原典聖書研究

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バベルの塔の皮肉

バベルの塔の皮肉 創世記11章5節 

今日はあの有名なバベルの塔の箇所をよみました、面白い箇所なのでご紹介しましょう。何時ものように直訳を記します。

創世記11章5節ヘブル語原典直訳  
04 ・ そして彼らは言った あなたは与えろ 私たちはたてる に私たち 城塞 そして 櫓 そして頭彼 中で その 空ら そして私たちは作ろう に私たち 名 しないように 私たちが分散する 上 顔らの 全ての その 地
05 ・ そして彼は下った ヤハウエ に見る事の を その 城塞 そしてを その 櫓 所は彼らが築いた 息子らの その 人

創世記11章5節70人訳ギリシャ語聖書原典直訳

04 ・そして 彼らは言った  さああなた方はしなさい  私達は家を建てる(為) 私達自身に 町を そして 塔を、 する所の その 頭 彼が確かに存在する 迄 その 不可視、 そして 彼らは作った(為) 自分自身に 名は 前に その 通し散らされる事 上に 顔 全て その 地。 
05 ・そして 彼は下に来た 主は 見ること その 町を そして その 塔を、する所を 彼らが建てた その 息子らの その 人間らの。 

とりあえずヘブル語の方を翻訳にしてみます。

4節 彼らはこう言った。さあ私たちは私たち自身の為に要塞を建て、その頂きに見張りやぐらを天に向かって建てよう。私たちはしなければならない。私たちの名誉のためにそして私たちが地に分散させられない為に。
5節 ヤハウエは天から降りて来てその要塞を見る事が出来た。そしてその櫓も、人間らが築き上げた。

 皮肉がお判りになりますか?そう、「人間が神様を監視して人間を意のままにさせることを阻もうとして大変な努力をして建設したバベルの塔を、神様は天から見ようとしたが見えなかったので天を出て地上に降りてくる必要があった。」と言うことなのです。

当然のことですが、ノアの洪水によって「神がその意に添わない人類を抹殺されたこと」の再来を恐れて、このバベルの塔が建てられたようです。ノアの洪水は人類に対する神の脅威であるとして、全人類が一致団結して神様に歯向かおうとした記録で、バベルの塔は対神防衛戦の拠点と言うことになります。
 その対神=宇宙要塞では、人類が神様が宇宙から人類を攻撃(隕石や彗星の衝突)するのを観測し、対策を講じる構想と考えて良いかと思います。あのシューメーカーレビ彗星の木星衝突(1994年4月17日から22日夜に及び20個に核が分裂して木星に衝突、最大の彗星核破片は直径4キロあり1000万メガトン以上の威力=廣島原発の5億倍以上あったと言われる)直後に米航空宇宙局(NASA)を中心にして天体からの地球防衛構想提唱された)ことににているのでは無いでしょうか? 

 所詮、人間がどんなに技術を得て、どんな物を生み出そうと、それは所詮地にへばりついた低い次元のもので、神様がおられる天(不可視)の世界には何の影響も与えることが無く、また同時に「何の対策も構じられない」と言うことなのです。

 そして、多くの人間はこんな基本的なことも知らないで神様に対して豪壮な認識を持っているのにあきれます。
  たとえば、遺伝子組み替えで、「人間が神の領域に立ち入ってはならない。」「原子核物理学や素粒子の研究が進んで神の創造の仕組みを解明した」「人類は遂に神の領域である月に偉大な一歩を記した。」これらに類似した人間の思い上がった発言をマスコミや書物でよく見受けます。そう此れは人間の無知がさせているお粗末な自然界認識が暴露されているだけで、神様からしてみれば「どこが俺の領域を侵害したのか?」と「あきれておられること」がこのバベルの塔の出来事で人間に教えられている事なのです。

  所詮人間が、たといこの地球を粉砕しえたとしても、神様にとって何程の意味が在るのか考えてみると良いかと思います。確かに人類全体は自滅するのですが、太陽系では惑星が一つ消えた丈ですし、宇宙全体ではたとい太陽系全体を含む銀河系宇宙(ギャラクシー)全てが消失しても微塵の影響も無いでしょう。

 このバベル(混乱)の塔の出来事は人類全体の神に対する無知を如実に表現しているようです。人間全体の知識を総合したとしてたかが知れているのです。まして、個人の知識や能力など無以下と認識したいものです。それを知らないで、神様に対して人間と対等に神を見下していたり、あるいは御利益信仰の対象程度に認識している人は、太平洋の水を自分の家のプールに貯めて、「俺は太平洋を自分の物にした!」と喜んでいる太平洋の巨大さを理解することも出来ない「無知な愚か者の奢りにすぎない」のではないでしょうか? 

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「まみの記録」様へ
バベルとは本当に面白い言葉ですね。ヘブル語ではおそらく前置詞ベ(中で)+混乱(バラール)の合成語と思われます。だから、70人訳ギリシャ語聖書はこのバベルをσυγχυσις(スンクーシス=混乱)と意訳した固有名詞にしています。そしてさらにその解説としてδιεπειρεν(通し蒔いた=デイアスポラのアオリスト3人称単数)と解説しています。一般に言われている「神の門」はヘブル語ではなくシリヤ語の意味を取った場合に該当します。おそらく列王記やイザヤ書の時代はその意味として良いでしょう。

2007/12/1(土) 午前 11:54 [ 油食林間 ] 返信する

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