原典聖書研究

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ユダの誤算

ユダの誤算 マタイの福音書 27章3節〜5節

20日に読み始めたマタイの福音書、今日最後の章を読み終わりました。今日一番印象に残ったのは、イエスを裏切った事で有名な12弟子のユダの首吊り自殺です。

とりあえず原語のギリシャ語を直訳したものをここに紹介します。

直訳
03 ・その時 見たは ユダ その 側に引き渡したは 彼を それは 彼が下に判決された 配慮を変えさせられたは 彼は転じた その 30銀貨らを その 大祭司らに そして 長老等に 
04 ・言ったは、私は罪を犯した 方に引き渡したは 血を 罰を受ける事の無いを。その も 彼等は言った、何を 方に 私達? あなたが あなたが確かに見た。
05 ・そして 投げ捨てたは その 銀らを 中へ その 宮 彼は上に別れ(退い)た、そして 離れて来たは 彼は自分自身を絞め殺した。

翻訳
3・ユダはイエスが有罪にされ、処刑されることを見た。彼は驚いて銀貨30枚を大祭司と長老に返した。
4・私は罪を犯した、彼が罪に定められるはずが無いので引き渡したのに。大祭司達は行った「それが何だと言うんだ! 
5・ユダは宮でその銀貨を彼らに投げつけ、上に上がり首を吊って自殺した。

 不可解なことがあります。もし一般に言われている様にユダがイエスを銀貨30枚で大祭司らに殺されることを承知で売り渡し裏切ったのなら、自殺するのは不自然です。

 わかることですが、3節にある「転じた」そして4節の「罰を受けることの無いを」と言う表現が大切なことを教えています。ユダは大祭司にキリストを引き渡しても有罪にされまた、絶対に処刑される様な事は無いと思っていたことが伺われるのです。
  
 ユダの頭の中を見てみるときっとこうなっていたのではないでしょうか。

  イエスは正しい人で、大祭司達もきっとイエスを捕らえて尋問すると必ずメシヤである事がわかる。神に立てられた祭司様や聖書学者が間違っても、何の罪も犯していないこのイエスを間違っても処刑する様なことは絶対無い。だから私は、イエスがキリストであることが手っとり早く祭司様によって認められる為、イエスを祭司様の手に渡すのだ。それで銀貨30枚が手に入れば一石二鳥だ!! 」

  きっと、こういう物だったのではないでしょうか。だから、キリストを売り渡したのです。彼が信じていたのは「人間社会は健全に機能し、裁判では必ず正義が勝つ」という普通の日本人が持っている国家に対する認識と同程度の物であったに違いありません。

  しかし、真実は違ったのです。社会は聖書の言うように悪が支配し、多くの裁判は、悪が勝利すると言うことをユダは知らなかったのです。

  だから、彼はイエスキリストを銀貨30枚でうり、そして死刑か確定したのを見て、驚き。今までの自分の心の拠り所を喪失して死を選んでしまったのです。 

  今日は、キリストの教えを聞きながら、一般の社会で考えられている現世肯定の思考の中で理解したユダのお話でした。

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