原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。

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ギリシャ語のおしっことうんこ 

  今日は、アルファベットの最後の4つ φχψω を覚えていいただく日です。 

  教会ではギリシャ語で聖書を学び始めてもう14年程が過ぎてしまいました。その中で小学生が二人クラスを終えてくれました。さすがに講読は続きませんでしたが初級は終えてくれました。小さな子供の視点は本当に教えられます。

  冒頭のギリシャ語の綴りをみて、「ギリシャ語がおしっことうんこをしている。」と言ってくれました。なるほど確かにいわれて見るとその通りです。

  これは下書き「ι=イオータ」といって合音の印なのです。

 これは古代の発音の名残りですから発音には一切関係ありません。しかし、語の判別には便利ですから記憶に止めておいて下さい。 

  この他にも、ギリシャ語ではよく二つや三つの語が連結し、しかもそれらに接頭語や語尾等の接尾辞が繋がります。すると時には、母音がいくつも連なってしまう事が在るのです。そんな時には大抵約音や合音して省略されたり別の母音になってしまうのです。

  これらには詳細な決まりがあります。一例を上げてみましょう。

  ε+ε=ει  ο+α=ω  ε+αε=η  ややこしそうですね。

これだけではなくさらに応用問題もあります。 

  η+η=ηのおしっこ(フオントが無いのでこうしました。) 

 これらは音便の規則のほんの一部分です。しかし私たちはギリシャ語で文章を書くわけではありませんから、これらの規則は覚える必要はありません。

  しかし、こんな決まりがある事を知っていれば何故ギリシャ語が複雑に変化するのかが理解出来ると思うのです。

  確かに文字で書くには中々複雑な合音の規則ですが、いざギリシャ語を耳から聞き そして読む様になるとこれらの規則は当たり前の事になります。

 そう、母音を連続して聞いたり、発音するのは不可能に近いのです。だからこんな規則が在るのです。 

  他にも流音という音もこの様な省略や転音が起きます。それらは λμνρの含まれる場合で、特にこれらの音やγが連続したり、重なる時にはやはり音便が起きます。

   特にこの流音λμνρ文字の同じ物が2字連続する時にはつまって「ム」や「ン」という音になりますので覚えておいて下さい。

μ+μ=ム   ν+ν= ン

  と言う事で今日はギリシャ語でおしっこやうんこをしている様に見える下書きイオータや合音、流音の音便(ベンでは無くビンと読んで下さいね! )の簡単なご紹介でした。 

 追記:冒頭のギリシャ語は新約聖書ヨハネの黙示録 12章5節4節に使われている言葉です。最初はラブドオ=杖の与格単数、次がシデエラ=鉄の与格単数、最後がカタフアゲー=下に食う為に=「食い尽くす」と言う言葉のアオリスト接続法3人称単数で「彼が食い尽くした為」と言う意味です。いずれも語の最後に下書きイオータが使われているので引用しました。

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