関本塾

病院では治療困難な現代病は足つぼマッサージで治そう!。

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 自他の認識。これは細胞レベルでの認識は、各細胞にMHC(主要組織適合遺伝子複合体抗原)があって、これを免疫細胞(白血球)がチェックしています。MHCはタンパク質の一種です、人のほとんどの細胞の中にあります。これが自分と自分以外のものを区別して、異物を排除したり殺したりして健康を保ちます。自分の細胞の異常を感知して健康に保つ免疫システムの基準になります。これは生物の基ですね。生き物として成り立つか?生物として生きていけるか?の判断は<自分であるか自分でないか、自分は誰?>なのです。それを発生の段階から判断しているのです。この課題は、カント・デカルト・パスカル・ソクラテスと知識の世界へと受け継がれて行くのです(話しの軸は違うけど、同じ様なもの)。

 どの生物も、このシステム(自分であるかないかの区別)がないと生存できない、生まれてきません。しかし、手・足が無くても脳が無くても子供は生まれてくるのです。それはさほど重要でないからです。障がいが在っても生きられるかどうかは、その後<私達>となった人類が荷う課題なのです。<自分とは何か?>が重要なのです。しかも、それを胎児の段階で、胎児自身でしてるのですよ。母体も異物である胎児を成長するまで、このシステムにブレーキをかけ、酸素や栄養を供給し続けるのです、人の意識でしているのではないのです。なんかすごいでしょう!この感覚は私だけかな?。(最も人間的なテーマだと思われてた事が、実は生物の根源であったわけです)

 ですから、臓器移植はこの異物排除のシステムをいかにして抑えるかが、究極の問題なのです。又、インフルエンザに罹ると異物排除で鼻水などの症状が出るのです。癌細胞が増殖し抑制されないのは、がん細胞も自分の細胞だからです。その異常が見分けられないからです。現在の病気の多くは遺伝子異常又は、こうしたシステムの狂い、プログラムの異常です〔内分泌系(ホルモン)等も〕。各器官・臓器の異常ではないのですから、薬ではなかなか治らないのです(これも書き始めると長いので割愛!。ここに関本塾の意味があると思っているのですが・・。)

 つまり、体はいつも自分か自分でないか、チェックしているのです。人間はこうした細胞の発展系ですから、人格と言う自我も、いつもそれをしています。他人と話す時、「何歳?出身は?どこの会社?どこの学校?どこの誰?」と思うのは、自分との共通する物と違う物とを識別しているからです。自分が食べる物なのか、共存すべき物なのか、敵なのか、無視できる物なのか、と発展していきます。生物的に言うと<同化と異化>。それが人で言う認識(世界の理解)の事です。

 その認識により、そこに文化、小説・音楽や絵画・思想などが生まれてきます。ちょっと、ショート・カットして書いてますけど。マア簡単に言うと、他人を認識する事により、自己や自己主張、他人への理解・要求が生まれるのです。関係が生まれるのです。赤ちゃんの発達がそのものですね。

 この自己認識・同化・異化(異物排除)のシステムは、そのまま人間社会に反映します。例えば、大人になると自分にふさわしい相手を求めて社会に出て行きます。そして、好きな人とはキスをして一緒になろうとしますが、嫌いな人とは離れようとします。愛しい人の唾液や汗の物はあえて求めますが、他の人の唾液は不快に思い、避けます。上手く行くと、異物であるはずの精子と卵子が一体化します。しかし、結婚してもいつまでもベタベタくっついていると、反発してケンカになったりします。結婚しても、自分と相手とは異物、元々違って居るからです、同じではないからです。それを簡単に言うと<人は近づこうとして近づき、しかし近づきすぎると反発します>。初めは<おもてなし>で、近づきますが、近すぎると、<うっとおしい!>関係になるのです。そして、その関係が、この原稿の初めから書いている、依存と支配の関係を作っていくのです。

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