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ブログ始めました!が数年停滞中です(笑)。

Living In The Moment

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Sea BreezeレーベルからThe Gary Urwin Jazz Orchestraの1枚。

メンバーはなかなかで、
Sax:Kim Richmond、Pete Christlieb、
Trb:Charlie Loper、Andy Martin
Tp:Wayne Bergeron、Frank Szabo、Carl Saunders
Rhythm:よく知りません(笑)
私が知ってる名前だけでもこれだけいます。

1曲目:East of the Sun.ややアップテンポで軽快にスイングさせてテナーソロ。次のBassソロで少し雰囲気を変えるも、引き継いだピアノソロでまた軽快なスイング曲に引き戻しています。うまいなぁ。

2曲目:Colores del Fuego.ラテンのアレンジで、もれなくラッパ隊が少しお馬鹿になってます(笑)。

3曲目:Sublimation.はHerbie HancockのMaiden Voyageみたいな入り方ですね。最後は多少熱くなってますけど。

4曲目:I'm Fool to Want You。出ました!別名「貴方だけよ」。Eric AlexanderのGentle Ballads兇砲蘯?燭気譴討泙靴燭、このアルバムではBill Watrousをフィーチャーしてます。
トロンボーンフィーチャーの曲でアンサンブルにフルートって合いますね。優しい響きがマッチするのかな?(あぁ、フルートも練習しないとな…)
さて、曲もまだ前半なのにカデンツァが。その後なんとワルツに姿を変えて曲は続きます。こういう展開も「あると思います!」ワルツの曲でソプラノソロっていいね。前に守屋さんの「Departure」という曲を演った時にソプラノソロ入れたことがあります。(吹きたかったのでコンマス権限で…)

5曲目:Slow Boat to China。このアレンジは秀逸です!!よくあるタイプの曲なのに、バンドを気持ちよくスイングさせて飽きさせません。短めのイントロからしっかりとスイングし、テーマはサックスソリでこれがまたよく唄ってる!途中から引き継ぐトロンボーンとの掛け合いも絶妙。最初のソロ部分はテナーバトルで、一人で吹いているかのようなフレーズの繋がり具合が心地よい。ピアノのソロをはさんだ後でペースを変えるようにドラムのソロが入って、後テーマでまたしっかりと全体をスイングさせてます。最後はお決まりのラッパキャーキャーで(笑)。スイングビッグバンド曲のお手本ですね。

6曲目:Time Rememberedでは珍しいハープソロがあります。曲はBill Evans(多分ピアノの方)でちょっとまったりとした曲調。

7曲目:Little Linda.待ってました!!Spyro Gyraの名曲です。原曲のイメージを壊さないアレンジで、アンサンブルにフルートを使用してビッグバンドになっても軽やかさを失わないです。原曲同様、アルトがテーマ。ソロはアルトフルート!!うぉ〜っ、カッコいい!このソロを途中からアコギが引き継ぐところもスマートですね。
中間のtuttiでは最後に6拍子で変化をつけて後テーマにつなげていて、これもまたかっちょいい!3分半と短いのですが、たっぷり詰まってます。

8曲目:Song for Strayhorn.この曲も大好きです。Gerry Mulliganの曲ですが、最初のテーマはなんとチェロ。繰り返しのテーマはバリトンにタッチしチェロはオブリガードに。この音色の混じり方がいい感じです。
ソロ部分は当然バリトン。バリトンの後でピアノのカデンツァをはさみ、チェロのソロになりそこにまたバリトンのテーマが絡まり…なんか美しい情景ですよ。Garyさん天才じゃない?

9曲目:Lush Life/Adagio for Strings.前の曲からBilly Strayhornつながりですが、前の曲の様な感動はありません(笑)。やっぱりColtraneのLush Lifeを聴いているからでしょうか?ビッグバンドで演る曲ではない気がする。

10曲目:For Liz and John.一転してボサノヴァ。ソプラノのテーマ、ラッパソロ、アコギ等々、南国の夕暮れをってな感じです。

11曲目:Outside Looking In.やっとAndy Martinのソロのお出ましですが短いっ!もっと聴きたいのに…

12曲目:'Round Midnight.イントロ部分のサックスソリがちょっと珍しい。よくある感じの…かな?と思いきや2分過ぎくらいからアップテンポのワルツに様変わり。これも珍しい。

13曲目:East of The Sun - Duet.ピアノとテナーのデュオでお口直しを。

Gary Urwinさんは音の重ね方が極めてオーソドックスです。あまり不協和音は使ってません。非常にバランスのよく、かつバンドをスイングさせるリズムの使い方も絶妙、さらにこのアルバムは選曲の良さも手伝って私のお気に入りの1枚です。ちなみに他にもアルバムは出してますが、あんまり聴いてません(笑)。

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Morning Dance

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最近、断続的な雨天でジメジメしてきているので、少し爽やかな気分になりたいんです。そこでSpyro Gyraの出世作である1枚、って言っても他のアルバムは聴いたことないんですが(笑)。

