あらきそば  〜究極の板そば〜

山形の蕎麦と言えば『板そば』。
これは、農作業の後に蕎麦を振舞う時、好きなだけ腹いっぱい食わせるようにとの気持ちから大きな板の上に蕎麦をいっぱい盛って出したのが由来の由。箱状になっているので重ねることができる。

その山形村山地方の板そばと言えば、全国的に有名な蕎麦屋がここ『あらきそば』。

雑誌やメディアで取り上げられたのは数限りなく、"東京から新幹線にのって村山駅からタクシーを飛ばしてたった千円の蕎麦を食いに来る" などの逸話も聞こえるぐらい。

それほどの有名な蕎麦屋に仙台に来て2年にもなるのに行かなかったかと言えば足のない小生にはあまりにも遠いところだからだ。前回も途中で諦め碁点の船着場近くの『後楽園そば』でやっとこだった。

この日、意を決して村山駅を出発。一路あらきそばを目指す。ルートと場所

約6km。ついに目指すところに着いた。

昼前には着こうと急いだつもりが、なんと駐車場には車が溢れさらに場所を探すのも数台、バイクも結構ある。いやあすごい。

街道沿いだが目立つ旗などなく地味な看板がちょっと出ているぐらい。茅葺の180年の古民家がこの蕎麦屋の風格を表している。

玄関を入るとなんと入口の囲炉裏の間では4,5人が順番待ち。
どうするか尋ねると、帳場に声をかけて番号札をもらうのだとか。小生で29番。まだ昼前。開店から30分ほど。すごい。

ほどなく声をかけられ、27番から30番の方どうぞと案内される。

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にしん
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裸電球の灯りだけで室内は暗い
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山形の蕎麦はもっちりとした極太の黒い二八蕎麦。
歯ごたえ十分で啜るというものではなく、噛みしめるというもの。
だから汁にはどっぷりと漬けて飯を食うように噛みしめる。
そうしたら蕎麦の風味が口いっぱい広がって『美味い』となる。

『あらきそば』では板そばのほか鰊の甘辛く煮たのと野菜の煮たのが2種類あるだけ。
薦め上手な年季の入ったおばさんは、ほとんどの二人ずれの客に板そば2枚の他に鰊と野菜を1個づつ注文をとっていた。

念願叶ってようやく蕎麦のメッカを訪れた。

村山市の蕎麦屋は『最上川三難所そば街道』として連携している。
全部食べると14店。これで後楽園そば、あらきそばのまだ2店だけ。
そのほか大石田、天童、尾花沢、新庄、南の方もまだまだたくさん、そうそう白鷹にも多くの名店が。
先は長い。

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