原典聖書研究

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α の音の響き

ギリシャ語単語記憶の秘訣その2 α の音の響き

 女性名詞の活用変化を記憶頂く間に昨日に引きつついて「ギリシャ語の音には意味深い響きを持っている」と言う事をご紹介しています。  

昨日は「ギリシャ語の語の最初の音にβ=B=ベの音か来ると大抵の単語は否定的な意味で、しかもそれは日本語にも良く似ている」と言う事をお話ししました。今日はその続きでお約束した様に α=A=あ の音の意味をご紹介します。

日本語でもアの音で始まる言葉は結構好ましい意味の言葉が多いかと思います。

アイ(愛)、 アタラシイ(新しい)、アゲル(あげる)、アタタカイ(暖かい)、 アリガトウ(有り難う)、アス(明日)、アンゼン(安全)、アサ(朝)、アデヤカ(艶やか)

  ギリシャ語も「α=A=あ」の音で始まる言葉には良い意味の言葉が結構多く以下の通りです。

αγαπη(アガペー=愛)
αγαθοs (アガソス=善)
αληθεια(アレーセイヤ=真実)
αγωγη(アゴウゲー=導きor生き方)
αδω(アドオ=私は讃える)
ακλοs(アクロス=最高の)
αινοs(アイノス=賛美)
αγιοs(ハギオス=聖)
αρχη(アルケー=支配、統治)
αιωναs(アイオーン=時代、永遠)
αμωμοs(アモーモス=傷の無い、無欠)

 勿論言葉ですから否定的なものも有りますが、聖書の中で特に重要な 愛、善、真実(又は真理)と言う三大重要語が「α=A=あ」で始まることから、「ア」の音にはかなり肯定的なニュアンスが含まれている事が分かります。

こんな事をご紹介しているのは、ギリシャ語は言葉を翻訳して伝わる事丈ではなく、実際に発音して耳から聞く時の音その物によって伝わるニュアンスが聖書のギリシャ語の文字にはかなり含まれていると言う事なのです。

ギリシャ語よりもさらに古い言葉であるヘブル語は、ヘブルゴが朗読される音を耳から聞くだけで伝わって来る物がかなり多く含まれています。

  これらの古代の朗読されて耳から聞く事を前提にして記されているものを、ただ文字面丈を翻訳文字文にして、他の言葉に翻訳してしまうと原文が持っている荘厳さや深刻さ、に加えて心地よさや不快さなどがすっかり失われてしまいます。

結論から言うと、古典は耳から聞いて心で理解するものであり、文章にしてしまうと味もそっけもない無味乾燥な文字になってしまうと言う事なのです。

だから、是非、女性名詞の最初に紹介したガラテヤ人への手紙5章22節の「み霊の実)や 主の祈り(新約聖書マタイの福音書6章9節〜14節)などを原典で歌の様にして読むことをやって頂ければと思います。最初は全く意味不明でも一月も毎日繰り返していると自然に覚えてしまい、ギリシャ語の学びが進むとすっかり理解して感情を込めてそらんじることが出来る様になります。

出来れば近い内にこれらの箇所の音読もご紹介しようと思っています。

今日は、ギリシャ語は音読して初めて原典の言っている事の深い理解に至ると言う当たり前の事のご紹介でした。

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semidalionさん、お世話になっております。
アナリティカルレキシコンが届きました!
洋書ですので開いて見てもよくわからないです。
時間が空いた時でいいですから、使い方を教えてください。よろしくお願いいたします。 削除

2007/12/27(木) 午前 11:28 [ 円 栗巣塔 ] 返信する

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アナリテイカル届きましたか。私の物と同じかどうか分かりませんが今日はその使い方を簡単にご紹介してみました。何でもコメントに書いて下さいね!

2007/12/27(木) 午後 5:09 [ 油食林間 ] 返信する

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