せき仙人の京徒然

幸福の増税論(井手英策:岩波新書)、貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会の実現策(政治家に読んでもらいたい)。

「京都百景」版画と実景

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「京都百景」、平成の浮世絵師と自称の井堂雅夫氏が、京の名景を版画にして順次刊行、'07年秋の第十集で百景完了しました。広重の「名所江戸百景」とは違う写実的な感じ、その元風景はどんなものか見てみたいと思いませんか?
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シーズン過ぎたのに「いまさら紅葉もないだろ」と言われそう・・・(ですが、来秋まで温めておくのもぉと)。このお寺は、本阿弥光悦の庵が前身だとか、茶室「大虚庵」を囲む「光悦垣」、特徴的な編み方で有名なんですな。

北山・鷹峰の麓にある地を家康から拝領、一族、町衆や職人を引き連れて移り、いまで言う芸術村にしたようで、彼の死後、日蓮宗のお寺になったんだそうですぅ。
(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大表示。)
すこしサビが強調されてますが、紅葉の時期、意外と緑が多いんですよね。光悦さんより前、この様式の垣を造った人いなかったんでしょうかね? 浮世絵、京都百景の内「光悦寺」(北区鷹峯光悦町)。光悦垣を覆う紅葉と左に広がる庭の構図、落ち着いたいい感じです。
庭、左に広がっている訳ではなく植え込み、浮世絵のようには広くありません。 写真ならこんな具合でしょうか。
紅葉狩りに訪れる人が多く、人影がなくなることはありませんでした。 単にシャッター切るとこんな具合に写ります。
写真を撮る方が次々と視界に、途切れるのをジッと待ったのでしたが・・・。 光悦垣のある風景、背後の鷹峰、紅葉、垣、いい組合せ、皆さんよくご存知のようで、写真を撮る方が引きも切らず、でした。
新緑が始まるころ、人はパラパラ。占有してる気分で鑑賞できしましたよ。 紅葉時期でない時の光悦寺です。
床几に座るのもままなりませんでしたぁ、優先席はありませぇん。 紅葉真っ最中の参道。
資料館に展示されてる作品。資料館は拝観券売場の裏手、公開は期間限定のようなので、時期によっては見られないかもしれません。 公卿で歌人の烏丸光弘卿(1579〜1638)像、光悦さん作だそうです。光悦さんは1558〜1637、書、陶芸、漆芸、茶などの芸術家。殆ど重なる時代の人同士、どんな交流があったんでしょうか。

京都百景の浮世絵、この先、雪景色などのいい作品多数ですが、その原風景に出会うのは至難、寒い季節だし、根性がいりますぅ。
小倉山の中腹にあるお寺、本尊は十界大曼陀羅とか。山門から仁王門、本堂へと続く山道は紅葉のトンネルとなり、訪れる人が多いですねぇ。小倉百人一首の小倉はこの地に由来・・・(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大)。
宇都宮蓮生(1172〜1259)の「小倉山荘」(別荘)があったそうで、その襖色紙にのせるために選んだ和歌が百人一首だとか。 浮世絵・京都百景の内「常寂光寺」(右京区嵯峨小倉山小倉町)。百人一首と縁の深いお寺のようですぅ。
紅葉を愛でる人が引きも切らず、この場面を撮るのに苦労しましたよぉ。 写真ならこんな具合でしょうか。
ドドッと人が登ってきましたぁ。 単にシャッター切るとこんな風に写ります。
この階段を上って、さらに背後の高みに登ると多宝塔、そこからの市内の眺望がなかなかいいのです。 ほんの少し時間が経つと紅葉も一段と輝き、人人人・・・・。ここから見る紅葉が一番ということ、皆さんご存知なんですね。
中央の松すぐ右は比叡山、手前右に双ヶ岡、そこから左に衣笠山、大文字山などなど。 境内の高みに多宝塔、その更に後ろからの嵯峨野の眺めです。
紅葉、今年は猛暑、夏が長かったためか、若干遅れたようだし、暑さに参ってくすんだのが多かったりでしたが、あちこち見事なのを堪能させていただきましたょ。

