せき仙人の京徒然

幸福の増税論(井手英策:岩波新書)、貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会の実現策(政治家に読んでもらいたい)。

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先日、バスを降り川端通り出町柳駅へ向かって歩いていて、フッと目にした掛け札「萩の寺 常林寺」・・境内には萩の花があふれるほど、ご覧ください(各写真、ポイントでコメント表示、クリック拡大)。

 「萩の寺」の掛け札、やや見にくいですが・・。 川端通に面する山門  本堂内の様子は分かりませんでした。 こじんまりした境内

 山門を入って右手、柱の脇に隠れるかのように絵を描いてる人が・・。 境内右手  地蔵堂の前から。 地蔵堂前  萩、万葉集では一番さくた詠まれている花だそうですね。 満開

常林寺(左京区田中下柳町)、駒札によると、正式名は、光明山摂取院常林寺(浄土宗)、創建は1573(天正元)だそうで、本尊阿弥陀三尊像、釈迦三尊画(岸竹堂*作)も安置されてるそうです。幕末、勝海舟が京の常宿として利用、坂本龍馬や中岡慎太郎なども勝海舟を訪ねてきたと伝わる・・とも。

萩、花言葉は「思案内気想い」、万葉集で詠まれている花ではダントツ140首以上とか。目立たない、香りはない、なのにモテモテ、不思議です。

*岸竹堂:幕末から明治時代(1826(文政9)〜1897(明治30)年)に活躍した日本画家(明治期の京都画壇、3巨頭の1人とか。作品は秋景図(二条城)、龍虎図(天寧寺)ほか多数)。

 
 
作品は、国宝の絵巻「鳥獣人物戯画」に描かれている動物たちが、森で各種スポーツをしている姿を、絞り染め技法で絵幕に仕上げたもの。幅1m長さ40m、継ぎ目なしの絹布、京都の絞り染め職人40人ほどが本業とは別に、カ月かけて完成させたのだそうです。「京都絞り工芸館」で初公開(〜1224日)、ご覧ください(各写真、ポイントでコメント表示、クリック拡大)。

 中京区油小路通御池下る、地下鉄「二条城前」駅下車5分。 京都絞り工芸館  オリンピックを楽しむ絞り染め版鳥獣戯画・・と。 特別展看板

 ドアを開けたら狭いタタキ、靴を脱いで上がります。 入ったら目の前に  絞り染めの小物から高価な着物まで売ってます。 奥はミュージアムショップ
   「森でスポーツ 絞り漫画 鳥獣戯画」の展示は二階(階段脇の壁や正面の壁面にも絞り染め作品が)。
 展示場は二階。 階段脇「鳥獣人物戯画図」  階段を上った正面に・・。 階段の上正面

  二階に上ると、絞り染め行程を紹介するビデオコーナー、約10分のビデオで予備知識を得て展示室へ・・。

 絵幕の第一場の左側。 カヌー/水泳/サーフィン  右から左へ、自転車、馬術・・。 絵幕スタート

 絵幕の第二場。
          スケートボードやボルダリングほか各種競技の場面(40人で40m、一人1m・・)。
 染めの技法が凝縮。 ボルダリング  両手でホールドを掴んでる、へっぴり腰。 兎に接近  ホールドは疋田絞り、手の線は平縫い〆絞り。 蛙の右手
 ボルダリングは2020東京オリンピックで加わる、ホールドなどは「疋田(ひった)絞り」と呼ばれる技法で表現。

 日本でポヒュラーな競技種目をピックアップ。 柔道/走り幅跳び  日本男子、リレータイミングがよく強い。 リレー  日本の得意種目、でもアフリカ勢に負けてる。 最後はマラソン
    兎などは「平縫い〆(ひらぬいしめ)絞り」と呼ばれる、糸で生地を縫って色を染め分ける技法で表現。

 伝統技法による作品のほか、新技法の作品も・・。 ショップ  新技法「京ほたる絞り」、後継者不足のこの頃、若い人の活躍が期待されます。 新技法の紹介  手拭いだけど装飾品、藍が優雅な雰囲気をだします。 新技法による手拭い
京絞りの職人さんはどんどん減ってるそうですね。昔は着物などで需要は充分、絞りは農閑期の手仕事、安定収入が得られるという事だった、でも人口減、生活様式の変化で需要減、手作業のためコストがかかり商品は高価、悪循環・・。そんな中、「京ほたる絞り」のような新技法開発などで現状を打開、懸命に努力されているようです。

 
 
京都コンサートホールパイプオルガン、まだ一度も聞いてないなとフッ思い、演奏会情報を確認してみたら、数カ月おきに、内外奏者によるコンサートが開かれてるんですね。存在を知ってから大分経つ、先日、初めて聞いてきました、ご覧ください(各写真、ポイントでコメント表示、クリック拡大)。

