原典聖書研究

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粗悪品の禁止 申命記22章11節 

 きょうは随分と所帯染みた聖書の記録を読みました。早速一カ所ご紹介しましょう。直訳です。

申命記22章11節 ヘブル語原典直訳 

11 ・無い あなたが着る  混合材料 羊毛 そして 亜麻 一緒に 

申命記22章11節 70人訳ギリシャ語原典直訳 

11 ・無い あなたが中で纏った(為) 粗悪品(混ぜ物)、羊毛 そして 亜麻、中で その 彼らに。

今日は短いので両方とも翻訳にしてみましょう。

申命記22章11節 ヘブル語原典翻訳 

11・あなたは羊毛に亜麻を混毛したものを纏ってはならない。

申命記22章11節 70人訳ギリシャ語原典翻訳 

11・あなたは羊毛の中に亜麻を混ぜた粗悪品を身に纏ってはならない。

 面白いですね、今から3千年前のイスラエル人達に「純毛の衣服を着るのはよいが、純毛に見せかけた麻を混毛した粗悪品は着るな」と命じているのです。「何を着ようが人の勝手だ!」と反感を買う様な規定です。しかし、聖書には確かにその様に記されているのです。

最近問題になっている蜂蜜に水飴を混ぜた純粋蜂蜜などもこの聖書の規定に照らし合わせると「そんなものを買うな、そして食べるな。」と言う意味になる訳です。 

 しかし、今日では私達の身近のあらゆる所で同様の粗悪品が横行しています。例えば、建築です。最近の住宅は確かに見かけは立派です。しかし、見えない所に使われている木材は大抵小さな木片を接合して大きくした集成材です。しかも、プレハブやSXLなどと言う人気のブランドメーカーの建物でも工事中に使用されている木材の梁や柱や合板に書かれている文字を確かめると2級品とか4級品とか書かれているのを見かけます。確かに伝統技術、匠の業、檜の家などとネーミングは素晴らしいのです。そして、建物の見える外装や内装の表面には立派なタイルやクロスになっています。しかし、見えない、その下地の材木には酷い粗悪品が使われている事が多いのです。

 まあ安普請の家にしか住めない私達の切実な経済的な現実も在るのでしょうがあのような粗悪品の集成材には様々な問題が在る様に思います。

第一の問題は材木に対する化学物質や防腐剤等の添加物です。

 第一にハウスシックの原因と言われる有機溶剤が残留する「合成接着剤」が集成材には多量に含有しています。最近はハウスシック対策が進み表面のクロスや塗装には随分と自主規制が成されました。しかし肝心の構造材には集成木材が使われている事が多いのです。集成する為に木片の接合に使用された有機接着剤は室内への検出は微量ですが長い年月の生活環境への溶出が懸念されます。それらの有機化合物である接着剤には経年による塑化により内部にピンホールや亀裂が発生し、その間隙にはしっけや細菌が進入する為にどうしても建物が雨漏りや床下の湿気に弱くなります。その湿気により黴やシロアリなどが繁殖し、元々小さな木片にすぎない集成材は木質が弱化してしまいやすいのです。それを防ぎ何とか耐用年数を保証修理期間の10年以上にする為に防蟻、防腐の必要があります。その上に防虫、難燃処理のため薬剤が注入されます。勿論これは新築の家だけでなく家具や木工品全てに共通です。その為にほぼ全ての集成材や合板や普通の無垢の木材にまで流通段階や製造段階で殺虫剤、防腐剤などの強力な薬剤が巨大な大量高圧注入装置によって木繊維の内部深くに封入されています。それらの薬剤には必然的に発癌性や肝機能、肺機能、腎機能に悪影響を引き起こす危険性があるように思います。しかもその様な薬剤に暴露される期間は相当長期にじわじわと人体に影響を与えるのです。しかし、食品ではありませんからそんな薬剤や化学物質(クレオソートや硫酸銅も含みます)に法の規制は皆無かと思います。

 実際の薬剤注入 http://www.jawic.or.jp/tech/syurui/syurui7.php 
 無垢材の安全性 http://www.shokuninkai.co.jp/kenko.htm
 人工接着材の危険 http://www2u.biglobe.ne.jp/~woodhome/zsuzuki23.html

