原典聖書研究

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犬と鈴(カレブとアクサ=リンリン鳴る) 士師記1章12節

毎朝のデボーションに読んでいる聖書箇所が今日から士師記に入りました。士師記は70人訳の異本があり、最初の方がアレキサンドリヤ写本で下がバチカン写本です。両者は殆ど同じですが所々ずいぶんと相違が有りなかなか興味が尽きません。早速直訳です。

●旧約聖書ヘブル語原典士師記1章12節直訳

12 ・ そして彼は言った カレブ(犬) 所は 彼は撃ち殺さした  を キルヤテ(城塞の) セフエル(書物) そして彼は捕らえる 彼女 そして私は与える に彼 を アクサ(リンリン鳴らす) 娘私 に女

●旧約聖書70人訳ギリシャ語アレキサンドリヤ写本士師記1章12節原典 直訳

12 ・ そして 彼は言った カレブ する所は とにかく 彼が打った(為) その 町を その 書記らの そして 彼が前に下に取った(為) 彼女を、 私は確かに与える 彼に その アスカン 娘を 私の 中へ 女。

●旧約聖書70人訳ギリシャ語バチカン写本士師記1章12節原典 直訳

12・ そして 彼は言った カレブ する所は もし 彼が打った(為) その 町を その 書記らの そして 彼が前に下に取った(為) 彼女を、 私は確かに与える 彼に その アスカン 娘を 私の 中へ女。

●旧約聖書ヘブル語原典士師記1章12節意訳

12・そしてカレブは書記の城塞を陥落さした。そして父オテニエルの言葉通り娘のアクサ(リンリン鳴る)を妻に娶った。

今から、3400年も大昔の一大ロマンスがお分かりでしょうか ? 恋した男はカレブ(犬) 娘はユダ部族の有力者オテニエルの愛娘。その名もアクサ(リンリン鳴る=「お鈴」日本語にするとちょっと古いかな?) 名前から分かる事はカレブは「 犬 」と呼ばれていた事からおそらく物をもらったりする差別用語ですから乞食かあるいは被差別階級と思われます。しかし、難攻不落の書記の城塞を陥落させた褒美に高嶺の花であった美しい名家の娘アクサを娶ったのです。

めでたし、めでたし、と言うわけです。しかし、娘アクサにとっては大変な環境の変化でした。何しろ夫の境遇はもう一つ。どうやら新居はネゲブ(ユダヤ南方の乾地)と言うわけで作物も、牧畜も大変困難な地域に嫁入りする事になったのです。

しかし、夫カレブ(犬)は中々の知恵者でした。父親が持参金代を提案したならすかさず「二つの泉(へブル語は水盤ギリシャ語はメテオス=隕石) 」を欲しいと言えとアクサをそそのかし、見事その池をもらい受けるのです。「おそらく隕石孔にたまった大きな池と思われます。)

と言うことで、今日はパッピーエンドとなった今から3400年前の大ロマンスのご紹介でした。

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カレブの娘がアクサです。
オテニエル(カレブの弟ケネズの息子=カレブの甥)がアクサに「父(カレブ)に願って耕地をもらうように」促した。とありますから、井戸を、手中にしたのは、オテニエルです。 削除

2016/5/18(水) 午後 1:19 [ ミルトス ] 返信する

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> ミルトスさん
お! なんか錯綜していますね。時間が出来たら早い目に記事訂正しますね。感謝!!

2016/5/18(水) 午後 3:14 [ 油食林間 ] 返信する

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