原典聖書研究

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酷い苛め

酷い苛め 創世記16章6節

聖書には読んでいてびっくりするような記録が沢山あります。今日ご紹介する箇所もその様な、驚きをもって見る箇所の一つです。まず直訳を記します。

創世記16章6節旧約聖書ヘブル語原典直訳 

06 ・ そして彼は言った アブラム に サラ 見よ 雑役女中あなたの 中で 手あなた(女) あなたはしろ に彼女 その良い 中で 目らあなた そして 彼女は徹底的に苦しめた彼女 サラ そして 彼女は逃れた から顔(面)ら彼女

創世記16章6節旧約聖書70人ギリシャ語訳原典直訳

06 ・ 彼は言った も アブラム 方 サラ 見よ その 若い女 あなたの 中で その 手ら あなたの。 あなたが使え 彼女に、 する所は ともかく あなたに 喜ばれる 彼が存在し続けている(為)。そして 彼は悪した 彼女を サラ、 そして 彼は離れ走った から 顔の 彼女の。

とりあえずヘブル語の方を意訳翻訳します。

アブラハムは妻のサラに言った。「あなたの雑役女中はあなたの手の中に居るじゃない。好きな様にしたら。」すると妻は女中を徹底的に虐待した。その結果その(妊娠させられた)女中は逃亡した。

 本当に酷い夫婦です。ほかでも無いアブラハムとその妻サラの事です。妻はエジプトで買った若い女奴隷を主人にあてがったのです。その目的は自分達に子供が無いのは妻だけの問題ではなく、旦那にも子を産ませる能力の無い事を証明するためでした。

彼らがカルデヤのウルにいたころに、そうしていれば本当に跡取り息子が欲しかったから、その目的が本当だったことになります。しかし、もうアブラムも90近い老人で子供が出来る可能性は少ない事が自明でした。この年になって始めて妻サラの側から若い女をあてがったのは他の目的があったと考えるのが妥当でしょう。その目的とは、「自分達に子が与えられないのは主人の側に原因があったのかも?」という石女と言う自分に対する非難をさけせる事が目的であったと見るのが妥当と思われます。
  
  しかし、妻のそのもくろみは見事に外れます。若い奴隷女はたちまち、年取った主人の子を腹に宿して日に日にお腹が膨れてくるではありませんか。妻サラは気が狂わんばかり嫉妬します。自分で夫に奴隷をあてがって起きながら自分の意にそぐわない結果が出た為です。

  美しく、そして何不自由なく育ち、良い夫に恵まれたにも関わらず、年老いてもう、夫にも子供を作る能力が無いと見くびり、奴隷を夫にあてがったのが大失敗だったのです。

  問題はそれだけではありません。自分の女としての能力の無い事を証明したこの奴隷女に自分が石女として見下されているのが、二重の苦しみとなって我が身にふりかかりました。彼女はこのような屈辱に到底堪えられなかったのです。そして夫に当たり散らしたのでした。

  その時の夫アブラハムの言葉が今日の箇所です。妻が妻なら、夫も夫です。自分で、一人の女を孕ませ、そしてその事が原因で妻との諍いとなり、その問題を解決するために「好きにしたら。」と夫のアブラハムは言ってのけたのです。
  
  一体、何という理不尽、無責任、人間を動物以下にあしらう酷い差別であり、苛めです。こんな許されざる行為がアブラハムとその妻サラによって成された事を聖書は何一つ隠し立てせずに、赤裸々に記しているのです。

  そして、此れが神様に選ばれ、神様を信頼する事によって義と見なされたアブラハム夫妻の神様に信頼した生活の結果であったのです。

  はっきりと分かる事、それは人間はいくら神様を信じても何一つ変わらず、罪深い存在であり続けると言う事なのです。

  そして、大切な事はこんな酷い人間、そして夫婦であっても神様にはその人達を救う力を持っておられる事を記しているのです。

  そう、人間には出来ないし、不可能な事でも、神様には可能なのです。

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その後、ハガルとイシュマエルをむなしででさらせるところもひどいですね。

2007/1/12(金) 午前 4:40 みゅーみゅー 返信する

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