第二の問題は天然の材木そのものに含まれている樹脂の危険性です。

また木材の産地であるロシアにブラジルを初めとする中南米、インドネシアなどの諸国では最近の環境問題(地球温暖化、洪水、生物資源保護等)による樹木の伐採規制が強化されています。それに加えて中国を初めとするアジヤの経済発展による高級木製住宅需要は増大しているのです。その結果、木材の需給の逼迫がおきています。

  需要が在り拡大しているのに供給が先細りなのです。その結果、今まで人類があまり利用して来なかった種々雑多な樹木が集成材に加工する事によって建築材料として有用になっています。しかし自然界に存在する天然木が全て安全な保証はどこにも無いのです。

樹木はそれぞれの樹木自体を周辺に存在する様々な生物(他の樹木、動植物=菌類や細菌)から守る為に天然の防腐剤であるフイトンチッドなどの様々な物質を発散させています。これを蜜蜂が集めたものがプロポリスで天然の抗生物質などと言われますが、その殺菌消毒作用にはそのままたの生物を死滅させる毒という負の側面が表裏一体となって存在しています。これらの厳しい密林に太古から生息してきた未知の木材の発散する未知の防腐作用成分に対する人間の免疫反応がどう在るかは未確認です。特に個人差が在るアレルギー反応は調べようもありません。人類が今までに全く利用して来なかった種々雑多な木材にたいする研究はこれからで「現在の住居はまさしくその人体実験の様相」を呈しているのです。それらの樹木には、伐採後もかなり長期にわたって木の脂が残留しそれらからは周囲に自前防腐剤が周囲にじわじわと発散しているのです。しかも最近の住宅はアルミサッシの高機能化により機密性が向上し、しかもエヤコンにより夏冬ともに窓がぴったりと閉じられ、しかも騒音や大気汚染が在る為、窓を開ける事に抵抗があり、その結果ますます換気が不十分に成り、人間特に在宅時間の長い主婦や老人に問題を及ぼす危険性が高いのです。

 天然物質の危険 http://www.iph.pref.hokkaido.jp/charivari/2004_06/2004_06.htm

 その様な人類が未経験の樹木の発散する化学物質に対して現在は、全く規制も調査もまた研究も皆無で野放しの状態です。もし漆やそれ以上に有害な樹木が集成材に混じっていたらどんな恐ろしい危険があるか分かりません。

第三の問題は昔は長い時間を要した乾燥や製材期間が短縮された事です。

 昔は山で切り出された丸太は山や谷川に暫く放置され、筏に組んで港に運ばれ、さらにそこで貯木場に放置され、製材所が購入しても暫くそきまま野積みにされていました。その長い期間の間に徐々に乾燥し、木の癖をとり、その結果樹脂や水分が環境と拮抗安定して加工しても変形しない優れた建築材料になるように仕向けられていたのです。山で伐採されてから10年近い歳月を経て漸く製材されていました。さらに製材した材木は木工所や工務店の倉庫に運ばれてそこで陰干しされ数年乾燥して反りやねじれを出し切って漸く建築用材とし利用されていました。しかし、最近は貯木場も製材所も殆ど見かけません。聞けば大木材会社や王手住宅産業の大工場の木材乾燥装置に入れられてあっと言う間に乾燥してすかさず製材されているそうです。従来の様な長期間をかけた製材では資本効率が下がり、経費や金利で採算は悪くなり、急な需要に間に合わずしかも径年による劣化や虫食いで歩留りが落ちて儲けが無くなってしまうからです。

 参考 http://www.homarewood.co.jp/bassaiseizo.htm#木材乾燥処理 
 行政の補助金http://www.city.noshiro.akita.jp/reiki/reiki_honbun/ar24105401.html
 人工乾燥と重油http://www.mars.dti.ne.jp/~hibari/column/column4.html 

  その結果今まで長年寝かされている間に発散していた木の脂や様々なフイトンチッドと言われる危険な物質はおそらく殆ど残ったままです。杉や檜の自然林では強力な結核菌も死滅する滅菌力が在るのです。それらが木の内部に残留したまま急速乾燥で固化して、それらを含有したままて新築住宅の建設現場に送られ、しかも、従来であったら棟上げから半年から1年をかけて建設されていた住宅は3日で立ち上がり着工から一月もしない間に新居となり入居者が越してきているのです。今まで安全であった杉、檜、松や欅等という木材が現在の工期の非常に短縮された住宅で安全であるかどうかは未確認なのです。

