原典聖書研究

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形容詞の用法

形容詞の用法

 今日は形容詞の変化を覚えていただく最後の日です。名詞と全く同じですからきっともうすっかり慣れていただいた事でしょう。

 ところで実際に形容詞がギリシャ語の文中で使われる時にきっと皆様は名詞の変化と同じなのでどれが形容詞でどれが名詞なのか分かりにくいというややこしい現実に直面されるでしょう。

  そんなとき、心配は無用です。形容詞も名詞も全く同じ語形変化をすると言う事は、どちらも全く同じと見なしていただくと良いのです。

  形容詞が主格でいきなり登場していればそれは形容詞の名詞的用法というわけです。特に明日から一週間掛けて学ぶ冠詞とくっついた時には特にその傾向が顕著です。

  注意点ですが形容詞が名詞と修飾関係にある時には必ず性と数が一致します。(格は合う必要はありません) 

  分かりにくいので以下に例を上げてみます。

 例えば αγθοs ανθρωποs と書いてあると 「 良い人間 」となります。 

  それからギリシャ語には基本的に語順による意味の制約はありませんのでανθρωποs αγθοs も同じ意味になります。

  勿論この場合は前に来た方が強調されていますので 人間は 良いと言う風なニュアンスを持ちます。これは形容詞の述語的用法と言って動詞(存在する=ギリシャ語のbe 動詞にあたるειμι)が省略されていると見なすそうです。 もちろんαγθοs ανθρωποs も文脈によって同じ述語的用法と取る事も在ります。 注意して下さい。

  要するにコイネーギリシャ語は会話なのではっきりした文法ではなく、前後関係で意味の通じる様に判断すると言うのが結論です。

 まあ実際に名詞や形容詞の変化形をテニオハに置き換えて並べてみると修飾関係とか属性的用法などと難しい事は全く知らなくとも、間違えてしまうような事はありません。

  一点、気を付けていただきたいのは文の初めにいきなり属格の名詞、形容詞が連続したり、また対格の名詞形容詞が連続してどこにも動詞の主語らしき言葉が無いときには、いずれも独立属格、あるいは独立対格の用法といってその語で始まる文の主語と成る場合があります。


  以上が大変大雑把ですが形容詞の使い方で注意する事です。

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