原典聖書研究

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ハルマゲドンの戦い

ハルマゲドンの戦い ヨハネの黙示録16章16節 

 今日はヨハネの黙示録の中程を読み進みました。ギリシャ語としては本当に簡単な箇所で、難しい単語も全く登場しません。殆どが70人訳の出エジプト記にしょっちゅう登場する単語ばかりで動詞の時制も分かりやすい物ばかりであっと言う間に読めてしまいました。

  7章の4節の14万4千人や13章18節の666の数字など良く知られた有名な箇所が在りましたがが、ただそれだけのことで特別な意味はそこには見いだされないように思います。と言うことで、最も有名なハルマゲドンの戦いの箇所を取り上げて、今日はお茶を濁すことに致しましょう。

ヨハネの黙示録16章16節 ギリシャ語原典の直訳
16 ・ そして 彼が集めた 彼らを 中へ その 場所 呼ばれている ヘブライ語 ハルマゲドン。

翻訳にします。

16・そして彼(龍=サタン)は彼らを( 14節の地の王達)を例の場所に集めた。そこはヘブル語でメギドの山(ハルマゲドン)と呼ばれている。

何の解釈も不要な単純明解な文章で解釈の余地は全くありません。あまり聖書をご存じ無い方の為に簡単にメギドの山(ハルマゲドン)について説明しておきましょう。

 この場所はケニヤからエチオピアを経てアカバ湾で北折れした紅海地溝帯(アフリカプレートとアラビアプレートの亀裂)が地中海に折れ込むヨルダン構造線の終端にあたります。当然のこととしてこの場所はアフリカ大陸からパレスチナを経由してアジアやヨーロッバに向かう南北の陸上通商路の東西に横切るリニアメント(構造線=谷筋)という地形になっています。

  と言うことは古代世界の貿易路を支配して富を得ようとする列強諸国が覇権を競い合う戦略(地勢学)上の重要拠点と言うことになります。と言うことでこの場所では常に戦闘が繰り返されてきました。聖書の中では士師記の4章にカナン(貿易商人の意味)人の王ヤビンとその将軍シセラをイスラエルの女預言者デボラとバラク(閃光の意味)が激突しカナン軍の900両の戦車を撃破し、イスラエルに大勝利をもたらしたという、古代イスラエルのカナンの地定住後の最初の総力戦の舞台となった場所です。そしてそれから約800年後イスラエル王国が分裂後南ユダ王国が独立した時代の最終王のヨシュア(ギリシャ名イエス)がこの地域に拡大するバビロン王ネブカデネザルの進出をくい止めるためにカルケミシの戦に向かったエジプト王パロネコの領土通過を阻止しょうとして、敗北を帰したイスラエル(正確には南王国ユダ)滅亡の戦争の舞台となった場所なのです。

  これがメギドの山(ハル=山、マゲドン=メギド)と言うことなのです。と言うことで地上の神の国の滅亡する戦いと言うことになります。
 と言うことでこのハルマゲドンの戦いが意味することは、この地上では「神様に従う勢力はこの世に属する神様を信じない異邦人との戦いに破れる」と言うことを教えているのです。そう、神様がおられ、神様が記された聖書の最後の結論は「神様がおられるから、神様を信じる人は神様を信じない悪の勢力に大敗を帰す」と言う事を教えているのです。

  じつは此れは最初の人間アダムとエバの堕落いらい、一貫して聖書が教えている基本原則なのです。
「神様がおられるからこの地上では必ず悪が勝つ、正義は負ける。」と言うことがハルマゲドンの戦いの意味することなのです。

  と言うことで、この地上で勝利し,地位を得て、権力や富を得ている人々こそ悪魔その物かあるいはその手下かその仲間で、正しいことや正義を大切にする人々はその悪の勢力に立ち向かうことも出来ず必ず敗北すると言うことナノです。

  これが、聖書の教えているこの地上の結論なのです。勿論、黙示録を読み進めばわかることですが、「この世界の消滅後に神が新しい天地を再創造され、この地上で敗北した神様を信じる正しい正義の人々は祝福を与えられ、この地上で地位や財産や富を得た人々は地獄に落とされそこで永遠に苦しめられる」と黙示録に記されているのです。

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