 大ホールは1833席もあるんですね。
        大ホール(ステージ上、左はオルガンのリモート鍵盤、右、和太鼓)、座席数は1833。

 手鍵盤4段、足鍵盤1段、音栓が90もあるそうです。 リモート鍵盤  パイプの数は7155本、竹製のパイプもあるのだとか。 オルガンのパイプ群  和太鼓、団扇太鼓、シンバルなど、洋楽の太鼓を和太鼓にした、という感じ。 コラボ演奏の和太鼓
このパイプオルガンはドイツ製、手鍵盤4段、足鍵盤1段、ストップ(音栓)が90、パイプ7155本だそうです。笙や篳篥(ひちりき)、篠笛、尺八など和楽器も出せるよう竹製パイプも使われているのだとか(古都京都ならではのオルガンに仕立てられてるようです)。

 オルガンのみの演奏が4曲、和太鼓とのコラボが3曲でした。 演奏会チラシ  大木さんと大多和さんとの出会いや、コラボ演奏などについて、お話されました。 奏者のトーク場面
パイプオルガンは複数の音色を組み合わせて演奏、ストップ(音栓)でフルートやピッコロ、尺八などの音色もだせる、それが90もある、小さいオーケストラ相当の音がだせるんですね。和太鼓コラボ演奏されたボレロ(ラヴェル)などは、正にオーケストラを聞いているような感じで、素晴らしいものでした。

 
 
今年は明治150年にあたるので、京都歴史資料館では「いま明治150年を考えるプロジェクト」が進められてます。その中の一つ、「明治150年、京都、写真の時代」と題した企画展示がが18日まで行われてる、先日ちょっと覗いてきました、ご覧ください(各写真、ポイントでコメント、クリック拡大

 寺町通り、丸太町通りから上は、俄然静かな佇まいになる。 京都歴史資料館  なぜ京都が写真の時代なのか?。 企画展示の看板

 お昼休みは12時〜13時、受付職員はいなくなる。 展示室(ロビーの奥)  展示室は1階のここだけ。 展示室内(右側)

 レンズを通して映し出されるイメージを書き写す。 カメラでない写真機  イギリス製、1930年頃の製品。 初期の一眼レフ  盃の底に写真をはめ込む、新案特許らしい。 写真盃(写真の応用製品)

日本に初めてカメラが入ってきたのは1848(嘉永元)だそうですが、京都に残る一番古い写真熊谷直孝の肖像」(1859(安政6)年撮影)や、京都で活躍した写真師の紹介、写真の多様性の解説など、見ることができます。

これから先、企画展「文化財展」、特別展「京都をよみがえらせた名望家たち」、テーマ展「和本のひろがり」などが予定されており、別に講座も開かれる、興味深いところですね。

 
 
和歌山市深山、紀淡海峡を一望する小高い丘の上に国民休暇村があります。そこには周辺を散策する周遊路があり、途中に明治時代の「深山第一砲台跡」があるんですね。砲台は、1898(明治32)年に築かれ、1945(昭和20)年の敗戦まで使用されてたそうで、大砲はありませんが、明治時代の戦争遺構がしっかり残ってる、ご覧ください(各写真、ポイントでコメント、クリック拡大

 紀州加太の部屋から。
                      紀淡海峡(休暇村「紀州加太」から)
 こんな所に大砲の要塞、明治時代、富国強兵で頑張ったんだ。
    由良要塞の配置図(要塞は淡路島、友ヶ島、加太と三つに分かれ、25カ所砲台があったようです)。
 一帯は鬱蒼と茂る照葉樹林。
                  「加太周辺案内」(この辺りは瀬戸内海国立公園の東端)。
 煉瓦敷き、明治の頃からあるのかな? 砲台跡への道  立派な煉瓦造りのトンネル。 見えてきた遺構

 大砲の台座跡、2門並んでいた。
                        大砲の台座あと(直径4mくらい)
 2門一組、三組6門の大砲があった。 台座跡に説明板  砲台の設置状況、当時の大砲の写真、弾丸の飛び方など解説。 砲台の説明

 榴弾、砲弾内に詰められた炸薬が到着点で炸裂し、敵陣地を破戒、人馬を殺傷する砲弾。 28糎榴弾砲  模型が作られてる、趣味の世界は広い。 榴弾砲の模型(1/32)

 防護壁、敵弾が当たれば、こんなものは無いに等しい・・。
  砲弾の飛び方説明(大砲の周りには高さ5m程の防護壁、見えない、敵艦の方角、距離を測り撃つ)。
 樹林の中、湿っぽい環境だけど、下は意外と乾燥していた。 弾薬庫はこの下  100年近く経ってるのに構造はシッカリしている。 階段を降り  意外と内部は乾燥している。 弾薬庫内部

 伝声管、現在の船にも残ってる、原始的だけど確実。 天井に穴(砲台との伝声管)  この穴の目的、説明されないと想像つかないね。 砲台側の伝声管口 

 大砲、一度も使われなかった、戦争の仕方が急速に変わったから。
  砲台の防護壁上からの紀淡海峡(敵艦の方向、距離を測り、角度を求め、ド〜ン・・一度も使われなかった)。

  日本の戦争関係遺跡、正確にはわからないが数万ヶ所はあるだろう・・と(保存、どんな視点で、難題です)。
 

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