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全山が錦繍に彩られる東山、その中でも特に訪れる人が多い永観堂、
正式名は禅林寺(聖衆来迎山無量寿院)だそうで、浄土宗西山禅林寺派の総本山と聞きました(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大。)
江戸時代から「紅葉の頃は殊に美観なり」と評価されてるそうですぅ。本尊は後ろを振り返った姿の阿弥陀如来、「みかえり阿弥陀」といわれているとか。 浮世絵・京都百景の内「永観堂」(左京区永観堂町)。東山の緑との対比がいいといわれてますが、正面に多宝塔、紅葉、黄葉、背後の東山、なかなか見事なパランスですね。
背後の東山稜線はズッと上で見えないし、木々の色も浮世絵のようにはいきません(^_^;。 永観堂、写真ならこんな具合でしょうか。
浮世絵で左下にある諸堂への入口、本当はもっと左の方、見えない場所なんですなぁ。 単にシャッターを切るとこんな風に写ります。
本尊「みかえり阿弥陀」像はこの堂内、正面からみるとソッポ向いて、あんたに用はない、という感じ・・・。 釈迦堂の前庭、白砂壇と紅葉、そして松の緑、対比がいいですねぇ。
西山や嵐山嵯峨野は午前、東山は午後、がいいようですね。 釈迦堂を巡り、浮世絵正面に描かれている多宝塔へ、そこから見た市街、なかなか気分爽快です。
人が多くて、急ぎたくても進めない、嫌でもユックリ、大いに楽しめますぅ・・・。 そして下の放生池を囲む紅葉です。池をゆっくり巡ると、葉を透す陽光で鮮やかな紅に感動させられますぅ。

晩秋を飾る古都随一の楓、と評する方がおられます。が、他にも素晴らしい所が一杯なので、結局は好みによるということでしょうか。

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比叡山の麓、あるいは東山の北の端、風光明媚な地、後水尾上皇によって造営工事が起こされ、1695年(万治2年)に完成した山荘だそうで、桂離宮と並ぶ江戸初期の代表的山荘といわれているようですな。

下、中、上離宮の三つからなり、上の隣雲亭から見た西山や市街の借景は見事、広大な苑池(浴龍池)も素晴らしいですぅ(予約なしで見られるといいんですがねぇ)(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大表示。)
離宮の見学は全て予約制、こんな夕景にタイミングよく出会うのはとても望めません。画家は創作できるのでいいですねぇ。 浮世絵、京都百景の内「修学院離宮」(左京区修学院藪添町)です。
なかなか浮世絵のような夕景を写し取ることはできません。 写真ならこんな具合でしょうか。
見える樹木は浮世絵とはどうも左右反対のようなんですぅ。 単にシャッター切ると・・・。
正面の扁額「寿月観」は後水尾上皇の宸筆だとか(書き方にも区別があるんですなぁ)。 下離宮・寿月亭、警戒厳重な門を入ってすぐです。
上皇の皇女「朱瑤内親王」の御所だったそうですよ。 そして中離宮の楽只軒です。
雲の隣の亭・・・、比叡山麓、霧がたなびき雲が流れる、実感のある名ですねぇ。 一番高い所にある上離宮の隣雲亭です。
 浴龍池の土堤は人工的なもの、下から見て土堤と分からないように隠す見事な植え込みがあるんですね。
上離宮鱗雲亭前からの眺望、すぐ下に浴龍池、正面に横山から一本松山、その向うに洛北の山々、左手には京の市街、いい眺めですぅ。

宮内庁管理は、この他に桂離宮京都御所など等・・・、
見学、予約なしでできるようならんもんでしょうか。
嵯峨野散策、竹林を抜け、野宮神社で願掛け、二尊院ほかを拝観、化野念仏寺、そして頃合い、昼は鳥居本で・・・となるのでしょうか(各写真、ポイントでコメント表示、クリックで拡大)。
縁台が石垣の内側になってますが、スッと入れるんですぅ。 浮世絵・京都百景の内「鳥居本」(右京区嵯峨鳥居本仙翁)です。鮎の宿「つたや」の暖簾を通してみた涼しげな風景ですねぇ。
愛宕神社の鳥居はチラっとしか見えないですねぇ。 写真ならこんな具合でしょうか。暖簾の色は違いますが、涼風を感じていただけますでしょうか?
私お昼抜き、チョッピリこたえますぅ。 お昼が終わったら、さてどっちへ行きましょうか、鳥居は愛宕神社・一の鳥居、その向うに愛宕念仏寺、その先へ行けば清滝の方です。
ここでのお昼、予約なしでは無理、外観からは想像もできない位のお値段だとか・・・。 外から見た「つたや」。苔むした茅葺き、一見あばら家風ですが・・・。
霞食う儂には敷居が高い・・・。 こっちは「平野屋」のお座敷です。一の鳥居の前、「つたや」以上に有名なようで、お値段は「つたや」同様と・・・。
仙人には「抹茶に団子」がよろしいようで・・・。 平野屋の「お団子に抹茶」です。

ついに奥嵯峨までやってきました。この先に愛宕念仏寺、清滝、愛宕山、参りますか?
これからの季節は、戻りながら紅葉を楽しみましょう。

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