山形県酒田市

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庄内は酒井氏の大藩だが、松山に支藩があった。
江戸の初期に分家して松山二万石としてこのあたりを治める。

酒田の東約10kmぐらいか、田園地帯を進むと集落が見えてきた。
合併前は人口五千人の小さな松山町だった。

交通の要衝からも遠くはずれその存在は全く忘れ去られたよう。
訪れる人も少なくひっそりした町中。
城下町の雰囲気漂うが何か寂しそう。

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商都酒田

鶴岡が質実剛健の武士の町とすると、酒田は派手な商人の町。
相馬楼や山王くらぶはその商人の商談や息抜きの場。本間家の邸宅はただただ驚くばかり。
『本間様にはおよびはせぬがせめてなりたや殿様に・・』といわれたその財力。

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↑山居倉庫

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↑日和山公園の芭蕉翁

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↑酒田港

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↑相馬楼

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↑本間家邸宅

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↑海洋センター
NKエージェントは、山崎務が社長の会社。映画のかなりの部分で舞台になった。
最初、この映画を見たときこの赤いレンガのみすぼらしい建物にどこかで見た記憶がよぎった。
つらつら思い出すと、映画を観た半年前に、この先の日和山公園の芭蕉の像を見に来たときにこの前を通ったのだ。


この建物は旧割烹小幡にて、古くからこの地で割烹を営んできた。
日本海に沈む夕陽を愛でながら一献傾ける。酒田商人の粋な楽しみの舞台だった。
ところが、西側の一等地にマンションが建ってしまった。女将は訴訟に訴えるもうまくいかなかったのだろう。結局廃業に追い込まれてしまった。
長く閉鎖したままのこの洋館に再び脚光を浴びせたのはこの『おくりびと』だった。

連日大勢の人々が見学に訪れる。ついには内装を整え、それも見せることになった。
以来来訪者は10万人とか。


就職のきっかけとなった人材募集
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社長の居室 この網でやいた河豚の白子を頬張る社長の山崎。
説明によると酒田で河豚の白子を焼いて食う風習はないとのこと。
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ここでは鶴の湯の女将の納棺も撮影された。
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酒田で『おくりびと』のロケ地を見て、映画撮影の支援を通して「まちおこし・まちづくり」に精力的に活動しているNPO法人の事務局長さんからいろんな苦労話、エピソードをお聴きする機会があった。


おくりびとがきっかけになって組織化したとのこと。
おくりびとの撮影隊は2007年4月1日から5月15日まで酒田に滞在した。セットの撮影ではないので、まずは雰囲気のあった場所を探す、交渉する、当日も案内からもろもろのサポートなどたいへんなご苦労だ。
特におくりびとの場合は葬式の場面が何箇所か出てくる。
知り合いに声をかけるとまずは気楽に
『うん、いいよ!!』

『実は、葬式の場面なんだが・・・・』と、切り出し、白黒の幕や祭壇をセットする云々と続けると

『ええ!それは何ぼなんでも・・・・???』

そこを、粘り強く説得しようやく撮影地を確保していったとか。

二箇所だけ残念にも鶴岡と上山に行ってしまったのが『鶴の湯』『大悟の実家』。

酒田で休業していた銭湯を紹介したが、営業していないと何か雰囲気が出ないという滝田監督のこだわりが酒田を使えなかったとか。

『大悟の実家』例の『和』という三角看板のスナック?
監督のこだわりは川沿いの小さな店だとか。
いろいろ紹介したがいまいちおめがねにかなわない。ついに、酒田以外に声をかけて情報を求めたところ上山から物件情報がもたらされた。

酒田のいろんなところが舞台になり、地元の方も新たな気づきがあった。
経済効果は、アカデミー賞に輝いたこともあり連日大勢の訪問客に沸いた。
12月公開の『スノープリンス』も酒田が舞台だとか。

酒田港座の階段と入口  大悟の最初の仕事は『納棺のプロモーションビデオの撮影』だった。
その撮影場所がこの映画館。大悟はチェーンを飛び越えて階段を上がる。
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舞台の上に椅子とストーブがおいてある。椅子には社長の山崎務が座っていた。
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日和山公園

  
  暑き日を海にいれたり最上川    芭蕉


この句は芭蕉がここ酒田を訪れた時、「真っ赤に燃えた太陽が日本海に沈む時、最上川がとうとうと海に流れ込んであたかも暑い太陽を押し流しているようだ。」と感じ、この短いフレーズに収めた。

多少温かいとはいえ、雪がまだ深く積もり空は厚い雲が出てきてうっとうしい冬空では、この感じを想像しろと言われても無理だ。

しかし、今日は芭蕉が佇んだと同じ場所を確認するのが目的ゆえこの日和山公園を訪れた。

日枝神社
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芭蕉翁も寒そうだ。
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句碑
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海の近くにある奥の細道の酒田の段の部分の碑
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相馬楼
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繁華街中心部
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