せき仙人の京徒然

幸福の増税論(井手英策:岩波新書)、貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会の実現策(政治家に読んでもらいたい)。

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原作半藤一利さんの同名の著作、本の内容は、1945年8月14日から15日にかけての24時間のドキュメンタリー、文藝春秋社主催で行われた座談会(1963(昭和38)年6月に実施)で語られた事柄に基づいてるようですが、映画は、座談会で語られた事柄を基に、7月27日のポツダム宣言をうけてから8月15日の「玉音放送」に至るまでの、指導層の状況再現なんですね。

座談会の出席者は、戦中、帷幕にいた人、前線にいた人、捕虜収容所にあった人など30人、語られた事柄は雑誌「文藝春秋」(1963年8月号)に掲載され、後に単行本化されました。

文字より映像での印象、強烈でした、映画に関する断片・・(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大)。

 勝てないと分かっていて始めた戦争、終わらせ方も考えずに始め、そして310万人もの国民を死なせた、その幕引きの一部始終・・。
            映画「日本のいちばん長い日公式サイトのトップ。

 国体護持、天皇を頂点とする政治体制を維持するということ、国民は眼中になかった・・。
  天皇が「終戦証書」を読む場面(出典:入館時に渡されたパンフレット。証書全文と現代語訳ほかも掲載)。

 終戦証書は四枚あるんですね。 終戦証書四枚中の一枚目  耐え難きを堪え忍び難きを忍び・・がでてきます。 二枚目

 最後に「朕か意を體せよ」と。 三枚目(御名御璽と閣僚署名)  閣僚は16人。 四枚目(署名の後半)

 「玉音放送」の原盤、最近宮内庁から公開されました。
        「終戦証書」を読む天皇、声(玉音)を録音している場面(出典:公式サイトの予告編)。
この本、ドキュメンタリー、あるいは歴史小説、なんですね。 原作の「日本のいちばんながい日」(文春文庫の表紙)、8月14日正午から8月15日正午までのドキュメンタリー・・。

文春新書に「日本のいちばん長い夏」というのもあります。座談会内容に、44年後の解説、日本終戦史の問題点などを増補したもので、生の様子がわかりますね。

始める前から勝てないと分かっていた、終わらせ方も考えず始め、そして310万人もの日本人をなせた戦争、仕舞いまで国体護持、国民は念頭になかったようですねぇ(水木しげるさんは、兵隊や国民は軍馬より下だった、と語ってました・・)。

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