1曲目:スチールドラムのトロピカルなイントロ、サックスの爽やかなメロディなどあまりにも有名な表題曲。アルトを持つとつい吹いてしまいたくなる曲ですね。
2曲目:Jubileeはもう少し元気な曲。途中でクラップハンドを入れたり、当時のフュージョンの流行を押さえているといったところでしょうか。EWIはMichael Breckerなのかな?私の持ってるCDにはメンバーのクレジットがないのですが、BreckerBros.が参加しているようです。
3曲目:Rasulではアルトをソプラノの持ち替えてますね。ソプラノを軽やかに吹けるのっていいですねぇ。私はまだまだ自分の吹き方を探している最中です。
4曲目:Song for Lorraineは同年代の方なら必ずTVで聴いたことがあると思います。当時は多分、天気予報かなんかで流れていたと記憶しています。これもトロピカルな雰囲気の曲ですね。
5曲目:StarburstもTVとかラジオでよく流れていた曲ではないでしょうか。
6曲目:Heliopolisは少し変わった曲で、テーマはブラスを効かせたパーカッシブな感じなのにサビの部分は一転してアルトのしっとりとしたメロディを聴かせています。で、またソロ部分などはパーカッシブになったりします。
7曲目:It Doesn't Matterもどっかで聴いたような…と思わせる曲。このバンドのカラーなのでしょうね。
8曲目:Little Linda。この曲大好きでしてね。高校生までエレクトーンやってたんですが、弾いてました。当時はSpyroGyroなぞ知らずにですけど。大学生になってこのアルバムを聴いて「あっ!」ってな具合です。この曲のBigBandアレンジって知ってます?あるんですよ!!案内しだすと脱線しまくるので、まだ内緒です(笑)。
9曲目:End of Romanticism。個人的にはあんまり好きな曲ではないですよ、なんだかダサくって。このアルバム唯一のジメ〜っとした暗い雰囲気の曲。画竜点睛を欠くとはこのことでしょう…

とはいえ、全体的には間違いなく名盤!なわけでして、よく人にお薦めする1枚でもあります。
また、これからの季節に聴きたくなるアルバムを紹介していきたいと思います。また、Little Lindaで触れましたBigBandも是非とも紹介したい1枚ですので、お楽しみに!!

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Woodlore

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PhilWoodsのアルバムの中から、一番好きな1枚。
1955年の録音なので、20代半ばでしょうか?この若さ溢れる且つ、円熟したかのような熟練の技を持つ演奏が聴ける1枚です。

1曲目:Woodlore、表題曲は自身の作による軽快なミディアムファストナンバー。特に奇をてらうでもなく、純粋にBe-Bopを楽しめる曲です。
2曲目:Falling in Love All Over Again。これはもう、本当に大好きな演奏ですね!とにかくよく唄ってます。フレーズもかっこいいし、1曲の中で色んな表情を見せてくれる名演です。アルトと言わず、サックス奏者は必聴!
3曲目:Be My Love。これもいい曲ですねぇ。題名からして甘い曲調なのは自明ですが、これを軽快なアップテンポで料理しちゃいました。守屋純子さんのビッグバンドではTp(Eric宮城)のバラッドで演奏されてるのですが、自分の結婚披露宴でテナーフィーチャーで演奏させて頂きました(笑)。(ちなみにピアノは守屋さん自身に弾いて頂きました!)
4曲目:On a Slow Boat to China。これもナイスなスタンダード曲です。コンボの練習なんかに向く曲だと思います。こういう曲を必要以上にこれくりまわさずにさらっと吹いてのけるところが素晴らしい。少しそれますが、GaryUrwinという人のビッグバンドでも演奏されていて、ビッグバンドの王道と言っていいほど良く出来たアレンジでかっこいいです。(かなりそれそうなので、またそのうちアルバム紹介しますね。)
5曲目:Get Happyはアップテンポで、このアルバム唯一のマイナーキーの曲です。さすがにPhil、ちょっとやそっと速くなったぐらいでは慌てません、騒ぎません(当たり前ですか?)。軽くいなしてますよね(笑)。
6曲目:Strollin' with Pamはミディアムのメジャーブルース。ま、最後は少し落ち着いて聴いてちょうだいってなとこでしょうか?

とても20代の演奏には聞こえないですねぇ。なんでそんなに落ち着いてるの(笑)?でも本当に素晴らしい演奏、良いアルバムです。
トータル33分程ですので、ちょっとした時間に聴けちゃうのもいいですね。

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Shifting Images

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守屋純子さんのビッグバンドアルバム第一弾。
2001年の録音です。この当時は浜松に居り、週に3〜4回は楽器吹いてましたねぇ…今の吹き方、音が出来たのもこの時期です。

