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続き。
鉄工所さんのショウウインドウの作品。
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岩手県遠野市
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遠野は素敵な町。
遠来の客はすぐ郊外の伝承館、かっぱ淵、ふるさと村などに行きたがるが町の中にも整備された一角はもちろん素敵なところがたくさんある。
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遠野の知られざるスポットに卯子酉様(うねどりさま)がある。
NHKの朝ドラ『どんど晴れ』で主人公の夏美ちゃんが友達と願掛けした場所だ。
一昨年、この前を通ったときに赤い布切れは見たが、仕事の最中ということもあり下車してみることはなかった。
この日、前日の雪がまだ残り自転車を走らせてふるさと村などにはいくにはちょと危ないので歩ける範囲ということでここに目標を定めた。
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釜石を出た列車は深い山の中を縫うように進んでいく。渓谷が美しい。昨晩の雪は木々を着飾り御伽噺の世界に誘うよう。
そんな列車は、遠野盆地に入ると何かほっとして遠野に着く。
遠野を過ぎるとまた山間に入っていく。
宮守の手前すぐにこの橋はあった。
橋の上を通過するときチラッと下が見えた。アーチが確認された。
宮守で下車した。下りが来るまで約一時間。
通称めがね橋。正式にどういうのか知らないが、そんなのはどうでもよい。
めがね橋でいい。
遠野の方のブログでこの橋がライトアップされ、列車が通過する瞬間を撮られた写真を見た。
幻想的なその写真。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモチーフになった橋だと聞くとますます本物が見たくなった。
この橋はコンクリート製のなんと戦時中の昭和18年とのこと。
日本の土木工学の技術も相当なレベルにあったのだろう。
日本には各地にめがね橋が残されていて文化財に登録されているものも多い。
ぜひ大事に残していきたいものだ。
宮守駅の入り口角のよろずやで缶コーヒーを買った。
店のおばあさんに橋の写真を撮ってきた旨言うと壁に掛けられている虹色にライトアップされためがね橋と白い煙を吐きながら疾走するSLの見事な写真を指差しながら、
『これ私が撮ったの。』と。
まだデジカメがないときに、フイルム式のいわゆる馬鹿チョンカメラだったらしいが、見事な出来栄えだった。ほかのSLの疾走する写真も大勢のセミプロ鉄チャンに揉まれながら必死になって撮ったのだと。
孫の祭りの写真も飾ってあった。もう20年前。すでに社会人になっているとか。
今は、デジカメで花の写真にチャレンジしているのだとか。お元気で。 |
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帰りに遠野の道の駅「風の丘」で小休止。 眺めがよいところだ。残念ながら風はなく一枚ばねの風車はお休み状態。 |



