原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。

全体表示

[ リスト ]

日没食事

日没食事 レビ記22章7節 

今日も祭司の福利厚生関連の記述の箇所を読みました。早速直訳です。

旧約聖書レビ記22章7節ヘブル語原典直訳  

07 ・ そして彼が来る(沈む) その太陽  そして 彼は清潔 そして 後 彼は食べる から その 聖ら として パン彼 彼

旧約聖書レビ記22章7節 70人訳ギリシャ語原典直訳  

07 ・ そして 彼が確かに沈む その 太陽、そして 清い 彼が確かに存在する そして その時 彼は自分の為に食べ続ける その 聖らの、 それは パン 彼が存在し続けている 彼の。

 今日の箇所は祭司の夕食に関して記された箇所です。前後の文脈から分かる事を先ずご紹介しましょう。

今日の箇所は「祭司で汚れた人は日没後に夕食を取れ。」と言う命令なのです。古めかしい因習で非科学的迷信だと言う風に誤解しないで下さい。

  古代の常識をまずご紹介したいのです。聖書のこの箇所が記された今から3400年前は勿論電気もガスもありません。当然日の出と共に起き、日没と共に眠るのが当時の常識です。とすると当時の家族団欒の食事の時間帯は当然日の出の後にパンを焼きそれから朝食で、日が西に傾くと当然夕食になり、黎明のある内に片づけを終えて翌日の朝食の下ごしらえをして日没後にはもう皆眠ってしまいます。

  当時の人々には長い長い12時間近い夜が連日あったのです。おそらく日没後の活動は照明用の灯火かたき火が頼りです。しかし、そんなに長時間起きている事は燃料の制約上困難でした。月明かりのない日が多いのですから当然、日没後は家族で子供たちにお話を聞かせながら眠りの床についていた事でしょ。

  もしこんな時代に日没後に食事をしろと言われたら、当然他の人とは一緒に食事をとる事は不可能です。特に祭司は様々な病気の人に関わる訳ですから結構汚れた人に関わる機会が多かったのは自明です。

  そして、その様な汚れた人に関わった日には家族、特に幼い子供たちや老人たちとは一緒に食事が取れないと一人だけ別に食事をする結果になったでしょう。

  聖書が記された地域は乾燥した地域ですから、伝染の危険が在る感染症の人に関わっても手や衣服を清浄に洗う事など不可能です。もしそんな手もろくに洗えない状態で幼い子供たちと一緒に食事をしたら、抵抗力の無い子供たちに、父親=祭司から恐ろしい感染症が伝染するリスクが大変大きいのです。しかし、もし日没後に食事をすれば、抵抗力の無い子供たちやお年寄りとは食事時間の折り合いがつかず、祭司=父親だけ一人で個別に食事することになり、結果として家族に危険な伝染性疾患の感染リスクが殆ど無くなるのです。

 本当にその様な衛生上の観点から大変優れた規定を聖書はここに記しているのです。

と言う事で今日は聖書の記録は聖書が記された当時としては大変実用的且つ合理的な教えであった事のご紹介でした。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事