原典聖書研究

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良心的兵役拒否人

良心的兵役拒否人 民数記6章6節

今日も昨日に引き続いて戦争に関する記述です。早速直訳を記します。

旧約聖書民数記6章6節 ヘブル語原典直訳 

06 ・ 全ての 日らの 神聖にさした事彼 にヤハウエ 上 生活 死ぬは 無い 彼が来る

旧約聖書民数記6章6節 70人訳ギリシャ語原典直訳 

06 ・全てらを その 日らを  その 祈りの 主に 上に 全てに 生活に 死んでいるに 無い 彼が確かに中に来る。

旧約聖書民数記6章6節 ヘブル語原典翻訳

06・ナジル人(神聖にする)がヤハウエに神聖にさしたの期間には、側で死んだ人間が起きてはならない。

何故、こんな所にナジル人の記録が挿入されているのかお分かりでしょうか。昨日の箇所は「銃後の妻達の操」と言う事で戦争に出かけている男達の心配を無くすために記されていました。その前は軍隊の数や進軍に関する規定でした。そしてこの後続く聖書の箇所は行軍に使う車両に関する規定なのです。

 こんな所に神様に一定期間自分自身にの身に物絶ちを課して自分自身を神様に献げる「ナジル=神聖にする」人の定めが記されているのです。なにか変だと思いませんか? 今日の箇所のポイントは6節に記された記録です。

  そう、ナジル人として自分自身を神様に献げる期間は死人が側で起きてはならないのです。と言う事は人を切り殺す戦争には従軍できません。と言う事でこれは「良心的兵役拒否」が出来る仕組みなのです。

  誰でもこの「ナジル人=神聖にする」期間は兵役が公に免除されるのです。しかし、そう簡単な事ではありません。先ず第一にナジル人の誓願には食事制限が生じます。葡萄で作られたもの一切が禁じられるのです。これは日本人が想像する以上に厳しい規定です。何故ならこの地方では安全な水は少なく、消毒に使えるアルコールを含む物は葡萄酒意外に全くありません。またそれは重要な調味料(ビネガー)であり同時に食事に不可欠な飲料であり果実は甘いため嗜好品で生活に不可欠な食材なのです。

  葡萄から生じたものが一切食べれないということは更なる問題を引き起こします。この地方の主食のパンは非常に堅くそしてパサバサしています。だからビネガーに浸して始めて食べれる様になるのです。

 ビネガーが使えないと上に葡萄酒も飲めないのでは食事の楽しみは半減どころか苦痛を伴うほどでしょう。これ以外にも一切のアルコールも禁止です。と言う事は当然殆どの会食には参加出来ません。会食丈ではなく全ての宴会にも参加不可能です。そして、両親兄弟を初め誰の葬儀にも参加が禁じられます。そしてその期間が終わる時には三頭の家畜と大量のパンを祭司に捧げて自分の頭も丸める事が義務づけられているのです。

  これだけの犠牲を払えばその期間中は兵役を拒否出来るのです。勿論平時にこのナジル人になる事も出来ますがそれは特別の誓願(神様への願掛け)などの場合に限られました。

 と言う事で今日は今から3400年前の時代にあった良心的兵役拒否=ナジル人(=神聖にする意味)のご紹介でした。

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