原典聖書研究

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シエマー

シエマー 申命記6章7節 

今日はイスラエル人なら誰でもそらんじているシエマーの箇所を読みました。その中から一節をご紹介します。 

旧約聖書申命記6章7節 ヘブル語原典直訳  

07 ・そしてあなたが徹底的に鋭くする彼ら に息子らあなた そして あなたは徹底的に言葉する 中で彼ら 中で仮住まいする事あなた 中で 家あなた そして 中で歩いているの あなた 中でその 道 そして 中で寝ている事のあなた そして 中で立っている事のあなた 

旧約聖書申命記6章7節 70人訳ギリシャ語原典直訳  

07 ・そして あなたは確かに前に据えつける それらを その 息子らを  あなたの そして あなたは確かに喋る 中で 彼らに 座らされているは 中で 家 そして 歩かされている 中で 道 そして 寝させられているは そして 通し立たされているは。

 4節の冒頭にある「シエマー=あなたは聴従しろ」と言うヘブル語の命令形は原典では特別大きな字で記されています。と言う事はユダヤ人にとって特別重要な聖書箇所であると言う事を意味しているのです。熱心なユダヤ教徒はこの聖書箇所を記した物を文字通りに経札にしたり、それを黒い皮紐つきの小箱にいれて頭や腕に始終巻き付けて居るほどなのです。

そして今日ご紹介する7節ではこの聖書を幼い子供達に教える様に命じているのです。幼い子供にに教えた結果は顕著です。大抵のユダヤ人の子供達は小さい内にこれ(聖書の言葉)を自然にそらんじてしまっているのです。 お腹の中に居る時から此の箇所やその他の聖書の朗読を聞き、言葉が喋れる以前からすっかり聖書の言葉に耳で慣れてしまってしまっています。その中でも特に好んで読まれる当然この聖書箇所(申命記6章〜15章)は身に染み込んでいるほどです。 

 まあ、ユダヤ教徒のことはこれぐらいにしておいて、今日ご紹介する7節の一点に注目したいのです。この言葉が言っている事は大変注目に値する事だと思うのです。そう、この箇所には「言葉=聖書で子供を研げ」と言う言葉が使われているのです。研ぐと言う表現は砥石で刃物を研ぐ時と同様に、同じ事を子供に繰り返し、昼も夜も寝る時も歩く時も繰り返し四六時中教え込めと言う意味なのです。

勿論この言葉は単にこの申命記の6章から15章に限定されてはいません。聖書全体(勿論ユダヤ教は旧約聖書)を指している事は明確です。一人前のユダヤ人の成人に成るにはユダヤ教の会堂に備えられている聖書の原文がフリガナ無し(子音だけのヘブル語の聖書)が正しく、間違いなく読める事が要求されます。そしてそれが出来て一人前とされているのです。ヘブル語の聖書がフリガナ無しで読むのはかなりの能力が無いと困難ですが、幼いい頃から聖書に親しんでいる子供は16才頃には当然の如く原典を(母音記号のないヘブル語の文章は漢文の白文のような物)自然に読める様になっているのです。ユダヤ人はそれを当然の如く子供に課して居るのです。 

 そして、私はこれがユダヤ民族の優秀さの秘訣だと思っています。注意したいのは、これを教え込む相手は「息子」なのです。ヘブル語には子供を表す言葉が他に沢山ありますが、息子は相続権者=跡取り息子と言う意味なのです。と言う事は「妾の子や実子であっても相続権を付与されない子供には教えるな。」と言う事が暗に命じられているのです。それらの子供は優秀になっては扱いにくいので聖書を教える事をせずにおけ。と言う事も含んでいるのです。

 その結果、ユダヤ民族は自民族の優秀性を国土も国家も失っていながら連綿と2千年間も保ってきたのです。

この聖書の子供教育方は大変優れていると思います。これをまねて、幼い子供にも聖書の正しい知識を教えると、子供は様々な社会現象を的確に認識し判断する優秀な人間に成ると思います。勿論、その為には教えるものがかなり聖書に精通している事が必要です。出来れば、原典で聖書が言っている事を認識している人が正確に教える事が理想でしょう。

 残念ながら翻訳はこの点で不十分であると言わざるを得ないのが実際です。と言う事で、今日はユダヤ人がヘブル語の原典で聖書を子供達に教え込む=研ぐ=という事を記した大変有名な聖書箇所のご紹介でした。

  聖書を用いた英才教育のやり方はこちらをご覧ください。http://bible.ne.jp/ikuji/

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