原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。

全体表示

[ リスト ]

救助者(エバの誕生)

救助者(エバの誕生) 創世記2章18節 

今日は昨日に引き続いて創世記の2章を読みました。1章は天地の創造で、2章はその中からエデンの園とその中に置かれた最初の人アダムとエバの事が詳述されています。有名な箇所ですがその中から一つだけご紹介する事にしましょう。神様が一人でいたアダムの為に彼の肋骨を一人の女に仕上げると言う上記の箇所です。

 何時もの様に、先ず直訳をご紹介します。上はヘブル語の原典の直訳で下は、そのヘブル語を紀元前3世紀にエジプトのアレキサンドリアでギリシャ語に翻訳したもの(70人訳)の直訳です。

ヘブル語の原典の直訳
18 ・ そして彼は言った ヤハウエ 神ら 無い 善 存在する事 その 男 に 部分(分離)彼 私は作る に彼 救助 として 対面して彼

70人訳原典の直訳 
・ そして 彼は言った 主は その 神 無い 良いを 存在する事 その 人間を 唯一を。 私たちが作った(為) 彼に 救助を 下に 彼。 

翻訳にしてみます。

ヘブル語の翻訳
・神である主は言った。「男に部分が存在しないのは善で無い。私は彼に対等な救助者を作ることにする。」

ギリシャ語70人訳の翻訳

・神である主は言った。「人間が唯一なのは 良い存在ではない。私たちが彼の下に救助者を作ろう。」

一目して頂いてわかることですが、両者(ヘブル語もギリシャ語も)は原典では非常に酷似しています。翻訳と言うよりは「直訳」と言った方が良いぐらいの類似です。しかし、翻訳にするのは大変難しい箇所だと思います。まあそんなことは今日は置いておいて、注目頂きたいのは、神様が最初の女エバ(イブ)を作った目的ナノです。

  救助とありますがヘブル語では「エゼル」そしてギリシャ語では「ボエソス」と言う言葉なのです。どちらも「救助者」あるいは「助け手」と言う意味の言葉なのです。余分ですがギリシャ語の「ボエオー」は本来悲鳴をあげて助けを求める様を表します。此れが「ボエソス」になると「その助けを求める声を聞いて救助する」と言う意味になります。この場合はボエソスですから神様が女性を作られた目的は「男性が救助を求めて悲鳴をあげたのを女性が聞いて男性を助ける為に女性が作られた。」と聖書が記しているのです。ヘブル語でもその意味は全く同様です。ヘブル語の「エゼール」は「救い主」と言う意味なのですから。

  ここで質問です。助けられる者と助ける者、どちらが有能ナノでしょうか? 勿論 助ける物がより強く有能でなければなりません。とすると、聖書が女性に対して言っているのは「女性は男性よりも強く有能である」と言っている事になります。結構納得される方が在るのではないでしょうか。「戦後は靴下とナントカが強くなったのだそうですから??? 」

  冗談ではなく、聖書はどう見ても「そのように記されてある」のです。そしてヘブル語のエゼールには「援助者」と言う意味もあります。「誰かの側にいてその人が成そうとしていることに手を差し伸べる援助者」と言うことです。

  この言葉の意味は最近にわかに脚光を浴びている「介護」のあり方と似ています。そう介護は基本的に自立支援ナノです。「本人が出来ないことをしてあげる。」 のであって、「自分で出来ることなのにしもべとなって仕える奴隷や家政婦さん」では無いのです。

  これ以上書くとなんだかお叱りを受けそうなので今日はここまでにしておきます。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事