原典聖書研究

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50才定年

50才定年 民数記4章23節  

旧約聖書民数記ヘブル語原典4章23節直訳 
23 ・ から息子の 30ら 年 そして 上部 迄 息子の 50ら 年 あなたは巡視する を彼ら 全て その来るは に 戦争する事 戦争 に奴隷する事 奴隷 中で天幕の 会合

旧約聖書民数記70人訳ギリシャ語原典4章23節直訳 

23 ・ から 5そして20年らを そして 上に 迄 50年ら あなたは監督しろ 彼らを、全て その 中へ来させられたは 公民奉仕する事 そして 作ること その仕事ら 彼の 中で その 天幕 その 目撃証言の。

 特に翻訳の必要はないかと思います。この箇所は中々、面白い聖書箇所です。神の幕屋での奉仕が「戦争を戦争する」と原典で記されているのです。それゆえその職務に従事する年齢に制限がありました。ヘブル語の方は30才から50才迄の20年間でギリシャ語の方は25才から50才までの25年間のレビ人の奉仕期間の記録です。どうしてヘブル語が五年少ないのが気になる所です。同じ民数記の8章の24節には「25才から」となっているのでこちらに合わせて訳出したものかもしれません。此の整合の問題はおそらく25才は試用期間で30才に正式に登録こされると理解すると良いかと思います。そして同じ8章の26節には定年後は後輩の指導にあたる様にきて入れれています。
 
  このレビ人とは祭司の補助者で動物を祭壇で焼くために、屠殺し解体して枝肉にしてそれぞれの部位に従った処置をして在るものは祭壇で焼き、また在るものは祭司の取り分にして、さらに残りは捧げた人にお下がりとして与え、また自分たちの取り分も聖書の規定に従って配分していたのです。分かる事ですかかなり危険な重労働でした。最も危険な作業はおそらく雄牛の屠殺です。体重は5百キロを軽く超えて中には一トンの物も合ったでしょう。これが屠殺される直前に暴れると人間の力ではどうする事も出来ません。
 
  家内の実家が牧場なので以前牛の出荷を手伝った事が有りました。400キロぐらいの雌牛でしたが搬送車に乗るのを嫌がり逃げ出したのです。私が鼻環に通じた手綱を手にしていたのですが最初放さなかったので軍手がすれて煙が出ました。慌てて手を離しましたがそのまま握っていたら摩擦で発火し火傷をする所でした。ものすごい力です。

 解体した動物を焼くためにの火の取り扱いや燃料の調達から後始末までレビ人の仕事でした。当然燃料は断崖絶壁にもよじ登って行かなければまかないきれなかったに違いありません。

  それだけではありません。イスラエルの出エジプトの民が進軍=移動ずく時には幕屋の備品を担ぎました。祭壇、契約の箱、等は大変な重量物です。それ以外に幕屋の枠板や天幕等の多数の備品も運ぶのはレビ人の職務でした。シナイの荒野を移動するのはかなり危険できつい作業で合ったでしょう。

 実際上の必要からレビ人はある程度の人生経験が必要でしかも体力的に限界の来る50歳定年と決められていたのです。まさしく「戦争を戦争する」激務であったためこう記されたのだと思います。

  このレビ人の登録年の、30才は当時のイスラエルの社会では一人前と見なされる年代でした。それゆえサウル王(1サムエル13章1節)ダビデ(2サムエル45章4節)キリスト(ルカ3章25節)の記述はその事を明示しているのです。 レビ人には定年があり50才でしたが、王や大祭司に関しては定年が無く終身でした。(民数記35書25、28節)

  おそらく当時の平均寿命は50才程度であったため老後の福祉は全く心配無用であったでしょう。今日は興味深い今から3千400年前の社会にあった定年の制度のご紹介でした。 

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