さてさて、アルバムの紹介です。
1曲目:Spiral。テーマの音の繋がり方が螺旋のイメージで面白い。いきなりソロは小池修大先生!モダンでブリブリなソロでビシっと決めて、あれっ?もう曲終わっちゃうの?と思わせといて中路のトロンボーンがのっそりと顔を出します。
2曲目:Underwater Worldは守屋さんの母校バンド、早稲田ハイソの依頼で出来た曲。宮本大路さんのバリトンテーマが渋カッコいい。
3曲目:Cotton Tail。うさぎの種類でしたか?元気良く跳ね回るアップテンポナンバーですが、聴きなれたテーマなのでと気軽に手を出すと痛い目に会います(笑)。こういう曲をさらっと演奏出来るのがプロなんですねぇ。
4曲目:Waltz for Gilはライブの時は、単に「ワルツ」と紹介されてましたが、時を経て発表される別の曲も最初は「ワルツ」でした(笑)。この曲は最初は6拍子で中間部は3拍子、最後にまた6拍子という駄目な人にはとことん駄目な曲です(笑)。あっ、僕ぁ3拍子大丈夫っすよ!!
5曲目:Cavatinaは映画ディア・ハンターの曲らしいです。原曲はギターの演奏とも聞いたような?この曲はドラムレスですので、吹奏楽っぽい雰囲気も持ってます。NHKの公開録音の際に、収録終了後のアンコールで演奏されました(ドラムの大坂さんがすぐに移動だったので)。
6曲目:Bright Moment。良い曲です。以前のライブではオープニングに演奏される事が多かった曲ですが、イントロから何か前向きなこれからいいことが起きそう!みたいな感じです。途中で(3分過ぎたあたり)でちょっとセンチになっちゃうけど、また元気を取り戻して最後までいきまっせ!ってな具合です。最初にライブで聴いた時はソプラノのソロだったのですが、アルバムではトロンボーンになってて少し残念。
7曲目:A Touch of Mingus。ドロっとしたサックスアンサンブルで曲が始まり、宮本大路さんの妖しいバリトンの世界へようこそ(笑)!この曲はライブではサックスアンサンブルのあとにReincarnation of A Love Bird(これもミンガスの曲)へ繋げることが多いです。カッコいいですよ(サックス隊は死にそうな顔して吹いてますけど…)。
8曲目:A Touch of Monkはそのままモンクっぽい曲。
9曲目:Over Thereはよく「遠き〜山に〜日は落ちて〜」がモチーフですか?と聞かれるらしい。本来はエリックが吹くイメージで書かれた曲とのことですが、このアルバムでは、穐吉敏子バンドでもリードを吹いていたMike Ponellaが堅実なプレイを聴かせています。
10曲目:Friday The 13thはこれまたモンクの曲です。4小節、4つの和音で構成されるシンプルで置くの深い曲です。佐藤春樹がファンキーに、緑川英徳がアンニュイな感じでソロを演じます。Thelonious Monk Orchestra at Town Hallでの演奏と聴き比べて見るのも面白いと思いますよ。

なかなかビッグバンドを継続するのは難しいと承知してますが、これからも守屋オケには頑張って続けてもらいたいと思います。
実は守屋さん、浜松ジャズウィークに一度出演されてるんですよね、1枚目のアルバムの頃に。今度は是非ビッグバンドで来て頂きたいものです!!

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The Birth of a Band

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唐突ですが、QuincyJonesのビッグバンドものです。
何ゆえに本アルバムかというと…6月9日に3人目の子供が産まれました!!
もう少し直接的にいくと「A Child Is Born」にひっかけた選択をするのでしょうが(収録アルバムではMel Lewis & Friendsくらいしか知りません)、今更な感じもありまして、5人家族なら立派なバンドではないか!!と強引な振りで(笑)。

1曲目:タイトル曲ですね。いわゆる高速チューン。ま、景気付けのオープニングアクトにはもってこいな1曲です。
2曲目:Moanin'と3曲目:I Remember CriffordはClarkTerryをフィーチャーしています。Clark先生渋いっすねぇ。
5曲目:Tickle ToeはLester Young(ts)作曲、Al Cohn(ts)のアレンジ。全体的には特にこれといった特徴はない演奏ですが、テーマのsaxソリはカッコいいですね。SAX奏者としても面目躍如ってとこでしょうか。
7曲目:Whisper NotはBenny Golson(ts)の曲。高校生の時に3管コンボの譜面を借りて演ったのが懐かしい(何年前?)…ちなみにBennyGolson氏はまだ生きてます。静岡のLifeTimeに出演予定…あれっ?中止になってる。
8曲目:GypsyはPhilWoodsがフィーチャーされてます。彼のバラッドってやっぱり良いですねぇ。
12曲目:Midnight Sun Will Never SetはCD追加曲。一般的にはBasieバンドでのMarshall Royal(as)のフィーチャーが思い起こされるでしょうが、本作ではKennyBurrellのギターがフィーチャーされてます。珍しい1曲ではないでしょうか。

QuincyのDVD(JazzIcons)は本作('59年)の翌年('60年)収録で同じ様な選曲になっていますが、Midnight〜はPhilWoodsのフィーチャーになってます。このDVDシリーズは多くのミュージシャンの貴重な映像が嬉しいですよ!皆さんも是非色々とご覧になってください。

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