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設計工房の事務所パティオ部分の写真です。
コンクリート面にはどのような色が合うかについては、主観的な問題だが・・・。
私の友達は、コンクリートの面にオークを合わせるのが好きなようだ・・・
無機質なコンクリートと木のぬくもりというミスマッチの対峙によってもたらされる緊張感の中に美しさ
が表現される。 ルイス・カーンはこれを意匠の中で芸術的な領域まで昇華している。
私は、コンクリートの無機質さは動より静、ややもすれば人を疎外する力を持っていると感じている。し
かし、これに朱色が合わせられたとき静の中にいのちの息吹が吹き込まれる、その瞬間に躍動が生まれる。
モノトーンとカラーの対峙からもたらされる劇的なまでの緊張感、それが大きければ大きいほど美しさは
艶やかさまでに昇華する。 ル・コルビュジエ作品にはそのようなものが溢れている。
フランスにあるロンシャン教会に訪れた多くの建築家がまばゆいばかりの光の織り成す色の中で驚嘆し、
幻惑され、ある者はそのなかにエロチジズムさえ感じると表現している。
建築は芸術であってはならず、いのちそのものでなければならない。いのちとは単調なものではなく劇的
なものである。コンクリートと色の出会いはそれを生み出す力があることを思えばチャレンジする価値の
あるものだと思うのは私ひとりでしょうか・・・。
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