原典聖書研究

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真実の報いは死

真実の報いは死 
今日は聖書の読み方を考えさせられる箇所でした。早速直訳です。

旧約聖書 ヘブル語原典 サムエル記第機22章14節 直訳

14 ・ そして彼は答えた アヒメレク を その 王 そして彼は言った そして誰 中で全ての 奴隷らあなた として ダビデ 信頼(or真実)されている そして花婿の その王 そして彼が逸れた に 近衛隊あなた そして重くされている 中で家あなた

旧約聖書 70人訳ギリシャ語原典原典 サムエル記第機22章14節 直訳

14 ・ 彼は答えさせられた その 王に そして 彼は言った そして 誰が 中で 全てに 奴隷らに 当てたの 様に ダビデ 信頼は そして 婿 その 王の そして 司らの 全ての 指揮官 (ヘブル語=近衛隊)あなたの そして 中で栄光 中で その 家 あなたの?

旧約聖書 ヘブル語原典 サムエル記第機22章14節 意訳

14・祭司のアヒメレクはサウル王に答えた。「あなたの家来たちの中でダビデほど信頼されている人が有りますか?あなたの壻ではありませんか。それにあなたの近衛隊長であなたの家で彼程重用されている人が有るでしょうか?」

  今日の箇所は聖書全体の読み方に通じる事が記されています。それはキリストが真実を話して十字架で処刑された様に、サウルの時代の祭司アヒメレクもダビデについて真実を語ったが故に一族郎党処刑されたと言う事なのです。

★真実と真理の言葉(アレーセイヤ)の訳に関しては以下(真理は誤訳で正しい訳は真実)のリンクをご覧ください。
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/shinri.html
http://blogs.yahoo.co.jp/semidalion/1197041.html

 もしこの時、アヒメレクが一昨日見たダビデの妻ミカルの様に機転が効き、とっさに嘘が上手に喋れたら祭司達は処刑を免れえた事でしょう。彼はダビデが「悪い男で嘘を言い脅迫されたのでいたしかたなく剣とパンを与えた」と言えれば助かったのです。しかし、彼はうっかり真実を口にしてしまったのです。「ダビデは正しい立派な家来だ。」とダビデを誉めたのです。その言葉は結果的に「ダビデが悪人で王位転覆を狙う謀反人だから殺害しなければならない」と主張しているサウロ王そその家来達の面前で迂闊にも語ってしまったのです。この言葉は「ダビデを殺害しようとするサウル王が悪人であるという真実を衆目にさらす」結果をもたらすのです。だから真実を言った祭司アヒメレクをサウルは名誉の為に殺害せざるを得なかったのです。 

 じつは、これ(=真実を語るものは死の報いを受ける)は聖書が語っている根本的基本原則ナノです。聖書の主題の一つは「義人の受難」です。ヨブを始めとして何れの時代にも「この地上で真実を言ったものはその報いとして死を被るった」と聖書は記録しているからなのです。いくつか例を上げておきます。

 パウロやペテロにはじまってキリストの使徒たちを始めとする初代教会のキリスト者は多くがローマ帝国によって処刑されました。その理由は明白です。自身を神として皇帝崇拝をギリシャ人達に要求したローマの進駐軍に対して彼らキリスト者は「敢然とローマ皇帝が人間である事を主張し、皇帝礼拝をしなかった」からです。そう真実を言ってそれに従った行動が彼らに死を報わさしたのです。

  新約聖書や、今日ご紹介したアヒメレクだけではありません。旧約聖書の他の預言者のイザヤもまたダニエルも死刑に処されました。(ダニエルは死刑では死ななかった)ですから聖書は真実を言ったものに対して地上で人間が報いてくれるものは死なのです。(死には無視や追放や除外などの生きる事を困難にする不当な差別的報復も含みます。)勿論、死後に義の故に迫害されたものに対する祝福がある事も聖書は記しています。(マタイ5章10節他)

そして現在でもその聖書が語る真実(義人の受難)は普遍です。

  数年前に雪印食品の牛肉偽装事件のおり、その不正を告発し輸入肉を国産と偽っていると真実を語った西宮冷凍という会社が有りました。その告発の報いは利用していた顧客企業全社が倉庫から品物を引き上げたのです。そう食品の産地偽装は業界の常識立ったのです。その結果不正=真実を告発した西宮冷凍は企業の死=倒産の憂き目をみました。

  今日のさまざまな分野で「誰かがもし何か真実を言ってみる」と、この聖書の教えが正確で正しい事を経験出来るでしょう。建築士が、食品産業が、経済誌が、政治家が、教育者が、裁判官が、流通業界が、生物学者が、教師が、生徒が、不動産屋が、医師が、弁護士が、薬剤師が、農家が、輸入業者が、官僚が、警察官が、新聞記者が、マスコミが、妻が、夫が、子供が、塾教師が、美容師が、大学教授が、牧師が、信徒が、....もし本当に自分が見聞きした真実を(あるいは心で思っている事や感じている事を正直に)語ったら、その人は今日の聖書の言葉が教える「真実の報いは死である。」事を経験出来る事でしょう。

  聖書が言っている事は認めるにはかなりの洞察力と勇気がいりますが簡単な事なのです。「神がおられるから、神に反逆した人間の住むこの地上では必ず悪が勝利し、正義が負ける」と言うのです。 これが聖書の教えの根本です。そして、その「悪が全ての分野で勝利している」と言う事=その具体例となる「真実を話すなら」必然的に今の世で地位や権力を得ている人を悪人呼ばわりする事になり、その結果。真実を言った人は死=無視=報復を被る事になるのです。

  今日は分かりやすい聖書の基本原則のご紹介でした。 

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