原典聖書研究

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ピアス奴隷

ピアス奴隷 申命記15章17節

今日は借金や身売りなどの切実な現実を記した聖書箇所を読みました、早速直訳です。

申命記15章17節 ヘブル語原典直訳 

17 ・そして あなたは取る を その 突き錐 そして あなたは与える 中で耳彼 そして中でその城門 そして彼が存在する にあなた 奴隷 永遠 そしてその上 に侍女あなた あなたは作る こう 

申命記15章17節 ヘブル語原典直訳 

17 ・ そして あなたは確かに取る その オペーリオン(原意不明→ヘブル語=突き錐) そして あなたは確かに貫通する その 耳を 彼の 方に その 戸、そして 彼が確かに存在する あなたに 家奴隷 中へ その 永遠。 そして その 女奴隷 あなたの あなたは確かに作る 同じように。

申命記15章17節 ヘブル語原典意訳

17・そしてあなたは孔開錐をとってそのあてがわれた妻の為に自由より奴隷で在りつづける事を申し出た男の耳を玄関の門扉に刺し通して耳タブに孔をうがつ。女奴隷であっとも同様にしなさい。

 今日は借金に関する聖書の規程でした。どんな借金でも7年で免除しろと言う規定がこの言葉の前の文脈に記されています。そして、もしその借金で切り抜けた7年で生活の再建がならない時に、彼に残されるのは自分を奴隷に身売りする事でした。奴隷に身を売っても聖書の中の自民族に対する規定ではイスラエル民族には7年で年季開けとなり開放=自由人に戻る事が義務づけられていたのです。

そして特に大抵親戚に奴隷の身売りをしていますから、待遇は人並みでした。そして奴隷の妻をあてがわれる事が多かったのです。何しろ女奴隷が産んだ子は、産まれながらの奴隷で只で入手(当然)でき、上手く育てればいつまでも奴隷として使用できました。その奴隷をしっかり教育すれば相当便利でしかも食費だけでただ働きしてくれるのですから奴隷の主人には奴隷を繁殖させるのは実に有益だったのです。

 その「7年で全ての債務を無効にする。」と言う聖書の規定は身売りした奴隷にだけ適用される規定でした。しかし、その身売りした奴隷にとっても7年で開放されるという自由の定めも少し厳しいものが在りました。自分で働いたり事業をして自活出来る能力のある人には大変良い制度に思えるのです。しかし、何らかの事情で自分の生活すらも成り立たない人にはかなり残酷な規定とな句からです。 

  考えてみれば分かる事ですが、当時(今も同じ?)は親戚ぐらいしか担保の出せない人間にお金や物を貸してくれる人はありません。その限られた親戚に借金を重ねれは直にお金を貸してくれる人はいなくなります。なにしろ7年で棒引きにされるのですから貸す方には何のメリットも無く、お金や食料をただ失うだけであったからです。すると直ぐに只で貸してくれる親戚はいなくなります。借金が出来なければ残るのは、身売りをして奴隷になる事でした。しかしその奴隷も7年で自由にさせられ、苦手な自活することが要求されていたのです。

  7年での奴隷開放の規定は奴隷に身売りしなければならない人にとっては、その後の生活の術が無い事が多く開放を単純に喜んでおれない厳しい現実があったのです。だから奴隷に止まる道を選ぶ事が規定されていたのです。その時に公衆の面前=おそらく町の公共広場で会衆の面前で奴隷の耳たぶに小さな孔をうがって終身奴隷の道が選択できる様になっていたのです。 

  その印が、男女の奴隷の耳に開けられた孔=ピアスと言う事になります。当然この孔には目立つ奴隷の印のイヤリング(ピアス)が通されていました。今日は聖書が記している古代の男女の終身奴隷の身分を証明する耳の孔ピアスのご紹介でした。 

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