以上たってる間にルールが追加されたのかと思います

2014/3/18(火) 午後 10:49 [ ミコト ] 返信する

こんにちは。元詰将棋作家です。

守る方は最善の逃げ方で逃げる。この「最善の逃げ方」とは何かというと
1 長手数になるように逃げる
2 同手数の場合は攻め方に駒を使わせる
です。つまりこの中に5・6・7の要件が含まれています。
「駒を全部使う」というのは攻め方の義務ではなく、「攻め方にできるだけ駒を使わせるように応手を選択する」という玉方の義務なのです。

ただし1に関連して、無駄合をしないという前提があります。

もし無駄合ではなく、最長の手数で逃げて駒が余るとしたら、それは「変化長手数」というもので作品の欠陥です。
ただし変化2手長駒余りは慣習として認められているので、駒の余らない順が本手順(正解手順)となります。

2014/3/19(水) 午後 11:00 [ みんけんひで ] 返信する

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ひでさんありがとうございます
「変化長手数」について調べました。
また「最善の逃げ方」の逃げ方についての説明も
とても参考になりました。
将棋用語もあまり知らないので助かりました。

2014/3/20(木) 午前 1:48 [ ミコト ] 返信する

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