原典聖書研究

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母子相姦

母子相姦

今日は昨日に引き続いて列王記の第一の15章を読みました。本当に寒けのする箇所でした。 早速直訳です。長いので翻訳は省略しますので説明は★印に進んで下さい。

旧約聖書 ヘブル語原典 列王記第一15章1、2、10、13節直訳 

01・そして中で年の 8 10 にその王 ヤラベアム 息子の ナバト 彼が 王した アビヤム 上 イエフウダー 
02・3 年ら 彼が 王した 中でイルシャライム そして名の 母彼 マアカ(圧搾、比較Ch13:2) 娘の アビィシャロム
10・そして40ら そして 1 年 彼が王した 中でイエルシャライム そして名の 母彼 マアカ(圧搾) 娘の アビィシャロム 
13・そしてさらに を マアカ(圧搾) 母彼 そして 彼は逸れさした彼女 から女王 所は 彼女が作った おぞましい にそのアシエラ(or幸せ) そして彼は断ちきった(or契約を結んだ) アサ(心霊治療or悲しげな) を おぞましい 彼女 そして彼は焼いた 中で激流 キデロン(薄暗い)

旧約聖書 70人訳ギリシャ語原典 列王記第一15章1、2、10、13節直訳 

01・そして 中で その 8そして10 年に 王しているの イエロボアム 息子の ナバテ 彼が王した アビウ 息子は ロボアム 上に ユダ 
02・そして 6 年 彼が王した、そして 名 その 母 彼の マアカ 息子の アベサロム
10・そして40 そして 1 年は 彼が王した 中で ヒエルウサレーム、そして 名 その 母の 彼の アナ 娘は アベサロム。
13・そして その アナ その 母 彼の 彼が下(or共)に立たした その 無い 存在する事 支配している(女)を、丁度同じように 彼が作った 出道 中で その アシエラ 彼女の、 そして 彼は外に打(or切)った  アサ その 下に下らす(ギリシャ語=カタデユセース、ヘブル語=おぞましい事柄) 彼女のそして 彼は中で火した 火に 中で 冬増水 ケデロン。

 ★前後関係を纏めて説明するとこう言う事です。

 ダビデ王の息子で父にクーデターを起こして死んだアブシャロムの娘▲マアカは父の腹違い従兄弟にあたるソロモンの息子●レハブアムと結婚して■アビヤム王子を産んだ。そして実の息子■アビヤムによって彼の母▲マアカは身ごもりアサ王子が生まれ彼が父アビヤム王の王位を継承した。王となったアサは自分の母の▲マアカが余りに淫らなので王母の位から追放し母が作ったアシエラ像をキデロン川で火で焼いた。

 なんとも言えないダビデ王朝の退廃ぶりです。昨日ご紹介出来なかったのですが14章の22節から24節にはエルサレム神殿には沢山の偶像ばかりでなく神殿男娼までいたと記録されているのです。

 よくもまあ神さまはこんな酷いダビデ王朝を即座に滅亡させずに、長い間ながらわせられたと感心させられます。聖書を詳しく読んで行くと母子相姦による子の王位継承の記録は、決してここだけだけではないのです。それらはまた追ってご紹介する事になるでしょう。

 原文は紛れもなく母となっているのですが、列王記第一の15章の1節に有る様に■アビヤムの治世がたったの3年なのでその子ではなくアサは弟だと言う理解ができる可能性があります。しかし、■アビヤムには歴代誌第二の13章21節には14人の妻が居て22人の息子と16人の娘がいたと(歴代誌第二13章21節)なっていて一概になんとも言い切れません。

また歴代誌第二の11章21節には●レハブアムの複雑な家族構成がしるされ妻が18人息子28名、娘60人と記録されています。●レベアム王は、その18名の妻の中でことさらにアブシャロムの娘▲マアカを愛し、その子■アビヤムを無理矢理世継ぎにしたことが記されています。おそらく●レハブアムの▲マアカ寵愛、▲マアカの■アビヤム寵愛というゆがんだ家族構成が浮かび上がるのです。そして、聖書には一言も記されてはいませんが▲マアカはこの上もなく魅力的で美しい魔性を持った女性である事が思われるのです。

  そして、またこの同じ歴代誌には■アビヤムの母は▲マアカでは無くミカヤとなっていて相反する記録も存在します。しかし、歴代誌が編集されたのはイスラエルも南王国ユダも破滅しバビロン捕囚から帰国した時代ですからこの出来事が起きている時代から記録までに5百年の時間の経過後になります。ですから歴代誌の記録をそのまま受け取るのは少し考えものです。

また、▲マアカの父アブシャロムに関して、サムエル記第二の14章27節には息子が三人で娘はタマル(同名の妹とは別人)と記されています。どこにも彼の娘▲マアカの名は無いのです。しかしアブシャロムは父ダビデの妾と公衆の面前で関係を持ち(サムエル記第二16章22節)、その時のダビデの妾たちから娘が生まれたとしても何の不思議も無いのです。もしその時の娘が▲マアカだとすると、父の妻に息子が産ませた娘で、「法的にはダビデの娘で実際はダビデの息子アブシャロムの娘」と言う複雑怪奇な境遇である可能性も高いのです。それ故に彼女の名が▲マアカ(圧搾)という不可解な命名が成されたのではないでしょうか?

  と言う事で複雑な聖書の記録を踏まえながら、素直に聖書を読むとやはりこの時代のダビデ王朝の堕落は凄まじく母子相姦が普通に起きていたとするのが自然のように思われます。

 こんな罪深い人々を先祖に持ったダビデ王の家系にキリストが誕生された事は、これほどの酷い罪人でも罪から救われて天国に行くためにキリストが来られたという事を教えているのではないでしょうか? と言う事で、今日はなんとも心の重くなる「ダビデ王朝の堕落の凄まじさと、神さまの救いのご計画の意義」を思わされる聖書の記録のご紹介でした。

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こんな罪深い人々を先祖に持ったダビデ王の家系にキリストが誕生された事は、これほどの酷い罪人でも罪から救われて天国に行くためにキリストが来られたという事を教えているのではないでしょうか
アーメンです! 初めまして

2012/8/13(月) 午前 8:19 ニール 返信する

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