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●写真は、「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」の表紙
◆◆☆★☆★☆★☆(^_-)v◆◆ 「こんばんは、毛利小平太です。 −霊談忠臣蔵−」 ◆◆★☆★☆★☆★☆★☆◆◆ 2016/11/08 ◆建康は薬(サプリメント)よりも食事で 「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 池田玄鶴先生の医療哲学から◆ 最近の宣伝で気になるのは、健康を維持するための薬(サプリメント)です。膝の痛みを取る薬、体の痛みを取る薬、元気の出る薬、二日酔いや食べ過ぎに効く薬、皮膚を若くする薬、イボを取る薬、医師の処方箋なしで手軽に買える薬がたくさん売られています。
わたしの小説「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」に登場する医師、池田玄鶴先生は毛利小平太に、医師になるように勧め、仁術の医師の道を伝えます。江戸時代では朝鮮人参という煎じ薬が人気がありました。万病に効くという朝鮮人参は、1服1両から2両もするので、ひと月飲むと30両も40両もするのです。いまのお金にして40万円ぐらいでしょうか。10両盗んだら死刑という時代ですから、そんな大金を庶民は都合がつきません。
そこで、女の子を吉原の遊郭に売り飛ばしたり、田んぼを担保にして借金をしたり、大金を医師に支払って朝鮮人参を買ったのです。ところが、池田玄鶴先生は朝鮮人参を一切売りませんでした。「仁術の医師は薬を売らず、暮らしの改善を指導する」というのです。患者が毎日、どんな暮らしをしているのか。どんな食べ物を食べているのか。それを尋ねて、問題点が見つかれば、それを改善させるのです。
玄鶴先生は、病の原因はまず食事にある。体が太っているのは、食べ過ぎでこれが一番病の元になるので、腹八分目。七分目にしなさい、というのです。食べたいだけ食べて、病となり、高い朝鮮人参を飲んでも、病気は治らないのです。太れば、体に血液を送る心臓に負担がかかる。心臓が悪くなれば、頭に新鮮な血液が行かなくなり、最も大切な生活の指針を失う。暮らしを指導する船頭が病の船は、人生の航海で迷い、最後は沈没してしまうことになるのです。
大病になってから薬に頼るのでなく、食事と生活を改善して病を予防しなさい、と玄鶴先生。ただ、藪医者は、薬を売ってもうけることばかり考え、患者にどんな薬を売ろうか、藪の中を歩いて、薬になる薬草を探してばかりいます。患者の暮らしを診ないで、藪ばかり見ているから藪医者というのです。たしかに、患者に薬を売らないで、食べ物の話ばかりして病気が治ったら、医者は失業してしまいますからね。
毛利小平太は、玄鶴先生から仁術の医師の道、命がいかに大切なものかを学びます。そして、吉良邸への討ち入りに参加しない決心をします。
●西遊記の猪八戒(右端)、三蔵法師の姿は理想的ですね
飽食の時代といわれます。食べ物は安くなりたくさん食べられます。特に、もっとも危険なファーストフード、カップ麺などは味付けを濃くして、人工調味料をメチャメチャ添加しています。自然な味を忘れてしまい、科学的に作られた味に慣れて、いくらでも食べられるようになってしまうのです。飼育ケージに入れられて、食べさせられている家畜のように太ってしまいます。やがて孫悟空の物語に出てくる猪八戒のような体になってしまいます。スラリとした三蔵法師の姿が理想的な体型ですね。わたしはそれをめざします。 ◎ こころって体に宿るね猪八戒(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …………………………………………………………………… ◆「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 忠臣蔵、最後の脱盟者毛利小平太の言い分とは? 小平太「討ち入りせず」に真の武士道を見た。 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 …………………………………………………………………… |
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