  参考人工乾燥  http://www.homarewood.co.jp/jinkoukansou.htm

★最も化学物質等の影響を受けるのは家庭で一番守られるべき弱者です。

 しかも、その様な化学物質には在宅時間の少ない体力の在る壮年よりも、家に長くいる老人、女性、乳幼児、妊婦などの内蔵機能の弱い人々がより長く晒される悪循環が存在しているのです。

 最近この10年間(阪神大震災以降)で私の本当に身近な周辺で新築の一戸建て住宅やマンショに入居された方や大改装(リフオーム)された方が合計で9家族ありました。その中で入居後1年から2年で癌を発症された方が5名で1名を除いて女性で、入居1年程で体調を崩され、何れもあっと言う間に死亡されました。それ以外に原因不明の病気で亡くなられた方も4名で全員女性です。たしかに全員60才以上の方でした。勿論家族構成者の数の合計は約20名ですからほぼ半数程は確かに何の問題も無く健全にしておられます。

 偶然ナノか、それとも何か原因が在るのか分かりませんが、粗悪品に気を付ける様に記している聖書の記録には考えさせられます。皆様の周辺にもその様な事例が在ればご紹介ください。

  と言う事で粗悪品を禁じる聖書の記録のご紹介でした。

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先生は建築にお詳しいですねえ。小生は345とあるように、これはピタゴラスの定理で矩のだし方のことです。ところでクレオソートくらいは良いのかと思ってたのですが、認識甘いですか。

2007/8/4(土) 午前 7:47 [ 栓次郎 ] 返信する

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aamen345様コメントを有り難うございました。クレオソートはもう30年程前から発癌性が問題化しています。以前(30年近く前)NTTに奉職していました時、これが問題になって全て黒い電柱(クレオソート注入柱)の整備取り替え工事が前倒し発注したことがありました。以下のリンクもご覧ください。
http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/seirogan-creosote-01.html

http://www2.sala.or.jp/~bandaikw/news/pestcide/ec_creosote2001.htm

2007/8/4(土) 午後 9:04 [ 油食林間 ] 返信する

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素晴らしいブログ、ホームページありがとうございます。
毎日「傑作」ボタンを押しています。
私も20年前に新築し、10年後に家内が原因不明の病に冒され、今年の2月に亡くなりました。家内は一日中家の中にいました。もしや……。

2009/12/10(木) 午前 7:29 [ petero ] 返信する

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petero様

コメントをありがとうございました!! そうでしたか!! でもそれだけ年数が立っていればと思います!! 大抵の方は2〜3年で発病されているようです。

後、クリーニングの取り次ぎをされている方に同様の事が言えるかと思います。多分トリクレン等の溶剤の揮発成分が関係していると思っています。

2009/12/13(日) 午後 11:40 [ 油食林間 ] 返信する

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そうですか。こんなに医学が進んでも原因不明の病がまだまだあるんですね。
長女はクリーニングの会社で働いていました。去年結婚退社しましたけど。大丈夫だと良いのですが。

2009/12/15(火) 午前 7:58 [ petero ] 返信する

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petero様

医学はドンドン進んでいますが、医師の方のお話しによると最先端の医学の結論は2〜3年でコロコロと覆り、3年前の治療法は怖くて使えないと聞きます!!

もしかしたら医学は漸く創世記の第一章を迎えたばかりではないでしょうかね!!

そして、医学が本当に進んで病気の原因を解決できたら医師は全員失業し、病院は顧客が減少しいずこも経営破綻し、医療は廃れ健康学全盛時代となっているはずですがね!! 爆!!

まだ病気について本質も治療法もわかっていないのが医学の現実かとおもいますよ!!

2009/12/15(火) 午前 10:06 [ 油食林間 ] 返信する

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なるほど。
それにしても先生はあらゆる方面の知識に精通しておられ、毎日ブログを拝見するたびに驚きの連続です。
聖書研究の記事では今まで聞いたこともないことばかりで目から鱗って感じです。
歴代誌以降の解説を再開してくださることを切に願います。
こんな素晴らしい牧師先生のいらっしゃる教会員の方々が本当にうらやましいです。

2009/12/16(水) 午前 7:46 [ petero ] 返信する

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