原典聖書研究

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左の頬を向けろ

 左の頬を向けろ マタイ5章39節 

  今日はご有名なイエスキリストの教えを、ご紹介する事に致しましょう。

「右の頬を打たれたら、左の頬を向けなさい。」と言う言葉です。まず文脈全体の直訳をご覧ください。

新約聖書マタイの福音書5章38節から42節直訳。

38 ・あなた方は聞いた それは 彼が言われた、眼を 対して 眼 そして 歯を 対して 歯。
39 ・私は も 私は言い続けている あなた方に 無い 逆らって立つ事 その 邪悪に。反対に 懸かる所の者は誰でも あなたを 彼が棒で殴り続けている 中へ その 右 頬を 〔あなたの〕、あなたは振り返れ 彼に そして 他を。
40 ・そしてその 意志しているに 裁かれる事 そして その 下着を あなたの とる事、あなたは放置しろ 彼に そして その 服を。
41 ・そして 懸かる所の者は誰でも あなたを 彼が確かに用事に人を使う  ミリオン(1.5キロ)一、あなたは行き続けろ 共に 彼 二。 
42 ・その 要求するに あなたを あなたは与えろ、そして その 意志しているを から あなたの 利子をとって金を貸す事 無い あなたがから離れて転じさせられた。

  面白いですね!  ギリシャ語の原文の本来意味は「右の頬を棒で殴られたら」と言うことです。確かにかなり後期には平手打ちをも意味しましたが、やはり原文は棒で殴られたと言う意味と取った方が良いでしょう。 
  なにかキリスト教と言うと、旧約聖書の「目には目、歯には歯」と言う報復の論理と違って「愛と無抵抗」が売り物になっています。しかし、原文のギリシャ語で聖書を読むとその様な「愛と無抵抗」はキリストの教えではない事は自明です。

  今日の箇所で重要なポイントがあります。それは一般の翻訳で「しかし、」あるいは「反対に」と叛意接続しに訳出されている言葉はその様は訳し方は間違いである事を示しています。

  この接続しは短い「δε=デ」と言うもので「順接」を表しています。この接続しに叛意をもたせるには何処かに 「μεν」と言う小辞が必要なのです。しかし何処を見てもその様な物はありません。 

 ですから、この箇所は「あなたがたは目には目、歯には歯というとこを聞いています。だから私は言います。.....」と訳されるべき文脈なのです。

  さて、そうすると今日の箇所の「棒で頬を殴る」と言う表現が生きてきます。その様な酷い暴力にひるむことなく。「良くやったな、こちらの頬も殴ったらどうだ!」と言う意味で左の頬を相手に示しなさいと言う事になります。

  続く40節もなかなか意味の在る文面です。これは裁判になっている状態を前提にしています。ですからここで言っているの、下着で裁判までする人に対しては取らせて(原文は「放置しろ」となっています。)とする人には、「それを放置しなさい。また上着も」。となります。

  さらに続く、41節では「強制労働又徴用」と言う言葉が使われています。これは軍隊などで力ずくで人に権利を正当に踏みにじる行為を指しています。当時のユダヤや地中海世界は全て、強大な軍事大国ローマの植民地でしたから、極普通に市民が経験していた現実だったのです。

   その制限は1・5キロであっとた言われています。そのような「横暴な勝者による不法な強制徴用に対しても、それをものともせずに倍の3キロ思い戦争物資を運んでやれ。」と言う意味なのです。 

 そして、最後の42節では「要求する人がいたらやれ、そして あなたから借りる事(or利息を取る事)を願っている人を、あなたは返すな。」となります。これをどのように訳すのは難しい所ですが。原文のままで通じますので変に翻訳しない方が良いかと思います。
  とするとこの42節の箇所は「くれと言う人にはやれ、そして借金を願う人は追い返すな。」と言う意味です。

  わかりますね。「目には目」と言う事であなたが「目を人から取る」立場ではなく、人があなたから「復讐に目をよこせ」と言う人がいたら 、あなたは「目をその人に上げなさい」と言うのがこの箇所の意味です。

  と言う事で問題は自分が復讐される側においてこの文脈を読むとギリシャ語の原典そのままで何の解釈も必要なく理解できるのです。 

  ここだけではありません。多くの聖書翻訳が沢山このようなボタンのかけ違いをしているのです。

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