原典聖書研究

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さようなら(シャローム)

今日は有名なアラムの将軍ナアマンの箇所でした。早速気になる箇所の直訳です。直訳に感心のない方は★に進んで下さい。

旧約聖書 ヘブル語原典 列王記第二 5章18節19節直訳 

18・にその言葉 その此の 彼が勘弁する ヤハウエ に奴隷あなた 中で来る事の 主私 家の リィモォン(絶壁)に自分自身を平伏さす事の そこへ そして彼 担がれているは 上 手私 そして私が自分自身を平伏させる 家の りモン(絶壁)中で自分自身を平伏させた事の私 家の リモン(絶壁)そして彼が勘弁する どうか ヤハウエ に奴隷あなた 中でその言葉 その この。 
19・そして彼は言った に彼 あなたは歩け に平和 そして彼は歩いた から共に彼 離れての 地 

旧約聖書 70人訳ギリシャ語原典 列王記第二 5章18節19節直訳 

18・そして 彼が確かに自分の為に宥める 主は その 奴隷に あなたの 中で その 中へ来る事 その 主を 私の 中へ 家 レムマン 礼拝する事 彼を そして 彼が確かに時分の為に上に上方休む 上に その 手 私の そして 私が確かに礼拝する 中で 家 レムマン 中で その 礼拝する事 彼を 中で 家 レムマン そして 彼が確かに自分の為に宥める それだから 主は その 奴隷に あなたの 中で その 言葉に この事に。
19・そして 彼は言った エリサイエ ナイマン それだから 中へ 平和を。そして 彼は離れ来た から 彼 中へ デバラタ(ヘブル語=キブラテ=離れて)その 地。

旧約聖書 ヘブル語原典 列王記第二 5章18節19節 意訳

18・ただこの事だけはヤハウエにお許しを願う。私の主人、王が神の宮でリモンの像に礼拝するときに、私が王を支える役目なので私も王と一緒にリモンの宮で平伏さなければなりません。この現実だけはヤハウエの神がその奴隷である私をご容赦頂けます様に。
19・それを聞いたエリシャは「行きなさい。さようなら。」と言った。そしてナアマン将軍はその地を離れた。 

  ★今日も昨日に引き続いて「シャローム」と言う言葉のご紹介です。一体何と訳したら良いのか本当に迷います。「平安が有る様に。」と訳出すれば、エリシャは「神さま信じているナアマンが偶像礼拝する事を許容した」と言う事になります。しかし、この言葉は同時に別れの挨拶ですから「さようなら」と訳出すると、「もうあなたは神さまとは無関係ですよ」とエリヤが「ナアマン将軍を見離した」様な印象になります。どちらナノでしょうか?
  
  ナアマンはアラムの王の第三の人(注:戦場で王の戦車に搭乗し実際の作戦や指示を成すだけではなく、王の側近中の側近として護衛長の役を意味する。)でしたから、四六時中王に付き添い、神殿での礼拝中でも警護のため王に付き添わなければなりませんでした。その意味でナアマン将軍の「リモン神像礼拝」は自主的な物ではなく「職務上の上に他動的偶像礼拝」と言う事になり、是非の判断は難しいものがあるかと思います。

  しかし、モーセの十戒は明白に「偶像に平伏す事」を禁じていますので、明白に「偶像礼拝の罪」で聖書の規定によれば当然「死刑相当罪」です。しかし、当時の一般のありさまを見る事も必要です。

聖書を読めば明白ですが、この時代の歴代のイスラエルの王はもちろん、ソロモンを初めとする歴代のユダの王も「エルサレムの主の神殿にバアルやアシタロテを安置して率先してその偶像を礼拝していた」と記されています。その様な時代の事ですから、神さまも選民の堕落の酷さにはあきれ果てておられた事でしょう。ですから、その様な当時の常識を勘案すると、ナアマンのこの申し出は「特筆に値する潔癖な宗教心の模範」ということに成るかと思います。

 そうすると、エリシャは偶像礼拝に心を痛めているナアマンに「平安あれ!=そんな事、気にする必要はない」と言ったと考えるのが妥当かとおもいます。しかし、「さようなら」と訳出し、エリシャはナアマン将軍に失望し決別の意味で「シャロームと言った。」と解釈するのもこの言葉が意味している事の範疇だと言う事です。

 と言う事で今日も「シャローム」と言う言葉の持つ意味の広さのご紹介でした。余分ですが、今日でこのブログを終わりにすると言う意味では決してありません。 

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