原典聖書研究

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逃亡町野営(マハナイム)

今日も神様の報復について考えさせられる箇所でした。早速直訳です。 

旧約聖書 ヘブル語原典 第二サムエル記 17章24節 直訳 

・ そして ダビデ 彼が来た マハナイム(比Gn32:3,2S2:8)へ そしてアブシャロム(私の父は平和) 彼は越えた を そのヨルダン 彼 そして 全て 男の イスラエル 共に彼

旧約聖書 70人訳ギリシャ語原典 第二サムエル記 17章24節 直訳 

24 ・ そして ダビデ 彼は通し来た 中へ マナイム、 そして アベサローム 彼は通し来た その ヨルダンを 彼は そして 全て 男 イスラエル 共に 彼。

旧約聖書 ヘブル語原典 第二サムエル記 17章24節 意訳

24・ダビデが漸くマハナイムの城塞に着いた時には、アブシャロムは父を殺す為に早ヨルダンを渡河しイスラエルの全軍が彼に従っていた。

  人生には考えもしない事が起きるものではないでしょうか。ダビデにとって、「まさか自分があのサウル王朝終焉の地マハナイムの城塞に落ちぶれて辿り着く」とは夢想だにしていなかった事でしょう。そして、早くも最愛の息子アブシャロムは父ダビデを殺す為に、皮肉にもダビデが手塩にかけて育て上げたイスラエルの精鋭を率いてダビデに追い迫っていたのです。 

  35年前サウル王家は対ペリシテ戦に破れ、首都ギブアを追われました。あの戦争で生き残れたのはサウル王の末子イシュボシエテ(恥の人)と王子ヨナタンの息子メフイボシエテとその子供達や家族でした。特に痛ましいのは老いた女性たちです。そこに妾達や家来達もその子供達を従え、取るものを取り敢えず、空腹をかかえて辿り着いたマハナイムに、35年後にダビデも全く同じありさまで多くの家族を引き連れ、無残に汚れ果てた着の身着のままの姿で女達や子供達を従えて、飢えと渇きに苛まれながらサウル王が死んだ時と同年代になっていたダビデもそこに漸く辿り着いたのです。

  彼の脳裏には当然、自分が35年前にお世話になりながら見捨てたサウル王家の経験が自分の身の上と完全に重なっていた事でしょう。あの時ダビデはペリシテ軍の陣営に身を置き、戦後情報を察知したダビデは王権を創設すべくヘブロンに居を変えてサウル王家に大きな脅威を与えたのでした。その時に、サウル王家の人々が味わった経験が全く同様に自分の上に再現したのです。ダビデには「この事の意味する事」がよくよく分かった事でしょう。「あなたがした様にあなたもされる。」と言うオバデヤ書15節の言葉そのままの経験をダビデは経験させられたのでした。

  またこのマハナイムの町は、イスラエルの族長ヤコブがハランに追いやられた20年後に帰途に昔騙して長子の権利を奪った兄エサウとの再会を前にして怯えて宿営したのもこの場所(マハナイム=野営の意味)でした。

  本当に、自分がした行為をそのまま自分に返して下さる神様を恐れて生きる事の大切さを教えられる所です。と言う事で今日は逃れの町として多くの不幸な人達が逃れ住んだマハナイムにダビデもまた追ってを避けて逃れ住み、人生について深く考えさせられた町=逃れの町マハナイム(=野営)であるとう言う事のご紹介でした。

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あなたがした様にあなたもされる。本当にそうだと思います。
ダビデという人間性にすごく惹かれます
あれほど神様をしたっているにもかかわらず、その本質にある生々しい人間の弱さが伝わってきます

2007/9/30(日) 午前 5:28 [ kunivisyo ] 返信する

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おはようございます! 本当にそうですね。聖書はダビデの弱さをそのまま書いているのでしょうね。そしてダビデはおとなしくそれに従っています。なかなら出来ない事だと思います。すぐ「ナゼ?なんでわたしが!」と成りそう!! その点、我が家のお犬様も偉いです。与えられた境遇によく従っています!! わたしの信仰の先生は犬です!!

2007/9/30(日) 午前 7:50 [ 油食林間 ] 返信する

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