原典聖書研究

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蛙の洪水

蛙の洪水 出エジプト記8章3節(ヘブル語、70人訳ギリシャ語原典では7章28節)

今日は昨日に引き続いてモーセによって成された奇跡のご紹介です。早速今日の箇所の直訳です。

出エジプト記8章3節(原典では7章28節)直訳 

28・ そして彼は群れる その 水路 蛙ら そして彼らは登る そして彼らは来る 中で家あなたの そして中で寝室の  寝床あなたの そして上 寝台あなたの そして中で家の 奴隷らあなたの そして中で民あなたの そして中で 天火あなたの そして中で捏鉢らあなたの 


出エジプト記8章3節(原典では7章28節)直訳

28 ・ そして 彼らは確かに外へゲップ(声)を出す その 川は 蛙らを、そして 登って来るらは 彼らは確かに中へ来る 中へ その 家らあなたの そして 中へ その 宝物倉 その 寝室の あなたの そして 上に その 寝床らの あなたの そして 中へ その家 その 奉仕するらの あなたの そして その 民の あなたの そして 中で こねた者らに あなたの そして 中で その 竈ら あなたの。  

ヘブル語の方を翻訳にします。

28節そして水路に満ちた蛙はそこから陸に来て、あなたの家の中に迄来る。そして寝室に入りさらにあなたのベッドの上の布団の中にまでくる。もちろんあなたに仕える奴隷のパン焼きオーブンや麦をこねるお鉢に入る。

  今日の箇所はさながら「蛙の洪水」と言うわけです。そして、その「蛙の洪水」の様が如実に記されて居ます。道も、布団の中も、台所にまでナイル川から蛙が上ってくるなんて、想像するだけでゾットしませんか?
  さて、この出エジプト記の7章から12章に記されている一連のモーセによって成された奇跡をあなたは一体どうご覧になるでしょう?

 これらのモーセが神に命じられて起こした10の災害(出エジプト記7章から12章)を順に記してみます。

ナイルの水が血→蛙の洪水→ブヨの大発生→アブの大発生→家畜疫病→人の腫物→36圓齢拶蝗の大発生→暗黒→長男の死

これらは普通によむと最後の災害以外他の9つは何の不思議も無い自然現象です。エジプトでは初夏にナイル川の大増水があります。しかし時々増水しない年があるのです。それはナイル上流のアフリカ東部に雨季がこない年にナイル下流には水量の増加が殆ど見られません。例年であれば大量の水によって押し流されるナイル上流の腐葉土や動物の排泄物が滞留します。当然のこととしてその年度はナイルの水が富栄養化します。すると下流のエジプトでは赤潮が発生して酸素不足になり水中生物がことごとく死滅します。するとどうなるでしょう。例年であれば蛙が産卵した卵は魚に食べられて生態系のバランスが整っているのにそれが崩れます。

そう、蛙の大発生が起きるのです。蛙は肺を持っているので赤潮になっても生き残り個体数が増えた上に産卵した卵がほぼ全数オタマジャクシになりそのオタマジャクシを食べる魚が無いので大発生してその上に餌が豊富で蛙の洪水となるからです。

当然蛙は陸にまで溢れます。すると干からびて死に絶えます。すると先ずブヨが発生し次ぎに虻が発生します。その様な害虫の大発生は先ず家畜の伝染病となりそれは生態系の頂点に居る人間の流行病となります。おそらくそれが秋になるでしょう。そして天候不順は地中海世界特有の冬の嵐(ユーラクロン)となり巨大な積乱雲を発生させ雹が降ります。その冬の嵐が収まるころにはアフリカのサバンナ等に天候異変の結果大発生した蝗が偏西風の影響でエジプトに来襲します。偏西風の衰える春の終わり頃には黄砂の元となるサハラ砂漠の砂嵐がエジプトにまで到達するのです。その結果太陽光を完全に遮り真暗闇が砂嵐の収まるまで一週間二週間と続くのです。

と言うことでこのモーセによって引き起こされたエジプトの災害は最後の「長男の死」以外は極普通のエジプトの自然現象なのです。ただ不思議なのは、モーセの言葉が先行したと言う事と普段の年では考えられない酷い状態であったと言うことだけなのです。

ですからこれも昨日と同様なのです。極当たり前の自然現象をモーセが予報したのか、あるいは聖書が記している様に神様がモーセに命じてこの一連の奇跡を成されたのか? それは、これを読まれているあなたが判断する事なのです。

今日はモーセの言葉によって引き起こされた酷いエジプト災害の意味することのご紹介でした。

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