原典聖書研究

ギリシャ語はギリシャ語の書庫や聖書関連記事は「無題」の書庫です。2018年5月29日より新投稿不能31日回復しました。

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イナゴと蜂蜜  マタイ3章4節 ナザレを見捨たイエス マタイ4章13節 

 今朝、ギリシャ語で聖書通読をしたのはマタイの3章と4章でした。面白い箇所が在りましたのでご紹介します。
  先ず第一はマタイ3章4節です。ギリシャ語原典からの直訳は以下です。

・彼は も その ヨハネは 彼は持っていた その 着物は 彼の から 毛織 ラクダの そして 帯を 革製の 回りに その 腰 彼の、その も 食料 彼がであった 彼の イナゴ そして 蜂蜜は 野は(を)。

 考えさせられたのは、洗礼者ヨハネの服装と食物です。ラクダの毛の着物ですから、かなり高級品でした。やはり大祭司の家のご出身だけあってこれが普通だったのでしょう。しかし、問題は食物の方です。イナゴと野蜜と言う事ですか一体どんなふうにして手に入れてどんな風に料理して食べたのでしょうか?

 私の想像ですが、イナゴはおそらくヨルダン川の周辺の草原、当時はまだ大草原(ヘブル語ではアラビヤ)が残っていました。当然稲科の植物が多いでしょうからそこには沢山のイナゴが生息していたことでしょう。特にイナゴの産卵場所は砂地ですからヨルダン川流域ではいくらでも採れたと思われます。

 次に野蜜ですが、これは原文では野の蜂蜜ですから、ヨルダンの密林にいた野生蜜蜂の巣から掻き採ったとするのが妥当でしょう。勿論、紀元前7世紀の段階でギリシャには養蜂家がいた様ですから、ヨハネがその様な養蜂の技術や知識を持っていたとしても何の不思議もありません。

  さて、次は料理法です。それぞれをそのまま生で食べたと言うのも一つの考えです。しかし、違うだろうと思います。何故なら蝗と蜂蜜を少量ずつ採って食べるのは結構大変だからです。私の子供時代はまだ終戦直後でしたから初秋に良くイナゴ取りをして佃煮にした食べた記憶があります。以下に簡単に料理法を記しましょう。
  
  先ず野にいるイナゴを袋か籠に取ります。網で取らなくても手でいくらでも採れます。取った蝗はそのままでは直に死んで腐りますか調理します。まず鍋にお湯を沸かします。そのお湯をなにかでグルグルかき混ぜながらイナゴを中に放り込みます。何故水をかき混ぜるかわかりますか? そう、イナゴは水に浮く上にハネ足で水から飛びだして茹でれないのです。だから水を回してイナゴの目を回してお湯から飛び出せない様にするのです。

 茹でるとイナゴは奇麗な赤色になります。そして水を捨てて鍋に残ったイナゴに蜂蜜をかけてそのまま水分を飛ばすと、イナゴに飴状になった蜂蜜が上手く絡まり美味しい佃煮が出来上がります。

  これは、大変美味しい上に、タンパク質もビタミンもカルシウムもたっぷり含んだ滋養在る食品の出来上がりです。しかも、壺などに入れると長期保存が出来ます。形はグロテスクですが味は最高です。一度試されるとやみつきになる事請け合いです。 

さてもう一カ所は マタイ4章13節です。以下はそのギリシャ語原典からの直訳です。

 ・そして 後に残したは その ナザレを 来たは 彼が定住した 中へ カペナウム その 側に湖 中で 境界 ゼブルン そして ネフタリム。

  驚くべき言葉があります。二番目に登場する言葉です。ギリシャ語のカタレイポー と言う言葉で、文字通りに訳すと、「見捨てた」となります。と言う事はイエスキリストはご自分の産まれ育った町を「見捨てた」と言う事になります。

後に、この町の会堂で説教した折り、町の人が怒り出し町の立っている崖からキリストを突き落とそうとする出来事が記されています(ルカ4章28節)わかる事ですが救われる見込みの無いよほど罪深い不信仰な人々が住む町だったのでしょう。

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