原典聖書研究

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笑われた神

笑われた神 創世記17章17節 

今日は創世記の17章を読みました。考えさせられたのは上記の17節です。早速直訳を記しましょう。

創世記17章17節 旧約聖書ヘブル語原典直訳 


17 ・ そして彼が落ちた アブラハム 上に 顔(面)ら彼 そして彼は笑った そして彼は言った 中で心彼 何故に息子の 100年 彼が子を産まされる そしてもし サラー 何故娘の 90ら 年 彼女が子を産む

創世記17章17節 旧約聖書70人訳ギリシャ語原典直訳 

17 ・ そして 彼は落ちた アブラハム 上に 顔 そして 彼は笑った そして 彼は言った 中で その 通し理解(思考) 彼の 言っているは もし その 100年に 彼が確かに起きる、 そして もし サラー 90 年らの 存在している(女)は 彼が確かに子を産む? 

どちらもほぼ同じ意味なのでヘブル語の方を翻訳にしてみます。

創世記17章17節 旧約聖書ヘブル語原典直訳

・アブラハムは地面に平伏して笑いました。そして心の中でこう言ったのです。100歳になって子供が出来るか。その上90歳のサラーが子が産めるか。

昔、と言っても35年ほど前の事ですが、たしか岩波文庫でマルセーニヨ・パニヨルと言う喜劇作家の書かれた「笑い」と言う本を読みました。何でも「笑い、には積極的笑いと消極的笑いがあり、彷彿として感じられる自己の優越性=他者の劣等性、または劣等性=他者の優越性が笑いを生じさせる。」という内容が大変具体的に記されていました。

 今日ご紹介した聖書箇所には、100歳になったアブラハムが神様に「あなたの妻サラーとの間に一年の間に実子が産まれる」と言われた時にアブラハムが神様を笑ったと言う事が記されています。

 「いくら神様でもそんな不可能な事が出来るはずが無い。神様は何を馬鹿な事を言っているのか?」と彼は心の中で考えたようです。

  まあ昨日の箇所で見たように、アブラハムは何処から見ても信仰者として立派な振る舞いはろくに出来ていないようですから、神様の言葉に対して嘲るのは当然の反応だったのでしょう。

  そして、考えさせられるのはこの、「彼が笑った。」と言うのが原文のヘブル語で「イツハク=彼は笑った」という言葉なのです。そう、此れがアブラハムとサラーの間に産まれた子の名前にするように神は定められたのです。
   ですから「イサク」と言うのはあまり、良い名前とは決して言えない意味深な言葉なのです。そして、明日の箇所には、繰り返された神様のこの話しを盗み聞きしたアブラハムの妻サラーも同じ様に笑います。ヘブル語では「テイツハーク=彼女は笑った」となります。

  夫婦して「あり得ない」とあざ笑った、当のご両親から、神様の言葉通り「イサク=彼は笑った君」が産まれてくる事になるのです。こんな名前をつけられた当の本人=イツハク=彼は笑った君にしてみれば「とてもじゃないが笑えないお話」と言う事になります。

  今日は「笑えない」笑ったと言うお話でした。

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