原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。2018年5月29日より新投稿不能31日回復しました。

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ソロモンのプロパガンダ(政治的宣伝)

聖書はなんとも理解に苦しむ書物です。早速その箇所をご紹介します。

旧約聖書 ヘブル語原典 列王記 第一 4章20節 直訳 

20 ・ イエフダー そして イスラエル 多いら として その砂 所は 上 その海 に多い 食べているらは そして飲んでいるらは そして喜ぶらは

旧約聖書 70人訳ギリシャ語原典 列王記 第一 5章1節(4章21節) 直訳

05 01 ・ そして 彼らが合唱(or舞踊)し続けている その 下に立っているらは 

  今日は翻訳は後回しにして説明を先に記します。実は、今日読んだヘブル語原典の4章全体は全て詩文=歌=賛美歌になっているのです。

  その賛美歌になっているのは列王記第一の4章1節から20節で、ヘブル語原典では21節からは5章になっていてます。 そしてヘブル語原典の5章は翻訳の18節ではなく5章の14節が追加されて32節まで有ります。

  そして今日記したのはそのヘブル語で賛美歌になっている4章の最後の節なのです。ではこの歌の終わりの部分を翻訳してみましょう。

 「イエフダーとイスラエルは増えた。 海の砂の様に増えた。食べて、飲んで、そして踊り明かそう。」

  興味深い事に70人訳はこの部分を全く異なった訳文にしています。意訳してみましょう。「ソロモンの家来達はこの様にいつまでも贅沢三昧していた。」まあこんな所でしょうか? 

  ヘブル語の原文は、まるで何処かの独裁国家の体制賛美歌の様です。王様とその家来達が韻律で書き連ねられそして、最後にこの繁栄を謳歌する下りが来ているのです。

  国民に「ソロモン国王と国家の指導者達を賛美させ、特権階級のもの達が贅沢三昧している」のが、ソロモン治世の特質と言う事なのです。そして、ソロモンもその不摂生で慢性で悪質な生活習慣病になり52才で若死して、その後を継いだ愚かな息子レハブアムのさらなる増税政策に愛想を尽かした国民が離反し国家が南北に分裂したと言うのは、必然のなせる業だと言う事ではないのでしょうか?

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