原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。2018年5月29日より新投稿不能31日回復しました。

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リベカの葬儀

リベカの葬儀 創世記49章31節 

 36年間一日として欠かす事なく、聖書を読んできました。3年間は社会人として、その後の約7年と少しは3つの神学校の在学中に、そしてその後の25年は牧師をしながら読み続けてきました。全巻を通読した回数は全く気にしなかったので明白ではありませんが、おそらく120回程度だと思います。これ以外に牧師の仕事として説教準備に読んだ物も相当ありますが、こんなに何回も読むのは単に「面白いから! 」というだけの理由なのです。今日ご紹介する箇所もその様な箇所です。早速直訳です。
 
創世記49章31節 ヘブル語原典直訳

31 ・ そこへ 彼らは埋葬した を アブラハム そしてを シャラー 女彼 そこへ 彼らが葬った を イサク そしてを リベカ 女彼 そしてそこへ 私が葬った を レア 

創世記49章31節70人訳ギリシャ語聖書原典直訳
 
31 ・ そこに 彼らは葬った アブラハム そして サラを その 女を 彼の、 そこに 彼らは葬った イサク そして リベカ その 女 彼の、 そして そこに 私は葬った レア

翻訳は不要だと思います。一体何が面白いかお分かりでしょうか? そう 「埋葬した」と言う動詞の人称なのです。最初は2回とも3人称両性複数、そして3回目が1人称両性単数なのです。そこで注目しなければならないのは2回目の3人称両性複数です。「彼らが埋葬した。」と言う事なのですが埋葬されたのが自分の父と母なのです。 ヤコブの父イサクは創世記35章29節に「兄エサウとヤコブが葬った」事が記されていますが、母リベカの埋葬の記録は聖書の中に一切存在しないのです。唯一35章8節に母リベカの乳母デボラの埋葬が記されているのみです。

分かる事ですがヤコブが兄エサウの難を逃れて母リベカの指示によって母の実家のハラン滞在中に母は他界したらしい事が分かります。母リベカが「私があなたを呼び戻すから。」という約束は反故になった事が分かるのです。

さて、もう一つ興味の在るのはこの由緒あるアブララムの墓に埋葬されたのがヤコブの愛した妻ラケルでは無く、ヤコブに嫌われていた最初の妻レア(創世記29章31節)である点です。レアの死は聖書のどこにも知るさ来れていませんが唯一此の箇所でヤコブの正妻としての地位を得てイスラエル部族の母として由緒ある祖父アブラハムやサラと同じお墓にヤコブの手によって埋葬されたと言う事なのです。

聖書にはレアとその夫ヤコブその不幸なかかわりが多く記されていますが、夫の最愛の妻である自分の妹ラケルの死後(創世記35章19節)は目障りな妹もそしてその子ヨセフも失踪して、その間に正妻としての地位を確立した様子が偲ばれるのです。

本当に、聖書の記述は詳細で、読めば読むほど面白みが増すのです。

今日は、聖書に唯一残されているヤコブの母リベカの葬儀の手がかりの記述のご紹介でした。

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